嶋田利広ブログ

中小企業のコンサルティング

カンブ20って何だ?

 もし貴方がこんなカンブ(幹部)だったら、又はそんな人を知っていたら、恐らくは部下はたまったもんじゃありません。ダメな幹部を20項目の最初の10項目とその処方箋を紹介します。全部カン部と言う表現にしています。

  1. コスト意識がなく、改善提案も考えない思考が患っている患部
    • 現状満足の姿勢なので、いろいろ研修させても効果がなければ、役職を解き、現場のベテランとして活用した方が良い
  2. 「何とかなる」と問題解決を自らしない考えのあまい甘部
    • 脇が甘い幹部に共通している事は、これからのリスクの見通しができない事である。この幹部には、今の問題の放置がどういう大問題になるか論理的に図解で考えさせる研修が必要
  3. 具体的なデータや事実で判断せず、感覚論で業務をする勘部
    • その幹部の部下から、裏付けの事実や数字を聞き出し、感覚論の幹部に「この数字を見て、君の判断は正しいのか」を考えさせる
  4. トップの方針をただ伝えるだけの間部
    • TOP方針や指示をする時、「君ならどんな指示を出すか」 「君ならどう咀嚼して部下に話すか」を予め言わせる
  5. 思いやりがない・やさしさがない、心が冷たい寒部
    • 論理的なタイプが多く、部下に自分と同じレベルを求める。これは性格なので治らない。説明力があり、部下からそれなりに信頼されていれば是とする
  6. 直ぐに沸騰し、冷静な判断ができない燗部
    • これも性格だから治らない。約束事として沸騰している時は感情的で言い過ぎているはずだから、必ず冷静な時のケアを義務付ける(言いっぱなしを認めない)
  7. 杓子定規で、本質とは関係ない細部にこだわる官部
    • 監査機能や、ルールを曲げないことが必要な部署に異動させる(例えば、事務部等)
  8. フットワークが重く、自らは動かない艦部
    • 行動の早いNO2を直属の部下に付ける
  9. 問題が発生しても、責任者としての行動をしない傍観者の観部
    • 誰に何をどう指示したかを報告させ、その報告に対する幹部の関与の仕方、ケジメの付け方まで報告をさせる
  10. 「俺が一番偉いから。俺の言う事を聞け」と威張る冠部
    • コーチング研修を徹底的に受講させ、その変化を知る為部下アンケートを取り、変化をチェックする

 

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