SWOT分析、KPI監査、経営承継可視化コンサルタントの嶋田です。
「結局、経営コンサルタントに必要な技術って、コーチング質問力とファシリテーション力、要約した文字化力の3つなんですね」
これは、ある中小企業診断士と話した時、彼が言った一言。
その通りです。
世の中には、いろいろなコンサルティング技術や知識、ノウハウが氾濫していますが、どんなメソッドを使いこなすにも、この3つのスキルがなければ、うまくいきません。
ではこの3つの能力をどう鍛えればいいのか?
SWOT分析、KPI監査、経営承継可視化コンサルタントの嶋田です。
「結局、経営コンサルタントに必要な技術って、コーチング質問力とファシリテーション力、要約した文字化力の3つなんですね」
これは、ある中小企業診断士と話した時、彼が言った一言。
その通りです。
世の中には、いろいろなコンサルティング技術や知識、ノウハウが氾濫していますが、どんなメソッドを使いこなすにも、この3つのスキルがなければ、うまくいきません。
ではこの3つの能力をどう鍛えればいいのか?
SWOT分析、KPI監査、経営承継可視化コンサルタントの嶋田です。
1月21日(土)10:00~17:30の終日で、東京神田の会場とzoomによるハイブリッドセミナーを開催しました。
タイトルは「シンプルBSC・KPI監査一日体感研修」
会場参加者は6名、zoom参加者36名でした。
今回は私嶋田と、BSC(バランススコアカード)の研究者である日大の藤野教授、2人の講師で行いました。
今回の大きな目的は、今のMAS監査のあり方に対して、
「従来のMAS監査でもう経営者には通用しないし、有料化の継続も難しい」
「実際に業績直結型の監査をするにはSWOT分析からKSF(重要成功要因)、KPI(重要業績指標)の行動プロセスの設定とモニタリングが不可欠」
を具体的に提案する為でした。
SWOT分析、KPI監査、経営承継可視化コンサルタントの嶋田です。
チラヨミサイトで第2弾の拙著の紹介動画アップされました。
2020年に私と
(株)しのざき総研社長 篠崎啓嗣氏
MGS税理士法人代表 松本一郎氏
大山俊郎税理士事務所代表 大山俊郎氏
田中博之公認会計士事務所所長 田中博之氏
の5名で著した「SWOT分析を活用した根拠ある経営計画書事例集」がチラヨミサイトで動画化されました。
https://biz-play.com/seminar/1483?utm_source=author&utm_medium=pr
この本で書かれている「SWOT分析を活用した根拠ある経営計画書」ノウハウと実例は、今後のコロナ不況時の「ビジネスモデル改革の経営計画書」のモデルになるものです。
各共著者はご自身の顧問先やクライアントにノウハウにそってヒアリングし、経営者と一緒になって構築した「根拠ある経営計画書」8事例が掲載されています。
このチラヨミサイトでは、代表して私が本の内容をインタビューを受けながら答えている収録を編集したものです。
是非ご視聴頂ければと思います。
https://biz-play.com/seminar/1483?utm_source=author&utm_medium=pr
SWOT分析、KPI監査、経営承継可視化コンサルタントの嶋田です。
1月10日から「コロナ融資借換保証制度」が動き出しました。
2023年の7月から本格化する「ゼロゼロ融資」の据え置き期間終了に伴い、返済が本格化する中、返済資金の目途が立たない企業への救済措置です。
やっぱり国は中小企業のバタバタ倒産を避けたく、延命措置の救済を始めました。
ただこの借換制度はいくつかの条件が付いています。
この延命措置を受けるには金融機関の伴走支援が必須で、しかも「経営行動計画書」の提出が求められています。
問題はこの「経営行動計画書」の内容が認められるかどうかです。
フレームも決まっているのでそれに沿って埋めていけばいいのですが、実際の
「具体的経営改革」
「商材の取捨選択」
「ビジネスモデルの変換」
「多角化」
などの明確な「根拠ある経営戦略」がないと、厳しいかもしれません。
何故なら今回の借り換え保証は、「ゼロゼロ融資」でジャブジャブおカネを出した国の責任に対してのフォロー策です。
だから、この借換保証の「経営行動計画書」は、中身がなかったり、根拠が曖昧な計画では認めるわけにはいかないでしょう。
そこで、「経営行動計画書」はどのように作成すべきか?
