「強み」を引き出すSWOT分析コンサルタントの嶋田です。
ある社労士さんから、こんなメッセージをもらいました。
「これまで労務関係の補助金を中心にしていたが、関与先の業績が厳しくなる中、畑違いと知りつつ事業再構築補助金にも対応できるようSWOT分析を学びたい」
と。
こういうメッセージが1人2人ではなく、10人以上から来ています。
今回も事業再構築補助金は、認定支援機関である会計事務所、中小企業診断士、そして融資元でもある金融機関だけでなく、多くの士業が熱い視線を送っているようです。
「強み」を引き出すSWOT分析コンサルタントの嶋田です。
ある社労士さんから、こんなメッセージをもらいました。
「これまで労務関係の補助金を中心にしていたが、関与先の業績が厳しくなる中、畑違いと知りつつ事業再構築補助金にも対応できるようSWOT分析を学びたい」
と。
こういうメッセージが1人2人ではなく、10人以上から来ています。
今回も事業再構築補助金は、認定支援機関である会計事務所、中小企業診断士、そして融資元でもある金融機関だけでなく、多くの士業が熱い視線を送っているようです。
「強み」を引き出すSWOT分析コンサルタントの嶋田です。
今回の事業再構築補助金の指針手引書が3月17日に出されました。
それを見ながら一つずつ解釈をしていると、やっぱり結構ハードルが高い感じです。
今回は、新分野展開、事業転換の「製品の新規性」「市場の新規性」「売上10%要件」「売上比率」の中身をチェックしていきます。
「企業の強み」を引き出すSWOT分析コンサルタントの嶋田です。
3月17日の事業再構築補助金の指針・手引書が出たことで、それに沿って2社の事業再構築経営計画書を作成しました。
当然、「合理的に説得できる根拠ある経営計画書」です。
では
質問
合理的な説明ができる根拠ある経営計画書で欠かせないものは何でしょうか?
それは、クロスSWOT分析で「ロジカルに固有名詞」に落とし込んでいるかどうかです。
そのポイントは、経営者、役員の頭の中にある 漠然とした「強みを活かした可能性ある新分野ビジネス」を超具体的に文字化していくことで、アイデアや理屈付けが見えてきます。
今ある「企業の強み」を引き出す中小企業SWOT分析コンサルタントの嶋田です。
質問 中小企業の新規事業の成功確率は何%か知っていますか?
実は、30%以内。でも実態は10%以内という見方もあります。
補助金を少しくらいもらっても、果たしてうまく行くのか?
昔の金融機関は「貸すも親切、貸さぬも親切」と言ったそうです。
必要な投資に対して、リターンも十分可能性がある借入金を貸すのは当たり前です。
しかし、無謀な投資に対して冷静な判断から貸さないという選択も中長期的には、先見の明のある親切という事でしょう。
今、話題の事業再構築補助金もまさにそういう状態かもしれません。
ある経営者から、こんな言葉を最近聞きました。
「あの事業再構築補助金って、経費の補填ができるから投資リスクが低いようだけど、結局新事業なんかその後の経費が大きいし、ダメな場合本業がさらに悪くなる。下手に補助金をあおって、新規事業の失敗で破綻する中小企業って、多いんじゃないですか」
まさにその通りだと思います。
今一番怖いのは「補助金ありき」で、経営者も認定支援機関である会計事務所も動いている事です。
こんにちは、「今ある企業の強み」を引き出すSWOT分析コンサルタントの嶋田です。
3月17日に経済産業省から、今回の大型補助金である「事業再構築補助金」の指針と手引書が出ました。
質問
この補助金は結構いけそうか、それともハードルが高そうか?
当社の見解は結構ハードルが高そうと思いました。
もしかしたら、モラルハザードを防ぐ為、わざとハードルを上げて、いざ審査したらそこそこ通す考えか。
いずれにしても、この手引書の行間を読む必要があります。
製品の新規性を満たす要件を詳しく見ていきましょう。
手引書では下記の①~⑤の指定があります。
「企業の今ある強み」を伸ばす 中小企業SWOT分析コンサルタントの嶋田です
質問 長続きしない社長の一番の特徴は何だと思いますか?
実は、物事を追求しない飽きっぽさなんです。
だから、そういう社長は過去にも、いろいろ手を出して失敗しています。
「事業再構築補助金」で仮に認可が下りて、新規事業・多角化戦略を進めたとしても、マネジメント体制が弱ければ、持続的収益にはつながりません。
以前、「新規事業・多角化戦略を維持するマネジメント1」とご紹介しました。
今回は、残りの12項目を解説します。
今ある「企業の強み」を引き出す中小企業SWOT分析コンサルタントの嶋田です。
質問
SWOT分析で「ヒアリング力」「ヒント力」「文字表現力」を高める一番効果的な研修を知っていますか?
