クライアントに偉そうに提案するコンサルタント。ではそのコンサルタント自身は本当に儲かってるのか?実は「紺屋の白袴」「医者の不養生」が多いのが実情なんです。
あなたがコンサルタントとして、自分のUSPを構築していくとき、他のコンサルタントの事情を知る必要があります。当然この業界には先輩やコンサルティングファームがひしめき合ています。その中で自分を輝かせねばなりません。
いろいろ赤字対策はあるけれど・・・ 赤字経営から脱却する方法や赤字の止血対策は誰でも知っています。問題は、それを決断する経営者の「腹が決まっている」かどうかです。どんな対策も経営者の腹が決まらないと、長続きしないしないし、中途半端 に終わってより悪化してケースをたくさん見てきました。
一体何の目的で病院も介護もキャリアパスを作成したのだろうか?せっかく作ったのだから、実践で活用しないと意味がありません。しかし、私の印象では70%の法人が、キャリアパスを作成したまでは意気込みがあったが、作成後はほとんどケアらしいことをしていない。
今回の熊本地震が、事業転換のきっかけに 「今の事業は赤字だし、将来性もないし、どうしようか」と常々考えていた経営者に、今回の震災は意思決定するきっかけになるかも知れません。
「再生復興に向けて融資を受けて頑張りますか?」 それとも
「これをきっかけに「事業転換」を考えますか?」
多くの病院・介護施設で処遇改善給付金や退職金制度改正時に、キャリアパスを作りました。現在でも当社に「キャリアパス」について相談される事業所があります。「うちはキャリアパスを作成しましたよ」と自慢げに答える事務長がいます。中身を見せて貰うと、どこかから持ってきたような内容で、「作成して説明会はしたが、それっきり」と言うのです。まさに「仏作って魂入れず」です。
今、多くの医療法人・社会福祉法人で組織の不安定さが増しているように思います。幹部や有能な職員の退職、造反、経営陣への職員からの不信感、部門間の連携不足による相互不信等々。皆毎日、仕事はしていますが、組織に一体感がないというか、皆が同じベクトルを向いていない、仕事への価値観が患者・利用者本位から、自分本位の職員が増えているような印象です。
今回の熊本地震で被害を受けた事業所で、もともと赤字体質の事業所には大きな選択が必要になります。1つが、再生復興を願い、融資を得て設備の復旧と投資を行い、再度チャレンジをするケースもう一つが、これをきっかけに「事業の転換」「店仕舞い」を考える場合です。
中小企業の取締役の仕事って何だ?
「専務、あなたが社長から期待されている仕事は何ですか?」
「常務、あなでしかできない具体的な仕事は何ですか?」
「取締役部長、社員があなたに期待している具体的な事は何ですか?」
この質問に即答できますか?
今回の熊本地震では、まだまだ総括するには早過ぎますが、ある一つに事を考えました。熊本県内はほぼ、「食べる」「寝る」「片づける」「困った人を助ける」「生活再建の準備」「事業の継続」に人々の心は占められています。そんなとき、コンサルタントにできることは限られています。というか、しばらくは「コンサルティング」どころではないというのが実情です。当たり前ですよね。
やっぱり、経験のない人に取って「経営コンサルタントの仕事」は何か難しいと感じるものですよね。知識も経験もなければ当然、どこからどう手を付けるべきか、経営者と面談して何を提案すべきか分からない筈です。すると脱サラでコンサルタントを目指す方は、どこかの経営コンサルタント養成講座に入塾したり、ツールを購入して学習します。
今回の熊本地震で被災された方々、心からお見舞い申し上げます。当社もまだ熊本事務所の実情把握ができておらず、かなり厳しい状況ではないかと不安です。
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