SWOT分析、KPI監査、経営承継可視化コンサルタントの嶋田です。
おかげ様で2022年1月から始めた「RE嶋田塾」も1年が経過しました。
昨年は実例ノウハウの公開のzoom講義と事例データの提供を中心に「10のコンサルティング技術」を公開してきました。
そこで2023年度verでは、よりインタラクティブにより実践的なプログラムへと変革したいと思います。
それは、
一つのテーマを2か月かけて、より深く、ヒアリングロープレ体感も交えて行う
ということです。
ある塾生から
ノウハウや実例データさえもらえれば、即実践できる方はごく一部。
多くの方は話法、質問の仕方、文字化の仕方等の「リアルな現場技術」に不安があり、それをクリアしない限り、せっかく学んだノウハウも活かされていないということです。
そこで、2月の「RE嶋田塾」では
⑴テーマごとのコンサル知識の学習
⑵事前に塾生アンケートを実施し、課題を塾中に反映
⑶ロープレ塾中に行いリアルなトーク現場を経験する
⑷ガントチャート作成のワークの時間を取り、テーマごとの実施に向けた行動計画を立てる
⑸ブレイクアウトルームで塾生同士の情報交換
この5つを3時間の中で行います。
これまでの「聞きっぱなし」ではなく、より参加型・思考型・記述型に生まれ変わります。
従って、同じテーマでも2回に渡って行うのです。
早速、2月14日(火)の「RE嶋田塾」では、「経営承継可視化コンサルティング技術」がテーマでは、「経営承継10か年カレンダー」の書き方とヒアリングの仕方、そしてロープレに絞って第1部を行います。
従って、3月9日(木)の「RE嶋田塾」でも「経営承継コンサルティング2」として、
「職務権限移譲計画」
「役員幹部コミットメント目標設定」
「経営判断基準作り」
の講義と、「職務権限移譲計画ヒアリングロープレ体感」と「経営判断基準づくりヒアリングロープレ体感」を行います。
これまで「知識中心のRE嶋田塾」が現場ロープレとインタラクティブに変貌していきます。
経営コンサルタント養成講座で、この低価格でヒアリングロープレ体感をzoomで定期的に行うプログラムはそうそうありません。
是非、あなたもこの機会に参加されませんか?
2022年度で退会された方も是非、再度体感型で学習しましょう。
2023年度の「RE嶋田塾」カリキュラム
一つのコンサルティング技術を深堀して、ヒアリングロープレ体感・ガントチャート作成を入れた2023年カリキュラムです。
https://store.re-keiei.com/pages/re-shimada-course
2月だけの研修参加を希望の方は「スポットRE嶋田塾」も利用可能です。
お申込みはこちらから
https://store.re-keiei.com/products/re-2023-02
また1月~3月末までにご入会の方には、特典として
「地方で成功するコンサルタント事務所経営」(50講義1000分)の特別動画(定価60000円)
を無料ぴプレゼントします。
この動画は「地方で経営顧問収入を安定的に150万円/月以上上げるための、コンサル知識と営業マーケティングを詳説しています。
この機会にぜひ、こちらもゲットしてください。
こんにちは、㈱RE-経営の嶋田です。
今回は、看護師介護士離職対策シリーズの第2弾として「看護師や介護士が辞めたくなっている兆候」をご紹介します。
どんな職種の人間でも、辞めたくなると何らかの行動の変化が出ます。
それを事前に察知し、「心が固まる」前に指導できれば、あるいは離職は防げるかも知れません。 代表的な、心理兆候と行動兆候をご紹介します。
心の乱れは出勤時間に現れます。
もともと時間ギリギリのヒトは良いですが、もともと余裕にある出勤のヒトがギリギリになるのは何かある証拠です。
提出書類の遅れも出勤時間と同じ。