それは、「1にロープレ、2にロープレ、3.4がなくて5にロープレ」なんです。
何故か、それは…
「企業の今ある強み」を伸ばす 中小企業SWOT分析コンサルタントの嶋田です
質問 会計事務所の経営計画書に根本的に欠けているのは何だと思いますか?
実は、顧問先の固有名詞の戦略へ落とし込んで聞かず、表面的な数値合わせでお茶を濁している事です。
でも、今回の「事業再構築補助金」はそれでは…
今回のコロナ禍での中小企業の支援策として「事業再構築補助金」が注目されています。
予算規模が1兆1500億円弱という大変な規模です。
まだ3月頭の段階では概要のみで、申請書のフレームも指針も出ていませんが、コンサルタント業界や会計事務所では、その支援に向けて既に動き出しています。
今回の「事業再構築補助金」は、コロナショックで本業の業績が厳しくなり、今後の生き残りをかけて新たなチャレンジをする中小企業の投資に対して、補助しようとするものです(コロナ融資の焦げ付きを少しでも防ぐ為の支援策とも・・)
ただし、ただ闇雲の新規事業・多角化する投資への支援ではなく、これまでの「強み」や「経営リソース」を活用する事が条件となっています。
さらに、申請書の収支計画・事業計画には「合理的で説得力のある事業計画書」が強く要求されるので、これまで多くの会計事務所が行ってきた「根拠の薄い、数値羅列型の事業計画書」では、おそらく容認されないでしょう。
仮に「根拠の薄い・合理的説明のない」事業計画書で審査にパスして補助金が下りたとしても、「持続性の内容が薄い」為、早晩「事業が継続せず途中挫折」に追い込まれる可能性も高いのです。
そういう観点から、今会計事務所が「事業再構築補助金」支援に対して、どう取り組むべきかを考察します。
MAS業務やMAS監査を標榜してきた会計事務所の試金石となるのが、今回の「事業再構築補助金」でしょう。
今ある「企業の強み」を引き出す中小企業SWOT分析コンサルタントの嶋田です。
質問
いよいよ、6月の書店、アマゾン発売に向けて原稿執筆を急いでいます。
今回は4名の共著者と一緒に取り組んでいるSWOT分析を活用した事業再構築補助金の事業計画書の書き方やケーススタディがポイントです。
今回はその目次をご紹介します。
「企業の今ある強み」を伸ばす 中小企業SWOT分析コンサルタントの嶋田です
質問 SWOT分析で一番大事な事って、何だと思いますか?
実は、1に質問、2にヒント、3,4がなくて、5に箇条書き能力
なんです。
それは…
この2日間で広告代理店と酒造メーカーに対して、SWOT分析を使って、事業再構築補助金用の事業計画書を作成しました。
事業再構築補助金用としていますが、以前から行っている「SWOT分析を活用した根拠ある経営計画書」と流れは全く同じです。
SWOT分析でいかに固有名詞で戦略や独自性を見出し、持続性を出すかがポイントです。
この2社のケースではどういう事になったのか、詳細なSWOT分析シートも、収支計画書も見せられませんが、進め方のポイントだけでも公開します。
今やネット広告がTVなどの従来型のマスメディア広告を超えた時代に、相変わらずのスペースブローカーとしての広告代理店がいます。
Webサイトの構築運営やグーグルアナリティクス、YouTubeやSNS広告や動画マーケティング、facebook広告などにノウハウがない訳です。
それでもじわじわと従来型の受注が減る中で、今回のコロナ禍で一気に受注ダウンしました。
さて、これからWebマーケティングや動画マーケティング、Web広告に展開していきますが、既に多くの業者が乱立しています。
後発企業としてどういうポジショニングで、この分野の顧客開拓と売上を上げるかを議論しました。
幸いなのは、「強み」に優良法人客が多い事、外注先にフリーのWeb業者が多い事そして、広告稼業なので「セールスライティング」に長けている事です。
この「強み」を掘り下げて、「機会」である「特定の顧客層のニーズ」に対応できるニュービジネスを発見しました。
具体的には言えませんが、他のWebマーケティング業者ではできない「この会社の従来からの強み」を全面的に打ち出す事で、圧倒的な差別化ができそうです。
ホームページを作れる人は世間にはうじゃうじゃいます。
Webマーケティングもできる外注先も多数います。
しかし、ここには既に顧客という資産と、セールスライティングというスキル、そして従来型のメディアミックスで、Web+電波文字という差別化ができるのです。
しかも電波文字は価格競争力がある。
徹底して「強み」を深掘れば、可能性は見えてきます。
事業再構築補助金に出す金額はせいぜい300万円位のものですが、十分いける判断しました。
酒造メーカーもコロナ禍で一気に売上が下がった業種です。
何せ業務用(飲食店)売上が前年比50%ダウンなど、大変な状況です。
そこで酒造メーカーも「強み」がどう活かせるか、多角的に分析をしました。
「強み」では伝統技術の杜氏がいたり、原料カスの処理設備があったり、地元ファンクラブのリスト、大手との取引などがあり、それをさらに多角的に活用すると、何ができるかを議論しました。
