SWOT分析や事業再構築のコンサルティングは、そこそこ経験と知識が求められます。
しかし、コンサルティングや会計事務所の監査現場で、経営者などと面談する際、そういう経営戦略以外にもいろいろな会話になると思います。
そして経営者から質問や相談をされれば、何らかのアドバイスをしているのではないでしょうか?
問題は
●そのアドバイスが的を射ているか
●経営者は納得しているか
●そのアドバイスを元に経営者は行動しているか
こう考えると単なる世間話の延長線のような「経営者面談」が多いのではないでしょうか?
私の基準は、経営者からの質問相談で何らかのアドバイスした時
●経営者が復唱してきた
●経営者がメモに書いた
●経営者が関係者を呼び、再度アドバイスを求めた
など何らかのリアクションがあった時は、そのアドバイスは有効に働いたと思っています。
1、アドバイスが的外れになる理由
ではせっかくのアドバイスが的外れになっていたり、経営者が関心を示さないのはなぜか?
それは
●思い付きでアドバイス
●自分の経験、価値観だけでアドバイス
●相手に話を深く聞く前にアドバイス
●一般論や誰でも知っている非現実的な事例でアドバイス
等が原因でしょう。
コンサルタントであれ会計事務所の監査担当者であれ、得意気にアドバイスしている割には、相手が引いている。
傍から見ると「ピエロ」みたいです。
何故、そうなるのか?
経営課題や質問された案件に対して、「何を再質問すべきか」「もっと聞き出すにはどう質問すべきか」を考えないまま、表面的な軽いアドバイスをするからです。
2、もし質問相談された時、何らかのチェックリストがあれば
私も昔は何か聞かれたら即アドバイスをしていました。
大体コンサルタントも駆け出しやレベルが低い場合は、即アドバイスを得意気にしがちです。
しかし、経験を重ね「この場合の課題にはこんな事を聞き返さないと本質が見えないなあ」といろいろ場数を踏むうちに、経営者からの質問相談別に聞き出す「チェックポイント」みたいなものを整理してきました。
例えば
●経営者から新規事業や多角化の相談をされたから、アドバイスや意見を言う前に何を聞き出すべきか?
●人事評価や賃金制度を変えたいと相談されたら、アドバイスや意見を言う前に何を確認すべきか?
●問題の幹部や後継者に対して困っていると相談されたら、アドバイスや意見を言う前にどんな再質問をすれば経営者に悩みの真意が分かるか?
実は即アドバイスや意見を言うと、経営者の真意が見えなくなるのです。
そこで課題別のチェックポイントをリスト化し、適宜活用しているというわけです。
3、経営指導や経営者面談、経営会議の現場で使うチェックリスト
当社の製品でよく売れているノウハウツールがあります。
それは「51の経営課題テーマ別2000のヒアリングチェックリスト」というツールです。
これはコンサルタントや会計事務所向けにいろいろな51の経営者から相談される経営課題のケース別に合計2000余りののヒアリングヒントが網羅されているものです。
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コンサルタント起業やアウトプットがまだ少ないコンサルタント、会計事務所の監査担当者がこれをPCに保存して、随時見せていけば、提案や聞き出しの幅が広がります。
こういうものも参考にして自分なりに「ケース別チェックリスト」を用意しておくと、経営者からの質問に対する深掘り質問もあまり苦になりません。
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今回もやります。
これからコンサルタント起業を目指す方、社長面談をスムーズに行い方、コンサルティング提案力を高めたい方は、このチェックリストを、必要に応じてその場で取り出せば、会話に詰まる事がなくなります。
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