もともと遅いヒトは問題ありませんが、いつも期限以内にちゃんとしていたヒトが遅れるのは要注意です。
2と同じで、言われなくても提出していたヒトが出さなくなったり、内容が浅くなったら、仕事の集中していない証拠。
小さなミスは集中力の欠如です。
そのミスが連発するのは、振り返る余裕もなく、頭が他の事でいっぱいいっぱいだからです。
朝の元気な挨拶はやる気のバロメーター。
今までいい挨拶をしていたヒトが元気がなくなることが続くと要注意。
意見を言わなくなったのは前向きさが減った事と、そのカンファの内容よりも優先順位が高い事は職場以外にあるからです。
組織の愚痴や批判を公然としだしたり、そういう仲間と徒党を組むような感じになると、面倒な状態です。しかもそれが今までは組織に従順だった人が宗旨替えしたような態度だと。
勤務シフトは皆の都合もあり、一度決めたら個人的な理由で動かす事は本来ならはばかれるもの。
しかし、それをもともと協調性のある方が、自分都合だけを優先させようとしだしたら、組織への遠慮が無くなった証拠。
もともと協調性のない身勝手なヒトは最初からそうだから問題はない。
高いレベルの仕事は本人がキャリアアップを目指す事で、やりがいにつながるはず。
しかし、それを拒みだしたらモチベーションが上がらず現状維持を望んでいるのか、この組織ではこれ以上の責任ある仕事をしたくないのか、そんな意識が出ています。
これも今までは前向きに徐々に高いレベルの仕事に取り組んでいたのに、最近拒み始めたら何かがあることを疑った方がいい。
個人面談は上司や組織への信頼関係があれば、いろいろな会話が出てきます。
今までいろいろ会話してきたのに最近の個人面談ではあまり何も言わないようだと、心の変化があったということ。
今までは仲間といつも会話していたのに最近は会話をしない事が増え、組織で孤立しているイメージだと組織へのエンゲージメントがほぼ崩壊していること。
離職が秒読み段階にはいった事です。
寝不足は健康や顔色にも表れ分かりやすい意思表示です。
ミスも増え、出社もギリギリになるし、集中力も欠如します。
早い段階で相談に乗ったり、会話する事が大事。
組織でのイベントや内内の飲み会や遊び等、以前は喜んで参加したのに、恋愛、結婚や子育てなどの環境変化がないのに、最近はいつも断る。
これも兆候。
直接のコミュニケーションから敢えて逃げている事が増えたら要注意。
これは即離職というより、面倒なヒトの影響を受けて面倒な価値観や思想ができつつあること。
しかし、これまで従順なヒトが急変したら、やはり離職は近い。
いかがでしょうか、皆さんの周囲にこんな兆候の人がいたら、要観察です。
SWOT分析、KPI監査、経営承継可視化コンサルタントの嶋田です。
コロナ融資に据置期間終了に伴い、コロナ借換保証を利用する企業は多いと思います。
いざ返済が始まる矢先の2022年に原材料インフレが始まり、収益率が悪化したわけです。
しかも、2023年になっても不安要素ばかりで、「通常の経営も厳しいのに返済どころではない」というのが本音でしょう。
そこで、政府からの救済措置として「コロナ融資借換保証」があるのでしょう。
しかし、これには金融機関の伴走支援と「経営行動計画書」の提出が条件になっています。
ところがこの「経営行動計画書」の中身次第では金融機関からもダメ出しが出る可能性が高いのです。
こんにちは、㈱RE-経営の嶋田です。
看護師や介護士の退職防止のためのマネジメントノウハウをご紹介 したいと思います。
今、特に問題になっている看護師介護士不測の折に、さらに今いる人材が離職すると連鎖的に離職スパイラルが発生します。
それは、誰かが辞める事で、人材の補充ができず、残った人材に負担のしわ寄せがきて、更に本来なら残るべき職員まで離職してしまうことです。
どうすればその、「離職スパイラル」から脱却できるのか?
