個人の人生戦略、キャリアデザインを決める為の「パーソナルSWOT分析」が、ついに全国大手書店、アマゾンなどで発売されます。これまで、「ビジネスSWOT分析」に関する書籍は、4冊書いてきましたが、今回は完全な個人用です。ライフイベントを入れた個人収入と支出計画の実例や独立起業の5ヵ年行動計画など、「パーソナルSWOT分析」から導かれた戦略を「おカネ」と「行動計画」に置き換えています。
「貧乏暇なし」という諺は、コンサルタント業界の為にあるのでは、と思う事があります。というのは、コンサルタントや中小企業診断士と称している人の70%(これは感覚ですが、特に地方ではほとんどそうです)が、「単発・低価格コンサルティング」で、まさに「貧乏暇なし」状態です。今まで、数十人のコンサルタントやコンサルタント起業希望者の相談に乗り、アドバイスをしてきた感想です。
モチベーションアップは、サラリーマンであれ、経営者であれ、それをコントロールできればスゴイ結果になりますよね。長年SWOT分析を事業所向けにコンサルティングをしていますが、SWOT分析から生まれた「積極戦略」が、具体的で可能性があると気づくと、経営者も幹部も積極的な行動をとります。積極的な行動をとれば、何らかの成果があがるのは当たり前です。
今回は、番外編です。日頃はコンサルティングやSWOT分析に関する記事を掲載していますが、今回は息子の就活に私がどう関与しているかについて書きます。私の息子は今大学3年生。就活に入る時期に差し掛かっています。どの大学生もそうでしょうが、「就職の目的」がハッキリしていない段階での企業選びは「知名度優先」「規模優先」「労働条件優先」になりがちです。理系学生なら、ある程度選択が明確になるでしょうが、うちの息子は文系。ある意味、何にでもなれるし、これといった明確なスキルやウリがあるわけではありません。
コンサルティング業界もソフトがどんどん進化し、コンサルティング実例も積みあがっています。どことは言いませんが、ある大手コンサルタント会社のコンサルティングの進め方がちょっと危険水域に入っているようです。私は外部の人間ですから、その大手コンサルタント会社がどうなろうが、関係ないのですが、そのコンサルティングの進め方をもって「これがコンサルティングなんだ」と思われる事は、業界として迷惑なので、敢えて書きます。
今、ますます脚光を浴びる「SWOT分析」という経営戦略立案メソッド。
- 金融機関の事業性評価スキル
- 会計事務所が推進しているローカルベンチマークや早期経営改善計画での根拠立案スキル
- 社労士が経営顧問に入る際の戦略スキル
- コンサルタントの差別化スキル
- 経営指導員などの専門家の必須スキル
単発プロジェクトや研修なら、最初から契約期間や期限が過ぎれば終わりになります。しかし、顧問契約みたいな「継続契約」は、期限のない契約です。こちらが大きなミスとかしない限り、解約はないはずですが、実際はミスがなくても途中解約は起こっていしまいます。
昨年の北海道財務局に続き、今年の5月8日に九州財務局で「事業性評価 SWOT分析によるアプローチ」という同じタイトルでセミナーを開きました。
そういえば、これまで採用面接では新卒、転職含めて数百名、新卒社員向け導入時研修では約2000名位触れ合ってきました。クライアントが中小中堅企業中心だから、大企業のようなものではないにしろ、面接官としてダメな求職者の態度や行動はだいたいわかります。その経験を踏まえて、息子に渡したA4の「就活戦略アドバイス」を特別に掲載します。転職面接にも有効だと思います。
あるニュース番組で見た話しです。北欧の企業では、ある社員が急に、「明後日から2週間休みます」と申請してきても、上司も同僚もあたふたしないそうです。それは引継ぎのパターン化ができており、その人が今何を、どうしているか、すべて「見える化」されているので、誰でもリカバーできるということでしょう。今、日本では「働き方改革」が話題の中心にありますが、議論は「残業時間抑制」「時間効率化」などの個人努力に重きが置かれ、仕組みやルールについてはまだまだ追い付いていないようです。
先週の日曜日に、再度息子と就活戦略検討会を実施した。息子は「経営コンサルタント会社」を就活ターゲットにすることに腹が決まったようだ。ただ、まだ3年生の夏ということ、在京の大学ではないことから、いまいち、真剣みが薄いとも感じたが。それでも、今後の戦略は大事だ。そこで、どんなことをアドバイスしたかと整理する。
コンサルタントとして業務を開始した昭和62年頃は、まだ各自に1台のパソコンはなく何とかワープロを個人で購入して、企画書やレポートを書いていました。私のワープロ遍歴は、8台位あります。それから平成23年頃になって、初めてアップルのマックデュオを購入しました。しかし、上手く使えなかったですね。その後、自宅ではiMacを購入し、いろいろしているうちに慣れてきました。でも、データ作成は多くはWordやExcelなので、ノートPCをWindowsに切り替えてから、私のノウハウのデータ化が始まりました。
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