そして「機会」では年々落ち込む酒市場で伸びてる商材で強みが活かせる商品と、同業者で困っている課題(原料カスの処理)などが上がりました。
そして「積極戦略」では、新たな商品開発とニュービジネスモデルである原料カスの処理ビジネス、
「致命傷会費撤退縮小戦略」では、利益の出ないPB商品の縮小、
「改善戦略」では、PB縮小に伴いディスカウントストアーでの営業攻勢策
などが決まりました。
それに沿って中期収支計画を作成しました。
設備投資、開発費も1000万円以上になる計算で事業再構築補助金に適合していると判断しました。
当然、認定支援機関が判断し、最終的には国が決済しますが、持続化できるモデルの根拠が明確で、合理的な説明が付きます。
SWOT分析を使うこなす事が先ず第一です。
ここでどこまで具体的に深掘りし、固有名詞を出すか、そしてそれに単価と数量の概算ききだし、収支計画にどう反映するかが重要なカギです。
次に、SWOT分析で出た商材対策やその為のコスト、売上予定を収支計画に入れ込みます。
すると、想像より売上貢献が少なかったり、初期投資(経費分)が多すぎて、2年目も3年目も利益が出ない計画になりがちです。
それは初期投資額が大きいのか、はたまた売上規模が小さいのか、見直します。
もし売上規模が少ないのなら、単価と数量の見直しですが、問題は「そんなに売れるのか?」という疑問です。
そうするとSWOT分析での「積極戦略」の対策をもっと肉厚にしないといけません。
肉厚にすれば、またコストが掛かります。
このあたりの数回のシミュレーションで落としどころを見つけます。
このSWOT分析と収支計画との何回も行うシミュレーションが実は大事なんだと思います。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------
この2社の「SWOT分析を活用した事業再構築補助金用 事業計画書」の実例について、オンラインサロンで公開しています。
是非、オンラインサロンでリアルな中身を体感しませんか?
詳しくはこちらから
https://re-kentei.com/zoom-swot01.html
----------------------------------------------------------------------------------------------------
SWOT分析での「聞き出す力」を徹底して訓練する、国内唯一の検定
「SWOT分析スキル検定 中級リモート講座」を開講中
SWOT分析の理論武装、専門知識武装、またケース事例知識武装、そしてzoomでの何回も行うロープレ経験で、現場でのSWOT分析ヒアリング技術と文字化技術を上げます。
初級コースもありますが、一気にロープレ経験や実践を積みたい方は、こちらが手っ取り早いです。
詳しくはこちらから
https://re-kentei.com/swot-second-3.html
今ある「企業の強み」を引き出す中小企業SWOT分析コンサルタントの嶋田です。
質問 中身のないSWOT分析に共通して欠落しているものは何だと思いますか?
実は、クロスSWOT分析で固有名詞にトコトン落とし込んでないものです。
そんなSWOT分析ならやらない方がマシです。
クロスSWOT分析で一集中して、固有名詞にまで深掘り検討するのが「積極戦略」です。
この部分が浅いと、いずれ収支計画やアクションプランにも矛盾が出てきます。
何より、「こんな曖昧な戦略で、新規事業・多角化が成功するはずがない」と、審査の段階で跳ねられる可能性があります。
ネットで見られるSWOT分析の画像を見てみると分かりますが、ほとんどが曖昧な抽象的表現の「積極戦略」です。
そんな内容では、補助金の審査はおろか、持続性も疑問が残り、「失敗確率の高い新規事業・多角化」と言わざるを得ません。
では、「積極戦略」にはなのを記載するか?
「企業の今ある強み」を伸ばす 中小企業SWOT分析コンサルタントの嶋田です
質問 幹部教育の肝って、何だと思いますか?
実は、自分の頭で戦略的に物事を考える教育の事だと思います。
そこにSWOT分析研修が有効なんです。
それは…
SWOT分析が幹部教育に有効なツールという事は、証明されています。
これまでも50社以上で幹部中心に、自社のSWOT分析から独自の経営戦略立案研修を実施してきました。
そして、先週もある製造業の幹部20数名と丸一日をかけてSWOT分析研修を実施しました。
目的は、経営者の要望で
「幹部自ら経営戦略を多面的に分析して、戦略思考をつけさせたい」
ということです。
この経営者は私と面識はありませんでしたが、私の本を読んで気に入り「SWOT研修をするなら嶋田先生に依頼せよ」と総務部に指示があったようです。
ありがたい話です。
「これを無料で渡すんですか?」と同業のコンサルタントがビックリしたマニュアルをご提供!各種コンサルティングマニュアルを揃えております。
「こんな実例ノウハウを、こんな価格で売るって正気ですか?」と仲間のコンサルタントがあきれた「コンサルティング現場で活用した実例ノウハウ」があります。クライアントとの面談や会議で、また研修時に「見せるツール」しかも記入実例付きのリアルテンプレートを豊富に掲載。