サラリーマンの定年後に、これまでのキャリアや知識技能を活かして、「コンサルタント起業」する方は毎年相当数います。コンサルタント起業は、資金も投資もいらず、比較的誰でもできるセカンドライフの、ひとつのカタチです。ただ、「定年後のコンサルタント起業」は、本人が思ったようなカタチにならないケースも多いことを考える必要があります。
これまでも、人前で「リアルSWOT分析」現場を何十回も実践してきました。公開SWOT分析とは、リアルの経営者、幹部を招き、複数の会計事務所職員(監査担当)の前で、実際にヒアリングしながら、SWOT分析の「機会」「強み」「弱み」「脅威」を固有名詞で箇条書きに埋めていき、クロス分析である「積極戦略」「致命傷回避撤退縮小戦略」「改善戦略」「差別化戦略」を聞きだし、整理しながら表現していきます。
2017年10月に初めて東京八重洲にて「SWOT分析スキル集中研修」を開催しました。この研修は半日でRE経営竜の「SWOT分析の基礎」を学習して貰うものでした。約80名の方が参加され、ここから現在の「SWOT分析スキル検定」がスタートした訳です。実際の「SWOT分析スキル検定」の講義はこの動画以上の、リアルで実践的な内容です。
大手の経営コンサルタント会社には、いろいろサービスがあります。
- 企業診断、経営顧問
- 各種プロジェクト指導
- 各種セミナー、研修
- 教材コンテンツ(本、DVD、オンライン講座等)
- アライアンスでの収益 等々
しかし、個人事務所のコンサルタントには、経営指導が中心であっても、お招かれ研修やセミナー程度です。この商品バリエーションの少なさは、コンサルタント事務所経営において、大きな問題となります。
コンサルタントにとってセミナーは受注機会を作る為にも必須の対策です。しかし、セミナーには常に魔物が潜んでいます。私にもこんな経験があります。過去、熊本で年に何回もセミナー開催していました。企業経営編、医療介護経営編、リーダーシップ編等々しかし、集客も少なく、その後のフォローでも直接受注がなかなか発生しない事が続きました。知名度もなかったのですが、それにしても、10~20名が関の山。更にそのうち決定権者は半分未満など、散々な結果でした。私の失敗経験は、多くのコンサルタント共通のようです。その後、あるやり方に変えてから、集客もその後の受注も円滑にいくようになりました。
新卒職員が入職しても、新卒教育のパッケージができていないと、現場の責任者任せになってしまいます。新卒を責任をもって段階的に育成する責任者もいれば、OJTもほどほどで、ただ作業者としてこき使うだけの責任者もいます。特に、現場に余裕がない部門では、責任者も作業者として目一杯働いているので、新卒のケアもおざなりになりがち。
コンサルタントはクライアントの為に、自分の領域以外のコンサルティングを実施する場合、JV(ジョイントベンチャー)コラボ・協業・分業を組むケースが多い業種です。何でも自分だけで行おうとすると、限られたスキルの範囲だけの指導になってしまいます。すると、クライアントはバリエーションが少ないコンサルティングに対しては満足はしません。また、JVを組んだ方が、コンサルティング単価も高額になる傾向にあるので、JVは必要不可欠です。しかし、このJVの管理を疎かにしたり、依存し過ぎると、様々なトラブルが起こります。今回は、「JV活用での失敗」について紹介します。
4月には新卒職員が入ってきます。新卒を潰さず、いかに早期に戦力化するかは事業所の課題です。前回に引き続き「早期戦力化の新卒教育2」をお届けします。前回は、どちらかと言うと概念論を書きましたが、今回はリアルな教育技術について、上手くいって事例をご紹介しましょう。
病院や介護施設の人事評価をコンサルティングしていると、評価が曖昧で、「良いことも言わないし、悪い事も言わない」オブラートに包んだ表現を好む管理職が多いとつくづく思います。何故、ハッキリ言わないのですか?
本事例は、まだ私が経営コンサルタントとして駆け出し時代の事です。まだ経験事例が少ない時だったので、鮮明に記憶しています。この「兄弟経営」の失敗事例は、全国に類似ケースが多いように思います。そのドキュメントとは・・・
コンサルタントの価格提示は難しいものです。業界に平均単価とかの決まりもありません。例えば、そのコンサルタントが「私は1時間100万円です」と言えば、それが価格だし、逆に「私は、1時間1万円です」と言えば、そうなるでしょう。この価格は、決して作業量や作業時間によって決まっている訳ではありません。
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