SWOT分析と事業再構築、経営承継可視化コンサルタントの嶋田です。
つい先日も、長年のクライアントとの役員会で、2021年後半の景気見通しと業績への影響、市場価格の動向について議論しました。
コロナが影響している昨今の景気下振れの各種指標や、原料高による収益の圧迫がかなり響いています。
そんな中、潮目が変わったという報告が出ました。
- 受注残が減少(これまで6カ月先まで受注が決まっていたが、今は2カ月先までしかない)
- 仕入れ業者が頻繁に営業にきだした(以前は、原料メーカーも材料機材商社も品薄でこちらから呼ばない限り営業に来なかった)
- 新規設備を凍結して、修理保全の意向が増えた(償却年数もとうに過ぎ、買い替えの筈が、もう少しだましだまし使うユーザーが増えた)
こういう状況は、2021年秋以降業績の下振れの兆候といえます。