2つに分かれる経営顧問のタイプ

長年、継続する「経営顧問」のコンサルティングには、大きく「事前準備なし型」と「事前準備あり型」があります。経営顧問とは、経営者に起こる日々に課題へのアドバイスや、問題解決の協議、又は役員会、経営会議を通じて、各種の決定事項に関与する事です。経営顧問でも実際には、2パターンあって、「事前準備無し型」と事前準備あり型」です。

「事前準備なし型」の経営顧問

「事前準備なし型」は、いつもフリーな状態で、毎月の経営会議前に課題を経営者や役員から聞いて、対応するモノで、事前にコンサルタントが何らかを用意をするものではありません。この純粋な「事前準備なし」の経営顧問型は、「相談されたら答える」という受け身での提案が中心になります。ただ、いつも受け身だと、やはり長年継続する事は難しいでしょう。定期的に何らかの提案なり、具体的な戦略の整理作業などをしないと、飽きられるし、クライアントの業績が厳しくなると解約の憂き目にあいやすいのも事実です。

「事前準備あり型」の経営顧問

2つ目の「事前準備あり型」とは、コンサルタント側がテーマや年度重点課題をある程度決めて、コンサルタント主導で提案とそれに沿って推進していくパターンです。当然、何を提案するかは、事前に経営者の意向を聞いてプログラムを作り推進します。原則、年度方針をしっかり打ち合わし、それにそって提案をしていくタイプと、緊急課題対応型の提案がありますが、経営計画書作成、経営戦略立案や人事管理対策、4Sカイゼン、仕組みづくり、マニュアル化、ルール決めと文書化などいろいろなコンサルティングを年度計画に入れていきます。

目指すべき「高単価 事前準備なし型」経営顧問

恐らく、多くのコンサルタントの継続収入は「事前準備あり型」だと思います。但し、経営顧問料が低価格なら「事前準備なし型」も多くなります。そこで、我々のチャレンジは、高額で「事前準備なし型」を目指したいと思います。

例えば、毎月1回(数時間)で顧問料10万円、20万円、30万円を、数年、10年、20年と続ける事です。これが実現できるのは、「事前準備なし型」でも、その都度その都度のアドバイスや、協議の結果に、経営者が付加価値を感じてくれるからです。そして、実際にこの金額を長年払っていただけるクライアントの規模も大事です。正直、年商数億円で経常利益数百万レベルのクライアントでは、やはり難しいです。売上も10億円以上、利益も数千万以上 ないと、経営顧問料に年間200万円以上は出してもらえないでしょう。

だから、お付き合いする企業規模と経営顧問の金額は比例する訳です。そうすると、ある程度の規模の大きいクライアントを確保する為には、コンサルタントの営業方法も異なります。

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