SWOT分析、KPI監査、経営承継可視化コンサルタントの嶋田です。
コンサルティング技術とコンサル事務所経営のサブスク塾「RE嶋田塾」が2023年2月11日(水)19:00~22:00にzoomで開催されます。
今回は
第1部 「経営承継可視化コンサルティングの実務」1
第2部 「コンサル事務所の受注対策、営業企画」
です。
「2025年問題」
それは団塊の世代の会長や社長が経営の一線から退き、後継者へ移譲するタイミングを指します。
その時、「事業承継コンサルティング」の大きな市場ニーズが出てきますが、一般的な「財産相続承継コンサルティング」ではなかなか差別化も難しい。
また実際の経営承継の現場では「非財産相続承継」の課題ばかりを言う経営者も多いのです。
経営承継の可視化とはこの「非財産相続承継の可視化」と弊社では定義しています。
特に多くのコンサルタントや会計事務所からの評価が高い「経営承継10か年カレンダー」の作成ノウハウを提案できれば、経営承継顧問や相続の提案にも差別化ができます。
では第1部の講義とロープレ内容です。
今回から「現場コンサル技術の中心的なヒアリングロープレ体感」もカリキュラムに入れます。
⑴財産相続承継ノウハウだけでは目立たない
⑵非財産相続承継が求められる理由
⑶経営承継顧問につながるノウハウ
⑷10年のトータルプランが分かる経営承継10か年カレンダーの書き方
⑸経営承継10か年カレンダー作成のヒアリング質問の仕方
⑹経営承継10か年カレンダー ヒアリングロープレ体感
ここでは「コンサルタント事務所の受注の為の営業企画の具体策」を紹介します。
コンサル事務所経営チェック2「営業受注編」
10のチェックリストの解説
⑴コンサルティングメニューを複数用意
コンサルティングメニューの作り方と実例紹介
⑵オウンドメディア化したホームページ作成
ホームぺージに掲載する項目とオウンドメディアとしてのPVを増やす掲載方法
⑶SNS、FAXDM等で定期的に情報発信
定期情報発信と見込み客の増やし方
⑷少人数セミナーの定期開催
セミナーのタイトル決め、目的、集客の仕方
⑸無料経営相談の実施
無料相談への誘導とクロージングの掛け方
⑹会員制度の構築
メルマガ会員、セミナー会員などのフロントエンド商品の作り方
⑺アウトプット実例プレゼン営業
受注現場で効果を発揮するアウトプット実例の活かし方
第2部の後もチャットで質疑応答の時間をとっています。
2023年は「事業承継コンサルティング」のニーズはますます拡大します。
中小企業の経営者にこそ「非財産相続承継の見える化」が大事な時。
是非、このスキルを身に着けてほしいと思います。
この「非財産相続承継の見える化」コンサルノウハウは3月9日も下記の内容でVer2を行います。
経営承継可視化コンサルティング2
●経営承継の見える化の為の
「会長から新社長への職務権限移譲計画書の作成」
「役員幹部の役割責任コミットメント作成で厳格評価に」
「後継者時代の価値観承継の見える化」
などの実例と進め方詳説
●職務権限移譲計画作成のヒアリングロープレ
●経営判断基準づくりのヒアリングロープレ
「非財産相続承継・経営承継の見える化」を差別化の武器にしたい方、是非ご参加ください。
今回も、今回だけ参加可能な「2月度スポットRE嶋田塾」をご用意しています。
下記からお申込みください。
https://store.re-keiei.com/products/re-2023-02
こんにちは、㈱RE-経営の嶋田です。
ある医療法人で「カイゼン活動について」勉強会をした後
参加した幹部職員の感想分
院長、事務長の感想分
これはある医療法人の管理職研修で、「カイゼン活動の進め方」の講義をした後の感想です。
この研修では、2時間と限られた時間に
をプロジェクターを使って講義しました。
皆さん食いいるようにプロジェクターを見て受講していました。
特に他病院・施設のカイゼン事例50を説明すると、
「あ!それうちもそうですね」
「へえ、そんな方法もあるのか」
「これは直ぐうちでも使えますね」
等の私語を言って、うなずきながら聴いていました。
今まで60弱の企業や病院、介護施設で「カイゼン活動支援」をしていますが、益々この「カイゼン」へのニーズは高まっているようです。
何故なら上から指示されて動くだけの人材ではなく、自ら考え、自ら気づき、自ら行動する人材が求められています。
また、コスト削減や労働時間の短縮も喫緊の課題です。
しかも法外な賃金を払わずに高いモチベーションとエンゲージメントをもって貰うです。
そこで「カイゼン活動」を提案しているのです。
RE-経営式の「カイゼン活動支援」の概要はこうです。
◆目的
◆進め方
◆効果
カイゼン活動を導入して今でも継続している病院施設は離職率も比較的少ない事が分かっています。
しかし、形だけの導入だと逆効果であることも。
カイゼン活動に関心がある方は弊社まで問い合わせください。
SWOT分析、KPI監査、経営承継可視化コンサルタントの嶋田です。
2022年4月は発刊した拙著「社長、そんな採用サイトでは絶対に良い人材は獲得できませんよ」のプロモーション動画が完成しました。
これは(株)イノベーション&COが運営する「チラヨミ」という書籍紹介動画サイトです。
本書は、弊社がここ数年数社の『採用サイトコンテンツコンサルティング』で成果が出た事例を紹介した本です。
主に「若手求職者が増える仕掛け、離職者が減少をする仕組みを具体的に見える化する20のノウハウと実例」を掲載しています。
大企業のような高賃金、好待遇は我々中小零細企業にはなかなかできません。
しかし、ある特定分野を特定の求職者向けにフォーカスし、Webサイトのコンテンツを加筆修正する事で、自社の良さを最大限PRする事が可能です。
実際に、本書のケース事例も求職者が増えた事例ですし、本書に沿って「採用サイトコンテンツコンサルティング」をした事業所はほぼ求職者増の結果になっています。
本書は下記の目次になっています。
Ⅰ、ポストコロナの人手不足の深刻さ
Ⅱ、わが社はこうして、人材採用難と職員離職を克服した
Ⅲ、求職者増・離職者減 劇的に変わる「採用ホームページ」20のコンテンツ
本書について「チラヨミ」というサイトの編集者からインタビューを受けて、編集された動画が下記です。
「チラヨミサイト」への無料登録が必要ですが、いろいろ書籍の要約と著者のコメントが見れるので結構魅力的なサイトです。
https://biz-play.com/seminar/1481?utm_source=author&utm_medium=pr#
こんにちは、㈱RE-経営の嶋田です。
突然ですが、職員の本当のモチベーションアップの考え方を見直しませんか?
