「そんなひどい態度と言葉で、経営者と話すなんて、どんな神経しているの?」 「なくて七癖」と言うことわざがあります。自分ではそんなつもりもないが、気づかないうちに、露呈している変な癖の事です。会計事務所のコンサルティングの中で、会話力を高めるロープレを、もう何百回もやっていますが、そこで思うことが、ひどい言葉と態度です。
どの病院・介護施設にも「何回も注意しなければならない職員」「いつも同じ間違いをする職員」がいます。多くの管理職のストレスの原因になるだけでなく、そんな職員に激高して感情的ななってしまうとパワハラにもなるし、チームの雰囲気も重くなります。ましてや、強く指導し過ぎて「じゃあ、辞めます」と言われると困る。
毎月6会計事務所のコンサルティングをしています。ほとんどの事務所で「他事務所とは差別化できる経営計画発表会作成能力の向上」をテーマに、経営計画ノウハウを教育しています。経営計画といっても、一般に会計事務所が作成するような「数値羅列型経営計画」ではありません。
毎月6つの会計事務所(税理士法人)のコンサルティングを行い、これまでも40事務所のコンサルティングや職員教育を行ってきました。で、一番、所長や管理者が悩んでいるのが「話を聞かない」「話ができない」「会話も質問も心もとない」という職員に実態です。
先ず経営戦略とは何でしょうか?「戦略の定義」がおかしいと思う事があります。戦略はいろいろな言い方がありますが、私たちが一番分かりやすく一言で言っているのが「何を、どこへ」を決めることだと定義しています。
商品開発ほど、経営者や役員幹部の思い込みで決まりやすい傾向があります。「思い込み」「期待先行」の商品開発は、いたずらに商品数を増やし、製造コストや管理コストを増加させ、利益をマイナスにする可能性が大きいものです。当社でもこれまで、いろいろな商品開発プロジェクトに参画してきました。正直言って、商品が当たるかどうか確信を持てることはあまりありません。
ある病院での話です。入院中の患者(高齢の奥さん)のご主人が、看護師に「主治医の先生に相談 したい事があるが、今度の診察時に話す時間はあるか」と尋ねました。看護師は「どんな話ですか」と普通に聞いたのですが、ご主人は「先生に直接 聞くからいい」と話しません。看護師は何回も問いただしましたが行ってくれません。
常に新しい事に取り組むこと、イノベーションを起こさない限り企業の将来はない、と多くの経営者は思っています。既存事業に安住しても、いずれじり貧や競合に負けることは容易に予想がつくからです。そこで、「次にビジネスのネタになる新規事業」を探すわけです。
ヒアリング、インタビューなど「聴きだす能力」は、コンサルタントや経営支援の専門家には、大変重要なスキルです。実はダメなコンサルタント、高名なコンサルタントやベテランのコンサルタントの動作で、「この人はもうダメだな」と思ってしまう場合があります。それは、持論の説明や押し付けを多く、クライアントの本音や課題の深堀ができてない場合です。
新年の初めにコンサルタントが行う活動とはどんなものがあるでしょうか?面白いエピソードをご紹介します。私の長年のクライアントでのも話です。
クライアントと意思決定にかかわる経営会議に参加する際、コンサルタントや会計事務所職員自身が司会と書記をすることを進めています。しかし、総務の担当者が書くような、ただダラダラと発言録を書くのでは意味がありません。大事な事はその議事録を見て、何が決定事項なのか、次回は何を協議すべきかのなのか、何が保留や却下なのかが分かる表現でなければならないという事です。
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