今回の新型コロナウイルス感染拡大でトップクラスの被害を受けた業界が「飲食業」です。
今でも3密を避ける為、稼働率を落として運営している所が多いですね。
付け焼刃的に「テイクアウト」をしていますが、そのコストと収益のバランスは取れず「やりたくないが、やらないと店を閉めるだけだから」と消極的に行っている所も多いようです。
半面、出前業者には追い風でしょう。
では、このコロナ禍で飲食店の売上拡大を図る手段や具体策とはどんなものでしょうか。
コロナ禍を「機会」ととらえ、SWOT分析を活用して叩き出した仮説です。
まだ大きな結果は出てませんが、徐々に売上回復しつつある事例をご紹介します。
1、こんな時こそリストがものをいう
以前から来店客にメアド登録やLINE登録をしているので、その顧客に新メニューやテイクアウト・デリバリーメニューをWebやSNSで紹介。
特に静止画の写真より、出来立て動画のシズル感や湯気などを上手に出したメニューは人気。
そして食材コストを減らす為、提供できるメニューを限定して、そのメニューを動画や調理人の「心意気を込めたコメント」を載せて掲載。
そうする事で特定メニューの1日の提供数量を増やすことができます。
こんな時は「何でもあるメニューより、限定メニューにしてしかも他の食材コストを抑えた分、値段以上の価値や見栄えを実現」する方がよさそうです。
しかもリストがあるという事は、従来からその店のファンやファンでもなくても一元ではないという事です。
2、デリバリーは家族向け大皿オードブル
デリバリーは増えています。
ただ配送コストがかかる上に単価が従来と同じなら、正直「見た目と値段が合わない」状態になります。
そこで「共働き奥様の味方 週1回は家で家族宴会を」みたいなキャンペーンを組みます。
普通に外食すれば何だかんだと1,500円/名以上の食事はしているはずです。
4人家族だと軽く6,000円。
そこで5000~6000円の家族宴会向けデリバリーパックを用意します。
子供中心から子供が好きそうなメニュー構成、大人中心ならその構成で。
ここで大事なことはホームページからの注文で見栄えが良くする事です。
お客様は5,000円も払ったんだからと思っています。外食に時はそこまで思ってないのにデリバリーだとそう思うわけです。
だから、見た目は大事です。
それとこう言う場合は何らかの特典を用意した方が良いですね。
これも秋口までです。それ以降は料理が冷えてくるので、レンチンのオードブルなどが主流になります。
3、今こそ、ポストインの出前発想
多くの店舗はWebやSNSによる情報提供に時間とカネを掛けています。
元々飲食店しかも地域密着型は、来店客の市場エリアも決まっているはずです。
テイクアウトであれ、デリバリーであれ、アイドルタイムの場所貸しであれ、「今、〇〇実施中」という事を知っての貰う事が一番大事です。
その為には昔ながらのチラシのポストインをアルバイトや従業員と手分けして行う事です。
チラシはラクスルなどを使えば超低価格で印刷できます。
チラシも同じものだけではなく、特典付き限定メニューチラシ、大皿チラシなどいくつかのバリエーションを用意して、定期的にポストインします。
このポストイン効果は店に行きたいけど、感染が気になるからという人や、お年寄りや体の不自由な方がいる家庭などが「そういえば、あの店のチラシが入っていた」と思いだしてくれて、電話やネット注文をしてもらえればいい訳です。
昔から「遠くの親戚より近くの他人」という言葉があるように、特定地域に何回もポストインする方が効果はてきめんです。
こんな時だからこそ、昔のやり方をトライする必要がありそうです。
4、通販は簡単には売れないが、メニューの動画露出ならPR効果大
ある程度店舗ブランドがあるところはオリジナル商品の通販を手掛け、非飲食売上を上げるよう努力されています。
しかし、これが掛けた投資や広告と売上が合わない現実があります。
通販商品化する時点で、専用の外注工場なで製品化やパッケージ化をします。
これには最低ロット言うものがあり、利益を考えるとどうしても単価が上がる傾向にあります。
また最低ロットを売りさばくのは簡単ではありません。
そこで通販したい商材は店内での調理にも使えるものにすることで、最悪の死に在庫は防げます(代わりに食材コストの上昇は否めません)
そこでやってほしいのが通販商品というよりも、店内飲食やデリバリー用のメニュー動画です。
調理過程を2分位で編集し、シズル感や出来立て感、そして調理人のコメントや食べた方の一言コメントなどを添えてYouTubeにアップします。
それを公式サイトに載せます。
とのかく今が動画によるイメージをいかに上げるかに取り組んで、PR効果を出します。
先程のポストインのチラシにも各メニュー下にQRコードをつけて、即スマホから動画が見れるようにしておけば出前の依頼率が向上します。
この仮説はSWOT分析を使い、経営者、店長らと協議した結果出たものです。
表面的な具体策ではなく、「超具体策」のアイデアを出せるには「SWOT分析コーチングメソッド」が欠かせません。
先方から発案し納得がいった内容なら行動もするでしょうから、結果も出るはずです。
まだまだテクニカルなことは多々ありますが、「コロナ対応型の飲食店の販促」を徹底する事で従来売上に少しでもつなげるようにしてもらいたいものです。
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