キャリアパスを作っている事業所は増えてきましたが、どうも言葉だけの対策でお茶を濁している病院施設も多い気がします。
「キャリアパスによる職員のモチベーションアップ」を考えるなら、最低限必要なことがあります。
それは、「キャリアアップの内容」と「報酬」、「自尊心をくすぐる」ことが連動しておかねばらない事です。
キャリアアップの内容とは、各職種に必要な職務レベルを等級別の具体的に明記する「職能要件書」のようなものです。
これは、もっと上の等級を目指すには、どういう実務レベルの技能や専門性が必要なのかを整理したものですから、分かり易いマニュアルのようなものでも構いません。
よく「職能基準書」のような、各等級の基本的な職務基準を、「職能要件書」と誤解している人もいすが、あくまでも、職能要件書とは、かなり具体的な作業別・行動別・管理別の必要動作が書かれているものです。
こんなキャリアパスがあると説得力が出る
これを作成する最初のアクションに「等級別職務基準」が必要になっていきます。
すなわち「職務基準」とは、各等級に求めるガイドラインのような大まかな範囲と理解してよいでしょう。
より上の専門性や技能を磨けば、当然それに相応しい報酬が求められます。
この報酬は一般的には、「等級が上がれば職能給等の本給が上がる」とか「職能手当のような本給外の手当が上がる」ことを指します。
たまに、「病院や施設の収支が芳しくないから。あまり本給を上げたくない」という法人があります。
しかし、これではキャリアアップを目指す職員はいなくなりますし、組織風土も活性化しません。もし、人件費を抑えたいなら、賞与か何かを業績連動にすべきです。
キャリアアップは、月給に連動させるのが必須条件だと思います。
ただ、法人によっては、キャリアが上がっても、そう多くの報酬増が期待できない場合もあります。
確かに本給はあがるけど、上がり幅が少ないケースです。
その場合、やはりキャリアアップの目標を報酬増だけの単純方程式では、やる気にはなりません。
そこで、「自尊心をくすぐる」仕組みが必要になります。
「自尊心をくすぐる」とは、自他共に認められることを指します。
たとえば、自衛隊では紋章で職位が分かります。
病院でも以前ならナースキャップに線が入って入れば、主任か師長さんか分かるような事です。
これは本人や仲間だけでなく、第3者が見れば直ぐ分かる事で自尊心につながる「職位の見える化」と考えられます。
たとえば、バッジや腕章、何らかの見える表示で『等級別に色を変える』なども一つの対策といえましょう。
こういう物は好きではないと公言する職員もいますが、実は内心まんざらでもない人もいるのです。
他にも「自尊心をくすぐる」には、「昇格辞令の全員前での公開」「昇格による昇給の全員前での公開」などもあります。
各職場に風土の合わせた「キャリアアップの内容」「報酬」「自尊心をくすぐる対策」を検討してみてはいかがでしょうか。
「これを無料で渡すんですか?」と同業のコンサルタントがビックリしたマニュアルをご提供!各種コンサルティングマニュアルを揃えております。
「こんな実例ノウハウを、こんな価格で売るって正気ですか?」と仲間のコンサルタントがあきれた「コンサルティング現場で活用した実例ノウハウ」があります。クライアントとの面談や会議で、また研修時に「見せるツール」しかも記入実例付きのリアルテンプレートを豊富に掲載。