介護施設では、職員が毎日一生懸命に奮闘されています。私はカイゼン活動を介護施設でコンサルティングをするケースが多いのですが、もう少し職員の負担軽減と利用者満足の一挙両得ができないか、いつも考えます。
看護師介護士は退職願を出す前に、どんな変化が起こるのでしょうか?何の変化もなく、いきなり退職願を出すケースも増えていますが、事前の予兆が確認できる場合もあります。
今回の熊本地震が、事業転換のきっかけに 「今の事業は赤字だし、将来性もないし、どうしようか」と常々考えていた経営者に、今回の震災は意思決定するきっかけになるかも知れません。
「再生復興に向けて融資を受けて頑張りますか?」 それとも
「これをきっかけに「事業転換」を考えますか?」
兄弟経営がすべて問題なのではありません。ただ、「社長である兄が大人しく、専務である弟が積極的」だと、往々にして問題が根深くなります。
今、多くの医療法人・社会福祉法人で組織の不安定さが増しているように思います。幹部や有能な職員の退職、造反、経営陣への職員からの不信感、部門間の連携不足による相互不信等々。皆毎日、仕事はしていますが、組織に一体感がないというか、皆が同じベクトルを向いていない、仕事への価値観が患者・利用者本位から、自分本位の職員が増えているような印象です。
クライアントに偉そうに提案するコンサルタント。ではそのコンサルタント自身は本当に儲かってるのか?実は「紺屋の白袴」「医者の不養生」が多いのが実情なんです。
中小企業の取締役の仕事って何だ?
「専務、あなたが社長から期待されている仕事は何ですか?」
「常務、あなでしかできない具体的な仕事は何ですか?」
「取締役部長、社員があなたに期待している具体的な事は何ですか?」
この質問に即答できますか?
あなたがコンサルタントとして、自分のUSPを構築していくとき、他のコンサルタントの事情を知る必要があります。当然この業界には先輩やコンサルティングファームがひしめき合ています。その中で自分を輝かせねばなりません。
やっぱり、経験のない人に取って「経営コンサルタントの仕事」は何か難しいと感じるものですよね。知識も経験もなければ当然、どこからどう手を付けるべきか、経営者と面談して何を提案すべきか分からない筈です。すると脱サラでコンサルタントを目指す方は、どこかの経営コンサルタント養成講座に入塾したり、ツールを購入して学習します。
いろいろ赤字対策はあるけれど・・・ 赤字経営から脱却する方法や赤字の止血対策は誰でも知っています。問題は、それを決断する経営者の「腹が決まっている」かどうかです。どんな対策も経営者の腹が決まらないと、長続きしないしないし、中途半端 に終わってより悪化してケースをたくさん見てきました。
一体何の目的で病院も介護もキャリアパスを作成したのだろうか?せっかく作ったのだから、実践で活用しないと意味がありません。しかし、私の印象では70%の法人が、キャリアパスを作成したまでは意気込みがあったが、作成後はほとんどケアらしいことをしていない。
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