SWOT分析、KPI監査、経営承継可視化コンサルタントの嶋田です。
先日、6年間支援している九州の病院の人事労務コンサルティングが千秋楽を迎えました。
当初は賃金システム改善、人事評価制度導入コンサル契約で1.5年程度の予定でしたが、先方の要望もあり、6年間も継続していました。
何故ここまで長くなったのか?
それは制度設計だけでなく、人事考課・職能等級評価を毎回個別に支援し、事務局や幹部が調整できる能力の定着まで支援したからです。
多くの人事労務コンサルタントは制度設計をして、フレームやツールを渡し、当初の考課者訓練を数回行うだけで、「後は自分たちで頑張れ」のケースが大半です。
しかし、人事評価制度は制度設計よりもその運用が大事で、多くの医療機関、社会福祉法人でも「仏作って魂入れず」の人事評価や賃金制度になっています。
そこで、私たちは制度設計後「人事考課調整会議」を行う事で、各部門責任者が勝手な基準で評価し「評価のインフレ」や「昇給・賞与のインフレ」を防ぎ適正水準にしているのです。
ではどのように進めているか?