後継者の時代に、先代からの古参幹部をどう処遇するか、常に悩ましい課題です。
経験も力量の上のベテランであり、先代とは深い信頼関係がある。
しかし、過去の概念が強く、新たなことへの取り組みに抵抗感をだしたり、若手の成長を阻害するケースもあります。そういう場合、「経営承継コンサルティグ」でどんなことを実践してきたか、今回はその一部をご紹介します。
後継者の時代に、先代からの古参幹部をどう処遇するか、常に悩ましい課題です。
経験も力量の上のベテランであり、先代とは深い信頼関係がある。
しかし、過去の概念が強く、新たなことへの取り組みに抵抗感をだしたり、若手の成長を阻害するケースもあります。そういう場合、「経営承継コンサルティグ」でどんなことを実践してきたか、今回はその一部をご紹介します。
これまで10年以上の期間で「経営承継顧問」をしたクライアントは30社近くになります。
理想的な事業承継ができた企業もあれば、
途中で社長の急逝で、急遽経営者にならざる得なかった企業
そして、同族承継がうまく行かず、じり貧になった企業
最後まで同族不仲が解決できず、組織がバラバラになった企業
経営者が後継者を信用せず、後継者も経営者を信用しない「不信感同族」で従業員が逃げ出した企業
「任せる」と言って、いつまでも口出しを止めなかった経営者、そして後継者が鬱になった企業
全て業務を経営者が握り、後継者に何も具体的に引継ぎせずに、経営者が突如急逝した企業
等々
事業承継の巧拙を分けるポイントとは何でしょうか?
それは、経営承継に家族感情が入り乱れ、まともな判断力を経営者も後継者も持てなくなるかどうか、です。
関係性がよく、同族問題も感情問題もなく無難に承継できる企業もありますが、多くの同族承継には何らかの感情問題が発生します。
それが、承継をややこしくしていきます。
「強み」を引き出すSWOT分析コンサルタントの嶋田です。
できれば大声で、「SWOT分析は独自戦略を導き出す万能のツール」だと叫びたい。
しかし、現実は万能ではない。
場合によっては、全く機能しないSWOT分析もあるわけです。
それが「ネガティブSWOT分析」なってしまうケースです。
「強み」を引き出すSWOT分析コンサルタントの嶋田です。
各方面から事業再構築補助金事業計画書の相談が来ています。
一番多いのが、「認定支援機関である会計事務所」からの相談です。
相談内容は
⑴何をどう書けば良いのか分からない
⑵見よう見まねで書いているけど、これで審査する人に理解してもらえるだろうか
⑶依頼先の新規事業のアイデアが薄くて、計画書を書きづらい
⑷だいたいフォーマットがないなんて、不親切だよね…
事業計画書のフォーマットについては当社も公開しているので、下記を参考にしてください。
「強み」を引き出すSWOT分析コンサルタントの嶋田です。
コロナ不況で今後、確実に「特徴のない企業」は淘汰されます。
こんなことは多くの経営者も総論としては理解しているはずです。
では、本当に「自社の特徴づくり」に努力をしているのか、と聞けば?の経営者も多いですね。
「自社の特徴」と言っても分からなければ「自社の強み」に置き換えても良いです。
アフターコロナ時代やこれからの「低温経済」で生き残るには、「自社の強み」を極大化して「攻めの経営」に邁進するしかありません。
では、「自社の強み」をどうやって紐解けばいいのか?
