嶋田利広ブログ

コンサルタント事務所経営

なるほど、だからコンサルタントとしてのUSPがいつまでも決まらなかったのか

SWOT分析、事業再構築、経営承継可視化コンサルタントの嶋田です。

なるほどだからコンサルタントとしてのUSPがいつまでも決まらなかったのか.jpg

この前、弊社の「RE嶋田塾」の塾生(中小企業診断士)と話す機会があり、その方からこんな相談を受けました。

「RE嶋田塾に入ったのは、いろいろなリアルなコンサルティング実例を学ぶ為ですが、それと自分のポジショニングやUSPをはっきりさせて、自信をもってコンサルティング活動をしたいからです。現在はいろいろな事に首を突っ込み、自分のUSPがブレまくりです。」

と。

そして、こんな質問も受けました。

「先生はSWOT分析や経営計画書、経営承継可視化がUSPだといってますが、RE嶋田塾では10つのコンサルティングノウハウを公開しています。これはUSPが増えたという事でしょうか?またUSPという概念を超えたという事でしょうか?」

と。

なかなか本質を突いた質問でした。

それに対する私の回答と方向性の提案はこんな感じでした。

1、USPはニーズより、好きな事が長続きする

USP(独自のウリ)を決める基準では

●今後の市場ニーズが増えそうだから

●差別化ができそうだから

●過去の経験が活かせそうだから

こんな事からUSPを出すのが一般的です。

しかし、長続きするには「その分野のノウハウが好きである」ことが一番大事かなと思います。

好きだから長続きする。

私がSWOT分析や経営承継可視化、KPI監査などを推奨し継続しているのは、そのコンサルティングをしている時が「好きだから」です。

何が「好きか」といえば、コンサルティング中に経営者が納得したり、笑顔になったり、大きく頷いたり、いきなりメモをしたりと、私のコンサルティングを通じて「何かに気づく」からです。

そんなシチュエーションを何百回も経験したら「好き」になりますよね。

 

2、USPノウハウは無料でも良いから実績数を増やす

USPはたまたま偶然出会うものでもありません。

これは「運命」と思っているのですが、USPにつながるコンサルティングカテゴリーは、偶然にも6か月以内に2回以上実施するケースがあったら、そのコンサルティングカテゴリーは「USP」の運命かも知れません。

引き寄せたのです。

今回、事業再構築補助金がこの2年間で複数回、多い人は二桁の支援したコンサルタントや会計事務所があります。

その中で採択率が60%以上なら、「新規事業の事業計画書支援」は立派なUSPと言えます。

この間に相当な計画書作成ノウハウを自ら習得したはずです。

また、もし「これってUSPの出会いかな?」と思ったら、無料でも良いので6か月以内の2回以上のコンサルティング経験をしてみましょう。

それで「気づきや発見、差別化、面白み」を感じたら、それはやはり「USP」です。

 

3、 10つのコンサルティングももともとは1つのノウハウ?

RE嶋田塾では第1部の「コンサルティングノウハウ」では10つのノウハウ習得の学習があります。

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脈絡ないコンサルティングノウハウだと思うかもしれませんが、全部ある一つの根底からの派生形コンサルティングなのです。

それは何か?

それは「アウトプット型」というものです。

「アウトプット型」とは、ヒアリングや質問をしながら、その場で要約と文字化をしていくコンサルティング技術です。

これを5年以上続けると、専門外のコンサルティングでも「アウトプット型」になるのです。

SWOT分析であれ、経営承継可視化であれ、KPI監査、根拠ある経営計画書、経営会議指導、各種マニュアル系、人事評価系でも、何でも「アウトプット」できるようになるのです。

「RE嶋田塾」ではその当たりのコツを毎回お話しています。

 

4、当初のUSP以外でも顧問先が求めるから得意分野が増えていく

最初は特定USPでセミナーや電子書籍、SNS記事、そして書籍化などでPRします。

その分野のスペシャリストとして認知されるにはコンテンツを出し続けて3年位は掛かるでしょう。(しかもコンテンツを出し続けてです)

引き合いがあれば「無料」でも構わないので「アウトプット型コンサルティング」で、先ず「試食」してもらいます。

その「試食」が美味しいなら、おカネを払ってしてもらいたいと先方は思うはずです。

USPにつながるコンサルティングをしていくうちに、先方から「実はこんな・・・・の課題がある」とUSP以外の相談を受けます。

門外漢だからやらないという選択肢もありますが、「アウトプット型」「見える化」で少しは改善可能なら、行うべきです。

得意分野以外のコンサルティング範囲を増やすのは、単発コンサルティングではなく、やはり「顧問コンサルタント」になり継続的に支援する関係性のクライアントを増やすことです。

私が常日頃から言っているように「10年経営顧問」が複数あり、「アウトプット型コンサルティング」を意識すると、「見える化」のコンサルティングの幅はどんどん広がるという事です。

すると、受注や生産性も安定していく分けです。

 

「RE嶋田塾」は、リアルなコンサルティング現場(実例中心)が分かるコンサルタント養成塾です。

しかも、提供しているのは実際に現場で作成したExcelデータばかり。

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