2025.4.6 脳トレの為、ブログだけは生成AIに頼らない?
毎日生成AIに触れて何らかの回答を貰っています。
生成AIを使えばこういうブログネタもたくさんアイデアをくれるので、ブログ書きが楽になったと思っている方もいて、実際にたくさんのブログを生成しているのでしょう。
確かに生成AIはテーマを言うだけで、多くのヒントとアイデアを大量に出してくれます。
私自身も「コンサルティングチェーンプロンプト」を開発し、いろいろな場面で活用しています。
ただ、このブログだけは生成AIを使わないと決めています。
生成AIを使えば、分かりやすい表現で、多様なアイデアで、刺さる言葉ができる筈です。
しかし、敢えてそれを使いたくないのです。
何故か?
1,自分の語彙力と文書力を維持したい
これまでブログメルマガを1800本作成し、出版物も20冊を世に出しています。
たくさんの文章を書いてきました。
今でも時間があれば、このブログを書く習慣がついています。
一つのブログを書く時間がだいたい20~30分程度。
恐らく生成AIを使えば、10分位できれいな文章ができるのでしょうけどね。
たくさんの文章を書くことでそれなりの語彙力がつくし、分からない言葉があればGPTやグーグル検索で調べます。
そこで「なるほどそういう意味か」「そんな言い方があるのか」と気づきます。
Webがない時代は辞書でいちいち引いていたから、覚えも早かったですけど、時間が掛かっていました。
ネット検索で楽になった分、忘れやすくなった気がします(加齢のせいかも?)
もしこういう文章作成や調べる行為をしないと、どんどん語彙力も文書力も落ちていくのではないかと不安です。
其れじゃなくても、齢60を超えて、記憶力が低下しているので。
2,文書を考えることで脳が活性化
文章のネタや構成、文字書きは脳の活性化や認知機能の維持に効果があると思っています。
毎日同じ仕事をして、同じ様な時間配分で、家でも同じようなルーチンの繰り返しだと、脳が錆びついていくように思います。
だいたいこういうブログを書くのは私のルーチンとしては、午前中の空き時間に限定しています。
脳がまだ疲れておらず、アイデアが湧く時間帯です。
文章は思ったことをただ書くだけでなく
●誰に何を言いたいのか
●この文章の帰結点、ゴールは何か
●どういう目次、構成で何文字位で締めるのか
●このブログを通じて、どんなきっかけや仕掛けをしたいのか
等いろいろ考えながら、文書を考えつつ、入力しているのです。
こういう思考こそ頭の体操になっていると思うし、チェーンプロンプト開発にも役立っていると思っています。
3,生成AI依存症になりたくない
何でもかんでも生成AIを使って回答を求めるようになると、どんどん依存度が高くなるのでしょう。
スマホがないと普通に生きていけないように、多くの人間はスマホ依存症です。
それが、これからは生成AI依存症になっていく訳です。
結局生成AI依存症とは、自分なりの考えを整理する前に、いきなり答えが出るので、思考力が必要ないのです。
思考をしない人間は、物事の判断ができなくなり、その判断も生成AIに依存するようになります。
いかに生成AI時代とは言え、果たしてそれでいいのか?と言う問題意識があるのです。
生成AI依存症は我々から思考力を奪い、浅い思考の判断力のない人間を作り出していくのでしょう。
4, オリジナリティを考える脳を維持したい
ブログに生成AIを使わないと決めたのは、オリジナリティを考える脳を維持したいからです。
恐らく生成AIもプロンプト次第ではオリジナリティのあるアイデアを出してくれるのでしょう。
でもそれは自分の脳みそが考えたオリジナリティではありません。
AIの方が優秀だとは分かっていますが、自分の脳みそで考える事こそ大事なのです。
このブログでも、コンサルティング現場でもオリジナリティを考える習慣があるから、それなりのコンサルティング商品や企画が弊社からリリースされているのです。
誰かのアイデアをマネしてとか、誰かのノウハウの追従をあまり良しとしない自分の性格もあるかも知れませんけど。
当然、コンサルティングノウハウを精度向上にはいろいろな方のノウハウや考えを追加してブラッシュアップはしています。
という訳で、せめてブログだけは生成AIを使わず、どこまで頑張れるか試しています。
もし脳がどんどん弱くなってきたら、生成AIに任せる時が来るかもしれませんけど(笑)
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