「そんな内容の経営計画書で、経営者が本気で行動するとでも君は思っているのか?」会計事務所でのコンサルティング中に私が幾度となく、職員に注意するワードです。
SWOT分析本来の目的は、『可能性のあるニッチ市場に、自社の強みをぶつけて、業績上げたり、先行優位な状況を創ること』です。
しかし、ニッチ市場を見つけない事には、どの強みがどう使えるかも分かりません。また、そう簡単にニッチ市場なんか見つからないと多くの方は思っている事でしょう。
今日は、私がコンサルティングしている現場で常に経営者へ確認している事についてお話しします。それは、「社長の判断基準」についてです。社長と話している時、判断基準の明確にない人は、やはり業績も上がらないし、同じ過ちを繰り返します。
中小零細企業では、圧倒的に家族経営は多いものです。アットホームな雰囲気はよいとしても、会社なのか、家なのか分からないようでは、他人社員には、決して居心地のよい会社とは言えない事になります。家族経営の代表的な悪い面と言えば、
経営環境は常に変化しています。 昨日まで安定業績を出していた企業が、予想だにしない出来事や事件、ライバルの参入で、大きく業績ダウンする例は枚挙に暇がないくらいたくさんあります。そんな時代だからこそ、『計画的経営』が必要です。「行き当たりばったり」「成り行き任せ」では、これまで何とか生き残った企業はラッキーだっただけですね。
今日は「ビジョンがない組織」には「ビジョンがない人が集まる」と言うお話し。ビジョンとは将来的展望の意味で、将来にどういう希望を持つかと言う事です。
組織にもこのビジョンが絶対必要です。それは、一生懸命に働く最大の動機付けにつながるからです。人間と言うのは、今が苦しくても、先々に夢や希望があれば、耐えることができますが、仮に今が良くても、未来に希望がなければ、モチベーションは落ちてしまいます。
どんな職場にも『マニュアル』と言うものがあります。作業や業務の仕方を詳細に記した指導書です。業務の品質を安定化、統一基準、業務の効率化を図るのにマニュアルは有効な方法です。しかし、このマニュアルが行き過ぎたり、現実性が乏しい場合、現場で使われないだけでなく、効率も著しく悪化させるのです。まさに本末転倒と言う物です。
今回は悪いマニュアルの例をいくつかご紹介しましょう。
今回は、私のようなコンサルタントなら、誰でも経験するお話しです。昔から『下3日にして上を知り、上3年して下を知る』と言うことわざがあります。これは組織での一般社員は3日もあれば、上司や経営者の本質や特徴を知る事ができるが、経営者や上司は、一般社員の本音や本質を理解するのに3年は掛かるという例えです。このように、下の人間の心や思いはなかなか上には伝わらないのが、組織であり、それから派生する悲劇が歴史の中で繰り返されていると言えるでしょう。だから『良い経営者・管理者の条件』の第1番目に挙げられるのは、社員の生の意見を聞くよう、『現地・現場・現実』の3現主義で対応する事と言われるのです。
先週、長年コンサルティングをしているクライアント企業の業者会で、後継者や管理職が集まった場で「SWOT分析勉強会」をしました。大手企業の子会社、事業部単位で「SWOT分析」を中期経営計画、単年度計画、ビジョンづくりに活用している事業所は結構あるようです。
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