SWOT分析、KPI監査、事業承継見える化コンサルタントの嶋田です。
事業承継10か年カレンダーの必要性は改めて言わずとも、分かっていると思います。
これまでの「事業承継10か年カレンダー」は
●経営者、役員幹部の年齢
●役員幹部の職位推移
●売上利益予測
●事業ドメインや経営戦略
●役員幹部の役割分担一覧
●相続資金対策
からなっていました。
実際の書き方は
このパターンを普及してきました。
ところがある経営者から、こんな相談がありました。
「将来後継者に引き継ぐにしても、今後の設備投資計画やそれに伴う借入返済、退職金など、資金の大まかな予定を考慮して、それに相応しい業績予測を出して今の借入依存度を少しでも減らす計画を考えないと、後継者も不安です」
確かに、今までの事業承継10か年カレンダーでは資金の事を触れていません。
そんな経営者の声を反映した「事業承継10か年カレンダー」を作った方が良いと考えていました。
またそんな矢先、複数の会計事務所から「長期資金計画と設備投資」をベースに「事業承継10か年カレンダー」が作成できないかと相談を受け、元金融マンと相談したうえで、「銀行が欲しがる事業承継10か年カレンダー」を作成しました。