SWOT分析、事業再構築、経営承継可視化コンサルタントの嶋田です。
「強みを活かした経営」
これは、今後のコロナ不況の本格化で、「金融機関から支援を受けられるかの分水嶺」になると思われます。
しかし、多くの中小零細企業では「強みを認識していても経営資源の集中」にまで舵を切っていないのが現状。
「強み経営」にシフトすると、これまでのある一定の「非強み部分」の売上が大きく減少します。
それを気にして、意思決定をずるずる延ばしているのです。
「減収創益経営」
これは、2001年に拙著「デフレ時代の減収創益経営」という本を出版した時に使った造語です。
「売上を下げて、新たな利益を創り出す」
という意味で、一般的に言われている「減収増益」など、そう簡単に進まない実情を反映したワードでした。
そこで「減収創益経営」をする為には、「粗利率中心経営」へのシフトという事になります。