嶋田利広ブログ

会計事務所の職員教育

経営者に「今後の方向性・本音」を聞き出す質問

SWOT分析、事業再構築、経営承継可視化コンサルタントの嶋田です。

 経営者に今後の方向性本音を聞き出す質問.jpg

クライアントの会計事務所から、こんな相談がきました。

「5月決算を終えて、金融機関が本格的に提案をしてきました。それは企業売却です。今後長期の業績が見えない企業には早めのM&Aを推進させようという事でしょうか」

一部の金融機関は債権保全に走っているようです。

コンサルタントも会計事務所も、今のクライアント顧問先経営者が何を心配し、どんな腹積もりか、本音をしっかり聞いておかないと提案や支援がピンボケになる可能性があります。

では、率直にどんな事を聞けばいいのでしょうか?

当然、相手との信頼関係次第ですから、単刀直入に聞けないケースもあるでしょう。

1、本業の将来をどう見ているか

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既存事業のどんな箇所に不安があるかを聞き出し、右に書きだします。

 

2、言いにくいがM&A、廃業をどう考えているか

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M&Aや廃業について、今の心境を聞き出し、その内容を右に記載します。

 

3、新規事業への挑戦はどう考えているか?

220601_新規事業の確認.jpg

新規事業について何か腹案があるか聞き出します。

 

4、金融機関からプレッシャー、活用をどう考えているか 

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金融機関から言われている事、また金融機関に相談したいことは何かをかき出します。

 

このように簡単な質問だが「本質」「本音」を聞き出すことで、経営者の潜在的な課題を知ることができます。

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