「セルフSWOT分析レビュー」でコンサルや税理士の独自戦略が見えた
当社の「SWOT分析スキル検定初級オンラインコース」を受講された方には、ご自身の「セルフSWOT分析」を提出して貰っています。
それを私がレビューして「機会」「強み」と「積極戦略」の「内容の深掘り」「具体性」「ヒント」「表現方法」をアドバイスのコメントを書いてお返ししています。
受講者はコンサルタントや税理士、生保営業が圧倒的に多いのですが、自ら「セルフSWOT分析」を行うとある傾向があります。
SWOT分析を顧客に実施して成果をだすには、「セルフSWOT分析」でまず自身で経験し、そして「ロープレ」で模擬体感するというのが現在のマストな流れのようです。
1、「強み」からでも可、柔軟に対応
一般的にSWOT分析は「機会」から入り、その「機会」に使える「強み」を掛け合わせます。
しかし、技術系企業やソフト系企業またコンサルタントや税理士などのノウハウ系は「強み」を具体化した後に、その「強み」が活かせる「機会」は何かを検討しても構いません(実際に私が検定受講者のコンサルタントや税理士とのSWOT分析ロープレをする時は、「強み」から聞き出すことが多い)。
実際にSWOT分析ロープレをしていると、クライアント(この場合はコンサルや税理士)は「機会」を聞いているのに「強み」を言ったり、「強み」を言いながら「機会」をいう事が多々あります。
だからこちらが柔軟に構えればいいのです。
「強み」は経験と実績に裏付けされたもの。
しかも「強み」は、どこ(どんな業種や規模、固有課題の事業者)に対して、何のノウハウで、どんな実績があり、この地域の他の平均的な税理士より少しだけリードしていると思う事を書きます。
この「強み」を書いている最中に、ある程度「ターゲット顧客」や「ターゲットのニッチニーズ」が見えてくるはずです。
2、「機会」の深掘り不足はターゲットを明示しないから
「機会」はどうしても抽象的になったり、大きなマクロ市場の表現が多い方が眼につきます。
「機会」はニッチ市場を中心にセグメンテーションするのが原則。
そしてもっと顧客の絞り込みで対象ニッチ市場とニッチニーズを明示すると後々の「積極戦略」の具体策がより絞れてきます。
即ち、「機会」それぞれに項目に顧客ターゲットとその属性から生まれるニッチニーズを記載する事です。
例えば、「機会」に
「事業承継のニーズが高まり、相続税から保険、法律対策、同族の対策まで一貫したサービスが求められる」
と書いた方がいます。
その通りの「機会」ですが、私の質問は
「そんなサービスを求めるターゲットはどんな方ですか?」
「現在サービス提供している税理士では何が不足していますか?」
「そういうターゲットは現在はどこの最初に相談していますか?」
「相談されても対応できない税理士はその案件をどう処理していますか?」
「一環サービスやワンストップサービスを認知させる為にどんな企画を打ち出せば、引き込みが可能ですか?」
とより具体的に、「タラレバ質問」を添えて聞き出します。
こういう聞き方をすると、相手(税理士)は答えやすくなります。
そういう事を「セルフSWOT分析レビュー」では記載して返信しています。
3、積極戦略はアクションプランがイメージできる表現で
セルフSWOT分析を見ていても、「積極戦略」が「機会」の延長線上の表現が多く、
「ところで貴方は何を、どのように、どんな企画で、どう実践したいのか」分からない表現が多いようです。
だから、恐らく「セルフSWOT分析をしただけでは、即アクションに入らないのではないでしょうか。
人が即アクションに入れるのは、行動の内容と結果がイメージできるからです。
深掘りと具体性が乏しい「積極戦略」は行動まで至らないのが現実です。
だから「SWOT分析ロープレ」でも「具体性の深掘り質問」や「固有表現の聞き出し」を徹底して指導します。
4、セルフSWOT分析レビューで、事務所戦略が見える
セルフSWOT分析レビューを見て複数のコンサルタントや税理士が
「事務所の未来像がある程度見えた気がします。ありがとうございました。」
「具体的なサービス商品の中身がハッキリしました」
「今後のクライアントや見込み客へのPRのUSPの方向性に確信が持てました」
と最近、こういう返信を頂くケースが増えてきました。
頭の中でいろいろ考えるより、「セルフSWOT分析」で自事務所の未来戦略を冷静に分析し、それを私へ送ってもらい「セルフSWOT分析レビュー」で「仮説を確信に変える」ことができれば良いですね。
またこれから開業予定の税理士やコンサル起業を考えている方は是非、「セルフSWOT分析レビュー」を受けることをおススメします。
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「セルフSWOT分析レビュー」は、「SWOT分析スキル検定初級オンラインコース」を受講された方だけのサービスです。
貴方も自事務所の方向性やUSPを見つけ出す為に、SWOT分析ノウハウを修得して「セルフSWOT分析」をしませんか?
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