6月15日の出版記念セミナー受講者の声で分かった会計事務所のMASへの姿勢
SWOT分析、KPI監査、採用サイト、事業承継「見える化」コンサルタントの嶋田です。
6月15日に東京神田の会場とzoomで「SWOT分析とBSCを活用したKPI監査の実務と事例 出版記念セミナー」が開催されました。
会場には15名程度、zoom参加者は50名。
SWOT分析、KPI監査のノウハウやKPI監査実例等を私と他5名の講師で講演をしました。
このセミナーで紹介したのは、会計事務所のMAS業務や表面的な予実チェック、経営相談に終始している経営支援の専門家に、KPI監査という武器がどういうものか解説しました。
「SWOT分析ベースのKPI監査」を行う事で、顧問先の経営に介入して行動プロセスをモニタリングして行こうというものです。
このセミナー受講者のアンケート結果からいろいろな関心の高さが伺えました。
1,SWOT分析とKPI監査へ興味を持っている税理士、コンサルが多い
アンケートは回収率が80%とかなり良かったです。
その具体的声として、今回のテーマである「SWOT分析とKPI監査」に「興味がある」「研修に参加したい」という声がほぼ100%でした。
まあ、当たり前と言えば当たり前ですけど(その気があるからこのセミナーに参加した訳ですから)
やはり具体的な再現性あるスキルを持つことは経営支援としても重要なファクターと言えます。
世界で普遍的に使われているメソッドを使って経営支援した方が顧問先への説得力も高くなります。
本格的にSWOT分析とKPI監査ノウハウを習得したいなら、6月24日公開した「KPI監査士検定初級」がおススメ。
2,経営計画作成に商材対策の根拠を示したい税理士、コンサルが80%
今回の出版記念セミナーでは私以下5名の税理士、コンサルが「SWOT分析とKPIベースの中期経営計画とKPI監査モニタリング」の指導事例の発表を行いました。
参加者はいろいろな業種(食品製造販売、石油販売、計測機器販売、部品製造、飲食業)の「SWOT分析とKPI監査ベースの経営計画とKPI監査モニタリング」事例を聞く、興味深く視聴されていました。
経営計画書作成支援をしているコンサル、税理士は多いですが、業績の差額を埋める理論根拠を商材ベースで具体化する支援をしている方がどれ位いるでしょうか?
SWOT分析とKPI監査は
「何故その売上になるのか」
「何故その粗利になるのか」
「結果、どうやってその営業利益を叩き出すのか」
が超リアルに表現されます。
しかも、こちらからアドバイスをせずに、先方経営者が自ら意見を言い出す仕組みです。
だからこのスキルを求める方が多いのでしょう。
3,MAS業務を強化したいという声は70%
やはり今後の会計事務所の付加価値づくりや差別化としてMAS業務をしないという判断はないようです。
一部の専門特化型事務所ならMAS分野には手を出さなくても十分食べていけるでしょう。
また大手会計事務所なら専門部署を持っているかも知れないので、監査担当者がMASをしなくてもいいかもしれません。
しかし一般の中小零細企業がメインの税理士事務所にとって、「経営改善、業績改善まで介入する」事をせずに、経営者や後継者に認められる事が難しくなっています。
だから70%の会計事務所がMAS業務を強化したい、研修があれば参加したいという声になっているのでしょう。
RE経営では私が12か月かけて、会計事務所のMAS担当者の育成とコンサル部門のブランディングを行うプログラムを用意しました。
顧問先を招待してリアルSWOT分析、KPI監査を現場体験できるだけでなく。会計事務所独自もMAS監査事例集出版まで行うものです。
4,経営者塾形式で顧問先に支援したい方は60%
今回のアンケートには経営塾や後継者塾の開催を検討しているかも設問にしました。
すると60%の方が「検討している」とのこと。
やはり日頃の監査担当者の月次監査や訪問だけでは拾いきれない経営課題を一緒に共有するには「社長塾」「後継者塾」などのシリーズ演習型勉強会がうってつけです。
下記は私が講師となり、会計事務所が主催している「KPI経営塾」のプログラムです。
演習を通じて、経営者と職員の課題共有や未来共有をする事で、より「経営伴走支援」が現実化していきます。
※経営塾、後継者塾の企画検討の方、私の講師依頼を検討の方は随時、メールでお問い合わせください。
こちらのページもいかがですか?
無料電子書籍ダウンロード
「これを無料で渡すんですか?」と同業のコンサルタントがビックリしたマニュアルをご提供!各種コンサルティングマニュアルを揃えております。
コンサルティング現場実例ノウハウ
「こんな実例ノウハウを、こんな価格で売るって正気ですか?」と仲間のコンサルタントがあきれた「コンサルティング現場で活用した実例ノウハウ」があります。クライアントとの面談や会議で、また研修時に「見せるツール」しかも記入実例付きのリアルテンプレートを豊富に掲載。