長年、介護施設のコンサルティングをしていて思う事は、何故「施設職員はサービスを提供する側で、利用者・高齢者はサービス受ける側」と言う公式を崩せないのか、という事です。私の両親も入所やデイケアを利用してきました。ある日デイケアに週3で通う年老いた母に聞きました。
職員の実務教育には熱心で、内部研修も外部研修も積極的な事業所は多いです。しかし、組織の要である「部門長研修」については、数年に1回外部に単発研修に1か2人を受講させる程度、の処も多いのではないでしょうか。初任者研修まではやるけども、それ以降の「部門長クラス」のマネジメント研修の少なさが、今大きな歪を産んでいるように思います。
初めて役職者やリーダーになった人に対して「初任者研修」は不可欠な事です。ただ、初任者研修も目的と人数、登用した人材の属性によって若干進め方が異なります。初任者研修でどんな事を行うのか、目的別に考えてみたいと思います。
SWOT分析は誰でもできますが、行う人によって結果が異なる事を前回書きました。今回は、SWOT分析を指導する初級者と上級者の違いはどこにあるのか、をご紹介したいと思います。
部門間連携は上手くいかず、部門長や職員同士が不信感を持っている組織があります。当然、そういう組織は、トラブルやクレームが多発し、結果患者・利用者満足度が低くなる傾向があります。実際に私がコンサルティングしている病院・施設でも「部門間連携」が課題と言うところが多いものです。では、「部門間連携」が上手くいっている所は、何をしているのか、事例をご紹介します。
SWOT分析は誰でもできます。しかし、こういうメソッドは行う人によって大きく差が出る分析手法ともいえます。極端な事を言えば、SWOT分析をコーディネートした人(コンサルタントや税理士、経営者等)の成果とは、それを受けたクライアント(企業経営者や幹部等)が『良かった』と言われれば、それでOKでしょう。
毎月、5事務所の職員教育や事務所経営のコンサルティングをしていますが、何故こうも多くの会計事務所職員は顧問先の「経営計画づくり」に消極的なのでしょうか。金融機関からも求められているし、事務所の付加価値化・差別化で重要な事は、これまでいろいろな研修を通じて知っている筈です。また、事務所の所長も「口を酸っぱくして」、経営計画づくりの必要性を言っているのに・・・
病院や介護施設の幹部教育の中で、「仕事を部下に任せられるない幹部」をどう育成するかという研修で使ったレジメです。「任せられない幹部」には、性格とか責任感ではなく、「任せ方技術」を教える必要があると思います。それでは、下記にレジメを紹介しています。
「高給取りのうちの役員って、いったい何をしているんですかね?」こんな中堅幹部の不満がどこでも聞かれます。役員(取締役)の仕事って、部下には見えにくいものです。しかし、組織も部下も役員に対して、明確な行動、戦略的な動きを求めています。これに答えられない役員は機能不全だと言えます。
昨年位から、私たちがコンサルティングしている社会福祉法人や医療法人で、動画を使った教育を進めています。社会福祉法人や医療法人において、様々なコンテンツを動画化する事は多くのメリットがあります。
百数十社もSWOT分析のコンサルティングをしていると、いろいろなケースに遭遇します。代表的なものは、「議論が止まる」「意見が出ずに、沈思黙考状態が続く」場合です。これは、SWOT分析を学び現場で指導した方が、恐らく皆経験する事でしょう。そんな時、どうすれば良いのか、ちょっと私のノウハウを公開しましょう。
今の時代、「契約すれば良いコンサルティングをしますよ」的な打ち出しでは、誰も振り向きません。高額な金額を言ってくるコンサルタントから、いかがわしいコンサルタントまで、いろいろなコンサルタントがいるから、中小企業の経営者の中には「コンサルティング契約」には慎重になっている人も結構います。
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