前回から引き続き、事業再構築補助金事業計画書フォーマットの残り12項目です。
今回の事業計画書のポイントを当社では、この6つを上げています。
事業計画書を審査する審査官の視点で、弾かれないようにする為に
① 「分かりやすいビジネスモデル」して
②「見やすく、箇条書きでフレーム方式」にし
③「審査基準に合致させた事」を見せて
④「指針・手引書と適合できている事を証明」し
⑤「国の政策の方針に沿う表現」をちりばめ
⑥「どこまでも具体的に根拠を明文化」
です。
このフォーマットはそういう観点で作成されています。
「強み」を引き出すSWOT分析コンサルタントの嶋田です。
今は、コロナでなかなか開催できませんが、2018年、2019年には東京で「SWOT分析と経営戦略セミナー」を年に数回開催していました。
そのセミナー参加される方は、大きく分けて
●「自社の戦略分析の為」
●「会計事務所・コンサルタント等の付加価値の為」
の2つに分類されます。
SWOT分析の目的は、「経営戦略づくり」の為のツールだから、自社の為であろうが、クライアントの為であろうが、進め方や内容に大きな違いはありません。
唯一違うとすれば「自社の戦略の為」の場合は、いかに推進者がファシリテーション技術を使っても、客観性が取りづらいという事です。
推進者も参加者も自社の現状を良くわかっているから、ニッチ市場やニッチカテゴリーの「機会」を発見する場合、「できない理由」や「限界説」が出てくる事も致し方ありません。
「強み」を引き出すSWOT分析コンサルタントの嶋田です。
ついに、「事業再構築補助金用の事業計画書のフォーマット」を公開します。
今、このフォーマットで事業計画書の作成コンサルティングをしています。
また、このフォーマットを認定支援機関である会計事務所にも指導しています。
ただし、フォーマットに合理的に理屈を合わせて埋めていくには、どうしてもクロスSWOT分析が必要になります。
それでも
「クロスSWOT分析をする時間がない」
「新規事業で行う分野は既に決まっている」
「後はいかに論理的に説明するかだけ」
こんな場合は、今回オープンにする事業計画書フォーマットに埋めていくだけでもいいでしょう。
ただし責任は負いません。
では、25の記入フォーマット内、17項目を解説します。
各項目の横又は吹き出しに書く内容も記載しています。
「強み」を引き出すSWOT分析コンサルタントの嶋田です。
ある会計事務所の職員が、昨年早期経営改善計画を顧問先に提案しました。
顧問先も承諾し、金融機関も了承。早速早期経営計画書に着手。
財務面の分析や返済資金をベースにした利益計画を立て、中期の収支計画は予定通りに出来ました。
そして、「主要な経営課題」の作成に入りました。
問題はそこから、迷走が始まりました。
「強み」を引き出すSWOT分析コンサルタントの嶋田です。
事業再構築補助金の事業計画を依頼されて、ある2社のクロスSWOT分析をしました。
経営者の要望は「何とか補助金が欲しい。補助金になるように事業計画書を書いてほしい」
という思いです。
しかし、それはクロスSWOT分析をしてみないと分からないし、指針・手引書チェックと審査項目でチェックしてみないと分かりません。
仮に、こちらは「これなら補助金がいけるだろう」と思っても、審査する方の基準や考え方次第で、落ちる可能性もある訳です。
そこで今回の広告代理店で、クロスSWOT分析をしてみた結果「社長、この戦略は御社には妥当でも補助金はムリですよ」と思わず言ってしまった事例を紹介します。
「強み」を引き出すSWOT分析コンサルタントの嶋田です。
本来なら先に「クロスSWOT分析」をして、「強み分析」と「可能性あるニッチ分野やセグメントされたニーズ」を掛け合わせて「独自戦略=新規事業の取り組み方」を決めるべきでしょう。
しかし、実際には先に「こんな新規事業がしたいんだよ」と、経営者自身が日頃から思っている事を、今回の補助金で一気に取り組みたい旨をいうケースも結構多いものです。
その新規事業が「思いつき」であれ「思い込み」であれ、何とか事業再構築補助金を通したいと願っているのです。
問題はその新規事業案件に
「強みシナジー」
「独自性」
「持続性」
「ストーリー性」
があるかどうかです。
補助金申請であれ、通常の新規事業・新分野案件であれ、一番大事な項目です。
そこで、先に新規事業案件がある場合、クロスSWOT分析に合わせて「強みシナジー」「独自性」「持続性」「ストーリー性」を後付けで行うという手法です。
前回「正論で攻めてくるモンスター職員」について話しました。
今回は「寝技が多いモンスター職員」についてです。
寝技とは、「人が見えない処で暗躍するモンスター職員」とでも言いましょうか。
会議や個人面談時には、普通に返答するのですが、裏でいろいろ違う事を言ったり、画策してくる人です。
管理職の前では、「面従腹背」をしている訳ですから、ついついコロッと騙されてしまします。
「寝技のモンスター職員」の傾向として、次のような事が上げられます。
「寝技モンスター職員」は傍目には分かりにくく、管理職もついつい見逃してしまいます。
しかし、この「寝技モンスター職員」は、「人材潰しの常習犯」であるケースもありますね。
「何故、あの人が辞めたのか分からない」
明確な退職理由を語らずに辞めた場合、「寝技モンスター職員」が原因だったりします。
そこで「寝技モンスター職員」への間違った対処法を先に話します。
こんな間違いをすると「寝技モンスター職員」は更に悪化し、まともな職員が犠牲になります。
しかし、この「寝技モンスター職員」はなかなか尻尾を出さない。
だから、常に公式に伝える事です。しかも、若干の恐怖感を添えて。
どういうことか?
相手が寝技を使うから、こちらも寝技で、とは考えない方が良いですね。
管理職はまっとうな道で、お天道様に恥じない行動こそ、大事だと思います。
正義は最終的に、正しい人材の心を射止める。
寝技になびく人材は、その程度の人材という事です。
間違って、あなたまでも寝技で返すと、まともな人材が疑心悪鬼になってしまいます。
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