東京で開催された『SWOT分析スキルアップ集中研修会』での、参加者のアンケート結果を集計しました。その結果、いくつかの事が分かりました。今回のセミナーでは、大きく分けて「自社の戦略分析の為」と「コンサルティング等の付加価値の為」の2つに分類されます。SWOT分析の目的は、「経営戦略づくり」の為のツールだから、自社の為であろうが、クライアントの為であろうが、進め方や内容に大きな違いはありません。
経営環境は日々変化しています。1年前に、SWOT分析を実施し、中期ビジョンを確立したとしても、この1年間で外部環境も内部要因も変化したのではないでしょうか?そこで、クライアントや顧客へ「2年に1度はSWOT分析による戦略点検=レビュー」を提案します。
今回のブログは「SWOT分析を武器にしてコンサルティングの幅を拡げた」ある事例をご紹介します。このコンサルタントは元々、教育研修に強みを持つ方でした。しかし、彼の悩みはご多分に漏れず、コンサルティング受注が安定しない事でした。そして、彼を悩ましたのは、引き合いが多いシーズンには日程の都合で断らざるえない事が起こり、逆に全く暇な状況の月もある事でした。何とか、収入の平準化を図りたいと思っていました。
SWOT分析は誰でもできますが、行う人によって結果が異なる事を前回書きました。今回は、SWOT分析を指導する初級者と上級者の違いはどこにあるのか、をご紹介したいと思います。
以前、「SWOT分析のアプローチの仕方で結果が変わる」と言うタイトルで記事を書きました。今回は、その記事をもとに「動画」で解説しています。
SWOT分析は誰でもできます。しかし、こういうメソッドは行う人によって大きく差が出る分析手法ともいえます。極端な事を言えば、SWOT分析をコーディネートした人(コンサルタントや税理士、経営者等)の成果とは、それを受けたクライアント(企業経営者や幹部等)が『良かった』と言われれば、それでOKでしょう。
SWOT分析を使っているあるコンサルタントから、こんな質問が来ました。「『機会』や『強み』を議論する時、業種特性を知らないと、どうやって進めていいか分かりません。代表的な業種の機会の聴きだし方やヒントはありませんか?」と。この方の言っている意味は分かります。恐らく業界固有の知識がない事がSWOT分析を進める時に引っかかっているのでしょう。
私たちのこれまでのSWOT分析に実績数を合計すれば、200は優に超えています。そのうちの約80%は、後継者も交えたSWOT分析なんです。現経営者(先代社長)は、過去の経験則に基づいた「リアルな戦略」を求めがちです。しかし、後継者は次代のニーズや業界の変化を加味した「未来の戦略」の眼が行きがちです。
SWOT分析と言うメソッドは、誰でも使えるし、理論は非常に簡単なツールです。だから、いろいろなところで使われているのですが、「効果的なSWOT分析」を普及しようとすると、いろいろな壁にぶつかります。それは、指導する人や業種によって、内容の濃淡が発生する事です。
コンサルティングの武器として「SWOT分析」を使うとして、 その後 どういう展開から、経営顧問まで結びつけるか、7つのステップで整理しました。
百数十社もSWOT分析のコンサルティングをしていると、いろいろなケースに遭遇します。代表的なものは、「議論が止まる」「意見が出ずに、沈思黙考状態が続く」場合です。これは、SWOT分析を学び現場で指導した方が、恐らく皆経験する事でしょう。そんな時、どうすれば良いのか、ちょっと私のノウハウを公開しましょう。
以前、のブログで、
「間違ったSWOT分析」
「このSWOT分析がダメな理由」
をご紹介しました。
しかし、実際には「浅いSWOT分析」で無理くり、経営計画書を作成しようとするケースは多いようです。
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