会議ファシリテーター研修でチームが変わる
「会議」に関する書籍はたくさん出ています。会議についての学習は大きく分けて
- 会議効率化・時短促進
- 参加者納得型の推進
- 参加者自発型の推進
この3つに集約されます。
1の「会議効率化・時短促進」は、短時間で会議の目的達成ができるノウハウ
2の「参加者納得型の推進」とは、リーダーや役職者が一方的に決めて、部下が従うのではなく、部下が納得できるような進め方をするノウハウ
3の「参加者自発型の推進」とは、チームのメンバーがドンドン意見を言って、チーム全体として前向きな決定事項を出すノウハウ
です。
会議ファシリテーター研修って何?
そこで、私たちはクライアント別に「会議ファシリテーター研修」を提案し実施しています。「ファシリテーター」とは、元来、第3者的な立場で、会議をコントロールする人ですが、ここでは役職者にその一部の機能を持ってもらう事です。
「会議ファシリテーター研修」とは、
- 限られた時間で
- 皆の意見を引っ張り出し
- 皆が納得するように意見を整理・まとめ
- 具体的な決定事項を出し
- それを「見える化」するであり、コーディネーターであり、まとめ役
を育成する為の研修です。「会議ファシリテーター研修」は理論学習だけでなく、ロープレと「振り返り」を何回も繰り返す「模擬訓練型研修」なので、体で覚える研修と言えます。
「会議ファシリテーター研修」で何が変わる?
一番の変化点は「部下の発言機会が増え、論点整理と決定事項導き出しが上手な上司」になる事です。特にトップダウン型で会議をしていた役職者や、逆に部下に振り回されていた役職者の会議運営が変わります。どんな会議でも、その会議の最高責任者が司会をして、決定事項を導こうとしたらムリが出ます。だから、司会はNO2や輪番でも構わないので、役職者がファシリテーター機能を発揮する事で、会議が上手く機能するのです。「会議ファシリテーター研修」は、各グループ(だいたい5人)に分けて何回もロープレと振り返りをします。
更にそれぞれのテーマに沿って、役割を決めて演じてもらいます。
- リーダー役(ファシリテーター)…この会議の推進者で、小会議・ミーティングをイメージして司会兼、決定権者です。
- コメンテーター役…リーダーのヒントや導入がよければ最後は協力的になる
- 意見を言わない 又は聞けば何等かの言葉を出す消極役(サイレンサー) …ヒントが良ければ、後半に良いアイデアを出す
- 会議を第3者的に見るオブザーバー役(オブザーバー)
こういう役を演じる事で、実際に部下の気持ちになり、自身の会議推進方法を見直すのです。
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