その会計事務所は、一般にあるように認定支援機関として経営改善計画書を支援しています。しかし、多くの会計事務所が作るような数値と総論の経営改善計画書ではありません。「勝つ残る明確なUSP(独自のウリ。差別化)」を入れることを前提にしています。USPとは、ユニークセリングプロポジション、すなわち「独自のPRポイントであったり、他社との差別化ポイント」です。
SWOT分析を実践しているコンサルタントや会計事務所職員から、「クライアント企業が、「強み」をなかなか出してくれない」「一般の会社だから、もともと差別化なんてない」「どうしても一般論の積極戦略しか出て来ない」そう思うのも、良く分かります。
会計事務所職員が経営者から深く聞き出せないのは「何故か」考えてみました。いろいろな会計事務所職員のロープレ研修をしていると、単純ですが、ある傾向を感じ取る事ができます。それは、経営者から聞かれた事には一所懸命、答えようとしたり、アドバイスしようとする姿勢があるという事です。これは職務特性上やむ負えない事かも知れません。 しかし、その習慣が税務関係以外の経営課題においても、狭い知見の中でアドバイスしようとすると、ピンとはずれになる事が多々あります。
ああ、今年もあと3か月弱になりました。10月25日(日)は、42kmウオーキング大会があるのに、3日前から、足が痛くなって練習ができません。早く治さないと、と少し焦りが出てきました。
今日は会計事務所のコンサルティングで感じている事を書きます。
ある会計事務所の職員との会話です。「嶋田先生、経営計画書って、正直あまり楽しい仕事ではありませんね。事務所の方針なのは分かるし、金融機関から必要性があるのも分かる。でも、数字の帳尻合わせで、赤字にならない利益計画になっても、先方の社長も私も何かしっくりこないんですよ。具体的な戦略も相手から出て来ないし…」
TKC会計事務所が作成する「継続MAS」をよりリアルに、数値の根拠まで提案する仕組みがあります。 継続MASのシステムは大変優秀な機能が盛り込まれています。私が指導する会計事務所も、今、継続MASを使った「経営計画書」の提案を重点的に行っています。
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