SWOT分析、KPI監査、経営承継可視化コンサルタントの嶋田です。
中小零細企業のコンサルで成果が上がらない原因の一つに、「会議で決まった事を決まったように実行しない」ことが挙げられます。
せっかくいろいろな分析をして、良いアイデアや具体策を提案したり、会議で決めたのに・・
人手不足や多忙な状況で会議決定事項まで手が回らないという事です。
しかもそれが融資や補助金採択に直結する事なら、最優先で取り組むかも知れませんが、通常の状況だと「目先の事を優先し、即効性のないものがは後回し」にしてしまいます。
コンサルタントとしてそういう事が何回も続くと、そのクライアントに対しての思いが弱くなるばかりか、クライアント側も自らの責任は置いといて「会議で決定しても実行されないから、コンサルタント料がムダだ」と解約されるのです。
私自身も過去このような経験は何社もあります。
せっかくコンサルに入っても市場の読み間違いとか具体策の不適合、固有戦略の不作為とかでコンサル契約を切られるなら、コンサル側の責任も大きいので納得です。
しかし、クライアント側の「有言不実行」の責任をコンサルに押し付けられる事は、忸怩たる思いです。
では、その問題はどうすれば改善されるのか?