長年、会計事務所と一緒に仕事をしていると、結構な確率で「税理士資格はないが、NO2の立場にあるベテラン職員」が存在します。
一般的には「所長代理(役職者)」のような立場で、年齢も50代、60代の方々です。
彼らは人一倍顧問先を担当し、若手職員の良き相談相手で、顧問先からの評価も高いことが多い。
即ち、「所長にとってはなくてはならない人材」です。
しかし、いかんせん「税理士資格」を持っていない。
だから、彼より若手で、仕事も彼ほどできないけど、税理士資格を持っている若手の方が給与が高かったりします。
「資格を持っていないから仕方ない」と諦めていますが、内心忸怩たる思いのはずです。
もし、そういう「資格がないけど大事なベテラン」をないがしろにすると、モチベーションが下がり、事務所にも悪影響が出てきます。
そういう「資格のない所長代理(役職者)」をいかに輝くようにするか?
これについて過去の例を紹介したいと思います。