嶋田利広ブログ

中小企業のコンサルティング

経営者が喜ぶマネジメントの「見える化」コンサルティング

多くの中小企業経営者、大なり小なり幹部に不満を持っているものです。

「幹部らしい仕事をしていない」

「部下の教育をしていない」

「仕事の管理をしていない」

「実務ばかりして、マネジメントができてない」

「幹部として提案がない」等々

そして、幹部自身に「あなたの仕事を教えてください」と質問しても明確な答えを出せない人も少なくありません。そこで、幹部の仕事の型決めをするコンサルティングを提案してみましょう。

1、幹部の定型業務を文書化

定型業務とは

「毎日の実務と管理」

「毎週決まった曜日の行う業務と準備作業」

「毎月決まった日に行う業務と準備作業」

「スポットで行う業務」

です。

毎日の仕事とは、「出社してから退社するまで」ほぼ行っている業務です。毎週の仕事とは、月曜日は〇〇ミーティングがあるとか、木曜日に〇〇会議の準備打ち合わせなどの曜日で決まっている作業です。毎月とは、初旬の何日に〇〇のチェックとか、中旬15日に〇〇の提出などです。スポット業務とは、毎年〇月末に行う研修とか、イベントなどです。この定型業務は誰にもあるはずなので、それを整理します。

2、定型業務の中に「クリエイティブ業務」「マネジメント業務」を入れる

定型業務だけなら、「仕事の型決め」にはなりません。経営者が望んでいるのは「幹部の実務」ではなく、マネジメントやクリエイティブ業務です。一般に幹部の業務は「仕事」と「作業」に区分けされます。この作業が定型業務です。そこで仕事とは、クリエイティブ業務を指します。クリエイティブ業務とは、創造的な仕事です。

具体的には

  • 今の業務を効率化する為の企画立案
  • 部下が育つための教育訓練
  • 年度計画や目標設定業務
  • 業務改善への取り組み
  • 部門業績を上げる戦略立案
  • 顧客調査  等々

これらは一般社員ではなく、管理職が行う仕事です。このような「クリエイティブ業務」を行うことで、部門の未来を作りあげることです。

3、幹部の仕事一覧表を研修で作成

これらの定型業務やクリエイティブ業務、マネジメント業務を幹部研修(半日から終日)で作り上げることを経営者に提案します。多くの経営者は幹部の「マネジメント業務」「クリエイティブ業務」に対して不満を持っているので、この「幹部の仕事の『見える化』研修」は受け入れられます。私の一般企業や介護施設でこの「幹部の仕事の『見える化』研修」を相当数実施してきました。この「見える化」は幹部自身も、「自分が何をすべきか棚卸ができた」とポジティブに考える人も多いですね。

 

幹部は「仕事をしているのか」「作業をしているのか」この手の研修は3年に1回くらい提案してもいいかも知れません。あなたも新たなコンサルティングアイテムに加えてみては?

 


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