SWOT分析、KPI監査、事業承継見える化コンサルタントの嶋田です。
このフルスペッククロスSWOT分析シリーズも本命の「積極戦略」についてポイントを整理したいと思います。
あれ、今度は「弱み」と「脅威」?と思った方、それはそこまで大事ではないので、後日少し述べます。
SWOT分析も「強み」「弱み」「機会」「脅威」を羅列するだけなら、難しくもないし、それほどSWOT分析を殊更いうほどの事もないでしょう。
SWOT分析の効果性が高い最大の魅力は「機会」×「強み」=「積極戦略」を導き出す事です。
この掛け合わせで独自の戦略を導き出すツールとして脚光を浴びているわけです。
ところが世の中に出回っているSWOT分析ではこのクロス分析が少なく、仮にクロス分析で「積極戦略」があっても、なんか表面的な表現が多いのも事実。
その表面的なクロスSWOT分析の「積極戦略」を見て
「こんな内容ならクロスSWOT分析もイマイチだな」
と感想を持たれた方も多いはず。
ハッキリ言います。
そんな似非クロスSWOT分析を見て、それがクロスSWOT分析だと思わないでください。
我々が探求しているクロスSWOT分析の「積極戦略」は本当に固有戦略にこだわっているし、経営改善計画の具体的な根拠になっているものばかりです。
それはさておき
この掛け算である「積極戦略」が浅くなるいくつかの理由があります。
そして、あるコツが分かれば「積極戦略」は企業のUSP(独自のウリ)が見えて、KSF(重要成功要因)にもなるのです。