会計事務所の経営支援スキルアップのコンサルティングを毎月4事務所で実施しています。
その中で、経営支援や経営助言を行う際に、若手の監査担当者にはいろいろなマインドブロックがあるのですが、先日ある会計事務所の幹部の言葉が印象的でした。それは
「経営支援業務、MAS業務の前に、若手や中堅の監査担当者は、社長にどんな質問をしていけば分からない事が多いのです。それを突破しない限り、経営支援なんてできないと痛感しています。」と。
提案とかソリューションとかの前に「質問ができる監査担当者」の育成が先だという事でした。
彼らは月次決算が終わって試算表を出した後、
「何をどうヒアリングすれば良いのか」
「何を聴きだせば良いのか」
が分からず、世間話や表面的な結果の確認だけに終始している訳です。