コンサルタントは、ノウハウ事例の出し惜しみをするとファンができない
SWOT分析、事業再構築、経営承継可視化コンサルタントの嶋田です。
前回ブログ・メルマガ・SNS記事が続けさせるにはどうするか、解説しました。
今回は最近の傾向として「コンサルタントによるノウハウの出し惜しみは、誰も振り向かない」というお話。
以前のコンサルタント業界では
「具体的なノウハウは、料金を払って貰わないと教えられない」
という人やファームが多かったですね。
昔はコンサルタントと中小企業経営者との「情報格差」もあり、そういうスタンスでも通じたかも知れません。
しかし今は、誰でも同じ情報が手に入る時代。
ノウハウや事例をどこまで出すか、その姿勢次第で受注やファン化が大きく変わってきます。
１、ノウハウはどんどん公開した方がブランディングになる
メルマガ会員であれ、SNSであれ登録者を増やすには、定期的に「独自ノウハウ」をどんどん出すべきでしょう。
セミナーでも「チラッと見せて、後は個別コンサルで・・・」とすると、なかなか依頼は来ません。
ノウハウのほぼ８０％位を見せた方がクライアントはイメージしやすいので、相談したくなるものです。
それを
「これはノウハウだから、ただでは見せない」
「下手に見せてタダでマネされたら困る」
などとケチ臭いことを考える、「そんなノウハウ、別にそこまで欲しくない」と思われます。
マネしたい人やパクりたい人には、そうさせればいいのです。
それ以外の多くのまともな人が良い反応をするので。
そして、そういう公開されたノウハウが多ければ多いほど、露出が多いほど、その筋での「ブランディング」につながると考えます。
２、無料商品ほど、しっかりした内容で
これも過去何回も言っている事です。
例えば、リスト収集の為に「無料電子書籍」や「無料のテンプレ」などをダウンロードサービスをする場合があります。
●無料だから、そこまで見せなくてもいい
●無料だから、表面的なものでいい
●無料だから、フレームだけでいい
この「無料だから」という言葉に胡坐をかいて、ほどほどのノウハウしか提供しないと、全く反応がなくその筋の「ブランディング」ができなくなります。
私は「無料商品」ほど、「これ本当に無料ですか？無料でここまでのものが手に入るとは思わなかった」と言われるレベルにすることが大事だと日頃から言っています。
そうすることで、多くの方から信頼が貰え、既に会員なのに新たな電子書籍をアップする度にいつも無料ダウンロードする「ファン」が現れます。
その「ファン」がそのうち「無料相談」や「ノウハウ購入」「セミナー受講」というカタチで、マネタイズされていきます。
３、フレームだけで経営者は説得できない
無料ダウンロードでフレーム・フォーマットだけを提供するサイトがあります。
今の時代、フレーム・フォーマット自体には価値はありません。
それより、どんな書き方をするかの説明分や実際に書いた事例とその効果に価値があります。
経営者にあるフレームをプレゼンしたとしても、空っぽのフレームより、「実際の記入例とその効果」を見せた方が効果があるのは当たり前。
「うちもこれがあれば、〇〇の課題が少しは良くなるかも」
とイメージをします。
コンサルタントのプレゼンは、経営者にイメージさせる事から始まるのです。
４、結局ノウハウとは事例である
フレームだけならWeb上で腐るほど入手できます。
でも結局、ノウハウというのは「記入した実例」と「その結果どんな効果があった」というドキュメントではないかと思います。
私の場合「クロスSWOT分析実例」や「経営承継可視化実例」「経営改善計画書実例」を積み上げてきたので、見込み客の経営者にも説明がしやすいです。
だから「アウトプット型コンサルティング」こそ、大事なスタイルだといっているのです。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
「アウトプット型コンサルティング」のリアル事例データの入手とノウハウ学べるサブスク「ＲＥ嶋田塾」が６月から再募集です。
詳しくはこちら
無料電子書籍ダウンロード
「これを無料で渡すんですか？」と同業のコンサルタントがビックリしたマニュアルをご提供！各種コンサルティングマニュアルを揃えております。
コンサルティング現場実例ノウハウ
「こんな実例ノウハウを、こんな価格で売るって正気ですか？」と仲間のコンサルタントがあきれた「コンサルティング現場で活用した実例ノウハウ」があります。クライアントとの面談や会議で、また研修時に「見せるツール」しかも記入実例付きのリアルテンプレートを豊富に掲載。
