嶋田利広ブログ

会計事務所の職員教育

会計事務所のMAS業務は一般の監査担当者にさせるな、このままだと潰れるぞ

SWOT分析、KPI監査、事業承継「見える化」コンサルタントの嶋田です。

MAS業務を一般の監査担当者にやらせるな.jpg

やっと「会計事務所でMAS業務に取り組む為のノウハウ動画教材」が完成しました。

MAS業務のマインドセットや、実際に取り組んでいる事務所が行動している事、そして具体的なMASノウハウを「動画」で学ぶ事で、多くの税理士事務所でMAS業務の入口に「トライ」をしてもらえるようにしたいという思いからです。

 

MAS業務の必要性は今後益々高まるのに、多くの事務所では、「MAS業務の必要性は分かるが、現状で取り組むのはムリです」と諦めにも似た声が私の指導先でも一部から上がっています。

●日常業務が忙しくて、MAS業務の時間が取れない

●MAS業務に首を突っ込んでも、料金が貰えない

●下手にMAS業務をして上手くいかなかったらクレームが出て、税務顧問にも影響が出る

●MAS業務のノウハウがない

●専任ならまだしも、監査をしながらMAS業務を行うのは物理的に無理

●職員が辞めたり、インボイスや他の業務負担が増えている中で、MAS業務をしようという気にならない

●本来MAS業務に取り組むべきベテラン中堅、リーダークラスが多くの顧問先を抱え身動きが取れない  等々

 

また、実際にMAS業務に取り組んでいる税理士事務所でも、

●所長一人しかできない

●高単価有料の顧問先は少ない

●税務顧問料に少しくらい追加料金をもらっても割に合わない

●所長自身もMAS業務のカタチが決まってなく、部下へ教育しようにも再現性がない

などの問題を抱えています。

MAS業務もどちらかというと、所長のキャラクターに依存している感じです。

しかし、それでは多くの所長がわかっている通り、MAS業務で生産性を上げ続けることはできません。

ビジネスの基本である「再現性」をどうやって構築するかが課題になっているのです。

 

しかし、MAS業務を事務所の方向性として取り組むには、所長以外でもMAS部門の生産性を上げられることが大事なのです。

 

では実際に監査担当者やMAS担当者のマインドブロックを取り除く事が出来たり、MAS業務に具体的な方向性が示せて「このMAS業務なら自分でもできる」と思うようになったらいかがでしょうか。

少しは前進するのではないでしょうか。

 

私が多くの会計事務所へMAS業務の指導をする中、MAS業務が進んでいる事務所には共通項がある事が分かりました。

それは

MAS業務をすべき人は「中堅以上の主査やリーダー、代理クラスそして専任者」だということです。

彼らが顧問先を少しでも減らし、その分職員へ監査業務を割り振り、「チーム監査」をしているのです。

結局、通常監査と経営者面談などの付加価値を取る仕事を分けているのです。

そして、主査やリーダー、代理クラスが行うMAS業務も「個人のキャラクターに依存せず、生産性が上がるようなノウハウに絞り込んでいる」のです。

 

今の仕事の体制のまま、主査や監査担当者にMAS業務負担を強いれば、事務所は崩壊するかもしれません。

そこには、中期計画で事務所のMAS業務ができる体制を築く事が肝要です。

このまま、監査担当者やリーダー、主査、代理クラスのMAS業務をしない理由」を認めて、そして諦めていると、この5年間で業界地図が様変わりした時、「職員もいない、ノウハウもない、そして顧問先もいない」という3重苦が待っているかも知れません。

 

そこで、今回制作したMAS業務のマインドセットや4つだけのノウハウを学ぶ「動画教材」で、事務所の中期計画でMAS業務に取り組む起爆剤にできればと思います。

この動画教材「会計事務所付加価値実践オンライン講座」中期的にMAS専任部署を立ち上げる為のノウハウ」と「現監査担当者や主査代理クラスが行えるミニMAS業務」のノウハウを18講義600分のオンライン動画で作成。

何回も視聴して、意識を高めていくことに役立つ教材です。

この「会計事務所付加価値実践オンライン講座」は発売記念として、2023年7月末まで50%offで提供しています。

詳しくはこちらをご覧ください。

https://store.re-keiei.com/pages/accout-office-seminor

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