コンサルタントにもいろいろなカタチがあります。
女性の職場には大なり小なり「影のボス」と言われる人がいます。経営者や上司は気づきませんが、隠然とした力があり、その人の意向を無視したり、意見を言おうものなら、あの手この手で、「いじめ」や「いやがらせ」をしてきます。しかし、他のスタッフも自ら火中の栗を拾うことはせず、「見て見ぬふり」という構造です。そして、それに耐えられなくなった人はやむなく退職か、精神的な病になります。
ある日、有能な若手の准看が「辞めたいですけど」と師長に相談してきました。「どうして?」と師長は聞きましたが、思い当たる節はありました。それはかねてから問題職員と言われていたベテラン看護師の存在です。そのベテラン看護師の悪気があるかどうか、分かりませんが、とにかく言っている事は決して 間違っていません。
「コスト削減していますよ。とにかく今は何も買わず辛抱です。職員も仕方ないと思っていると思います」ある介護施設の責任者の声です。多くの介護施設では、人件費の上昇を受けて、自分達でできる範囲のコスト削減をおこなっています。
よくクライアントや関係先の経営者から「嶋田さんのコンサルティングは具体的ですね」と言われることがあります。私は、それを聞いて、「ありがとうございます。どこが具体的だと思いますか?」と逆質問します。
「接遇品質のアップ」「看護・介護品質のレベルアップ」「患者・利用者満足度の向上」
どの病院・介護施設も似たような標語を掲げ、いろいろな取り組みをしています。で、実際に「○○の向上」と言う目標は、達成しつつあるのでしょうか?
後継者、特に直系の2代目、3代目をどう育成するか、親である現社長の大きな課題です。身内であるがゆえに、対処法が難しく、また幼年期の現社長との関係性、性格などもあり、他人を評価するようには簡単に行きません。でも、本気で後継者を育てたいと思う現社長の気持ちはわかりますが、後継者も生身の人間ですので、やってはならない言動や行動はあります。今回は、私の事業承継税制コンサルティング30年の経験と約30社の事例から、後継者育成の為に「社長、それやったらアウトですよ」という物を10項目紹介します。
多くの病院や介護施設で経費削減やムダな業務の見直しを積極的に進めるているようです。しかし、今まででもそんなにムダな業務やムダな経費を職員は使ってきたでしょうか?「乾いた雑巾を更に搾る」と言う言葉あります。これは企業のコストダウンの現場の言葉です。
ある日、知り合いの経営者からこんな質問をされました。「嶋田さんは、長年よく経営コンサルタント一筋でやれてますね。何が秘訣ですか?」とっさの事で何と答えれば良いのか、一瞬迷いましたが、やっぱりいつも思っているありきたりの言葉が出てしまいました。
コンサルタントは、クライアントの現場に訪問し、分析や提案を行うものです。そして会議に出席して意思決定に参加。時には、社内研修などの勉強会の講師もします。いずれにしても、「クライアントの現場に行かないと生産性を産まない」のです。もし、「通信教育ではないが、現場に行かずに付加価値収入が挙げられる」としたらどうですか?結構、魅力的ですね。
私のクライアントには5~20年の経営顧問として研修やコンサルティングをしている会計事務所が6事務所あります。その事務所の先生たちに聞くと「最近、相続相談が増えている」という事です。これは相続税の改正で今まで非課税だった人たちが有税になる可能性がある事から増えているようです。
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