商品開発ほど、経営者や役員幹部の思い込みで決まりやすい傾向があります。「思い込み」「期待先行」の商品開発は、いたずらに商品数を増やし、製造コストや管理コストを増加させ、利益をマイナスにする可能性が大きいものです。当社でもこれまで、いろいろな商品開発プロジェクトに参画してきました。正直言って、商品が当たるかどうか確信を持てることはあまりありません。
常に新しい事に取り組むこと、イノベーションを起こさない限り企業の将来はない、と多くの経営者は思っています。既存事業に安住しても、いずれじり貧や競合に負けることは容易に予想がつくからです。そこで、「次にビジネスのネタになる新規事業」を探すわけです。
新年の初めにコンサルタントが行う活動とはどんなものがあるでしょうか?面白いエピソードをご紹介します。私の長年のクライアントでのも話です。
経営計画書を作成する事はコンサルティングでは重要な事です。いろいろな方がその必要性を伝えているし、金融機関もそれを望みます。私もそれをこれまで徹底してコンサルティングしてきました。しかし、実際には「経営計画書を立てようが立てまいが、上手くいく企業はうまくいくし、経営計画書を作成しても、ダメな会社は相変わらずダメなまま」です。
クライアントと意思決定にかかわる経営会議に参加する際、コンサルタントや会計事務所職員自身が司会と書記をすることを進めています。しかし、総務の担当者が書くような、ただダラダラと発言録を書くのでは意味がありません。大事な事はその議事録を見て、何が決定事項なのか、次回は何を協議すべきかのなのか、何が保留や却下なのかが分かる表現でなければならないという事です。
管理職の仕事が滞る理由は、仕事が後手後手になっているからです。後手後手なら、時間に余裕がなく、いつもバタバタで結局に仕事品質が上がりません。更に時間の余裕がない事から、必然的に妥協をせざる得ません。
長い間、多くの会計事務所へのコンサルティングを続けていますが、当社ではどんな事をしているかご紹介しましょう。会計事務所へのコンサルティングには大きく分けて「経営支援」「研修教育」に分かれます。「経営支援パターン」は、その言葉通り、一般企業と同じように会計事務所と言う事業所へコンサルティングを行うものです。
本来なら経営コンサルタントがクライアントへの提案にネタ切れを起こす事はありません。しかし、会議指導がマンネリになったり、経営者とのコミュニケーションが希薄になると、自分の指導にマンネリを感じる事があります。
組織をまとめる上で、経営理念や使命感が大事なのは誰でも分かっていますね。私達もいろいろな病院や介護施設、歯科医院で「基本理念」「使命感」「行動指針」等々にコンサルティングをしてきました。でも・・・
中小企業の取締役って、仕事のスタンスの取り方が難しいとよく聞きます。あまる実務ばかりすると、部下が育たないし、管理ばかりすると批判されるし。
社長が真剣にならなければ、業績に回復も経営改善も進みませんよね。でも、実際の経営改善計画書では、社長がその気にならない内容が多いようです。その証拠に、一度作成し金融機関も了承した経営改善計画書が未達ばかり続き、追加融資をいつも求められる事が頻繁に起きています。
いろいろ赤字対策はあるけれど・・・ 赤字経営から脱却する方法や赤字の止血対策は誰でも知っています。問題は、それを決断する経営者の「腹が決まっている」かどうかです。どんな対策も経営者の腹が決まらないと、長続きしないしないし、中途半端 に終わってより悪化してケースをたくさん見てきました。
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