嶋田利広ブログ

会計事務所の職員教育

MAS業務、経営支援業務をしたいけど、重い腰が上がらない税理士の本音

SWOT分析、KPI監査、採用サイト、経営理念浸透型人事評価、事業承継「見える化」コンサルタントの嶋田です。

MAS業務経営支援業務をしたいけど重い腰が上がらない税理士の本音.jpg

弊社は

「KPI監査士検定」

「SWOT分析スキル検定」

「経営承継戦略アドバイザー検定」

と3つの検定を主宰しています。

大体の受講者の多くは会計事務所、コンサルタント、士業が中心です。

その中の2024年6月から開始した「KPI監査士検定」は多くの税理士さんが取り組んでいます。

そこでKPI監査士検定に申し込んだ税理士の個別にいろいろヒアリングしました。

そこで私から

「KPI監査、MAS業務などの経営支援業務の必要性は分かっていても、なかなか踏ん切りがつかない方が多いのですが、何がメンタルブロックになっているのか、本音を聴かせてほしい?」と。

そこで聞いた言葉が次に紹介する本音でした。

1,MAS業務への不安の本音

いろいろな不安や行動を阻害する理由が聞けました。その代表的なものが下記です。

⑴経験不足への不安

「自分の経験がまだ足りないのではないか」と感じることが多いようです。そしてそれに輪を掛けて「失敗したらどうしよう」と考えてしまい、行動に移せない

⑵顧客とのコミュニケーションの難しさ

MASをする上で「顧客とのコミュニケーションがうまくいかないかもしれない」と心配している方も。もし「自分の提案が受け入れられなかったらどうしよう」と行動する前から心配が先に立っているのです。

⑶時間とリソースの不足

これは多くの税理士や監査担当者が言うことで「新しい業務に取り組む時間がない」と。「他の業務で手一杯で、新しいことに挑戦する余裕がない」と思い込んでいるのです。

⑷差別化の難しさ

MASを積極的に行う、他の会計事務所と比べて、自分の事務所のアピールポイントがなく、劣っているのではないか」と感じています。

更に税理士だけでなく、コンサルタントもたくさんいる中で 「差別化できず、競争に勝てる自信がない」と思ってしまうことがあります。

⑸自己評価の低さ

そして 「自分の能力に自信が持てない」「自分が本当に顧問先に価値を提供できるのか」と疑問に思ってしまっているのです。

これらのメンタルブロックを乗り越えるためには、「小さな成功体験」と「模擬練習」があれば十分なのです。

 

2,経営支援業務をして顧問先からどう評価されたいか

そして、SWOT分析やKPI監査スキルを習得して経営支援業務を行った結果として、顧問先からどう評価されたいか聞くと、こんな答えと本音が返ってきました。

⑴「あなたのおかげで、経営の方向性が明確になりました。」

特にSWOT分析やKPI監査で「根拠ある経営計画書作成」の目玉が見えてきます。だから「経営の方向性が明確になる」と言われるのは自然な事です。

⑵「KPI監査のおかげで、業績の改善が実感できました。」

KPI監査を行うことで、小さな行動プロセスの数量化で企業のパフォーマンス指標が明確になり、改善の行動が少しずつ動き出すので経営者は「小さな成果」を確認しやすくなるのです。

⑶「あなたの分析はとても分かりやすく、実践的です。」

自己分析で腑に落ちる分かりやすさで言うとSWOT分析とKPI経営、KPI監査はとても納得がいきやすく顧問先からの信頼を得られます。

⑷「あなたのサポートで、銀行融資も上手く行った。」

SWOT分析、KPI監査で捻出した分析と具体策(KSF)は「根拠ある経営計画書」に直結しています。まだ検定で学ぶコンテンツにもその実例やフレームもあるので、それに沿って作成支援をするだけです。金融機関も「できたら良いなあの根拠なき数値」ではなく、「具体的商材とできる理由が入った根拠ある数値」の方が信用してくれるのは当然です。

⑸「あなたの提案で、ビジネスチャンスを逃さずに済みました。」

SWOT分析やKPI監査を通じて、企業の成長機会や可能性ある分野を見つけ出し、具体的なアクションプランを提案することで、ビジネスチャンスを最大限に活かすことができます。

これらの誉め言葉は、税理士としての専門知識と分析能力が顧問先にとってどれだけ価値があるかを示すものです。

 

3,メンタルブロックを排除する模擬訓練

弊社の検定で理屈理論、知識は動画学習やテンプレで手に入ります。

しかし、1に上げた5つのメンタルブロックがある限り、なかなか一歩が踏み出せない。

結局、本番の実践をする前に、いかに模擬訓練を経験しておくかがポイントになります。

スポーツと一緒で、練習でできない事は本番でもできないのですから。

そのヒアリングと文字化の模擬体験を増やす為に、国内で唯一の「zoomでSWOT分析ロープレ」がある訳です。

これまで「zoomでSWOT分析ロープレ研修」を受講した方はこんな感想を言っています。

⑴最初は緊張したけど、zoomでのロープレだったので直ぐに緊張が溶けた(コンサルタント)

⑵実際に質問を展開すると、途中で頭が真っ白になり、何を聞いているのか、どこに行こうとしているのか自分でも分からなくなった。多分現場でもこんなことが起こると思う。早く経験できてよかった(会計事務所職員)

⑶嶋田先生の実際の質問や文字化の現場をまざまざとみて、やはりスゴイと思った。いとも簡単に進めているけど、これが場数というものか(税理士)

⑷今回は嶋田先生から直接指導やアドバイスがもらえたのが良かった。実際に自分のSWOT分析の進め方のどこに問題があるか、自分ではなかなか気づけないから(税理士)

⑸他に3名の方のSWOT分析の進め方を見ていて、「自分ならこう進めるけど」と当事者でないと分かるが、当事者だとなかなか冷静になれないことが分かった(会計事務所職員)

⑹質問の引き出しが多い方が良いと思っていたが、嶋田先生の進め方を見たら「少ない質問で深く聞いた方が固有名詞につながる」という事が理解できた(保険パーソン)

⑺SWOT分析はまだまだ耳学問レベルだったけど、今回のロープレ経験で、顧問先にトライしてみようと思った(税理士)

⑻最初の講義で聞いた「SWOT分析不適業種」だけが避けてまず実践しようと思った。実は不適応業種の経営者と少しSWOT分析を試みて失敗した経験があった(コンサルタント)

⑼講義や教材動画だけでは分からない現場ノウハウを垣間見ることができた。こういう企画は未経験者にはありがたい(税理士)

 

今後の「zoomでSWOT分析ロープレ研修」は下記の予定です。お早めのお申込が確実です。

●2024年11月2日(土)13:00~17:15

●2024年12月7日(土)13:00~17:15

●2025年1月11日(土)13:00~17:15

●2025年2月8日(土)13:00~17:15

詳しくは下記サイトの最後からご予約下さい。

https://store.re-keiei.com/pages/zoom-swot-basic-ver

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