「同族の経営承継の失敗事例」から同じ轍を踏まない為に
これまで10年以上の期間で「経営承継顧問」をしたクライアントは30社近くになります。
理想的な事業承継ができた企業もあれば、
途中で社長の急逝で、急遽経営者にならざる得なかった企業
そして、同族承継がうまく行かず、じり貧になった企業
最後まで同族不仲が解決できず、組織がバラバラになった企業
経営者が後継者を信用せず、後継者も経営者を信用しない「不信感同族」で従業員が逃げ出した企業
「任せる」と言って、いつまでも口出しを止めなかった経営者、そして後継者が鬱になった企業
全て業務を経営者が握り、後継者に何も具体的に引継ぎせずに、経営者が突如急逝した企業
等々
事業承継の巧拙を分けるポイントとは何でしょうか?
それは、経営承継に家族感情が入り乱れ、まともな判断力を経営者も後継者も持てなくなるかどうか、です。
関係性がよく、同族問題も感情問題もなく無難に承継できる企業もありますが、多くの同族承継には何らかの感情問題が発生します。
それが、承継をややこしくしていきます。
1,多くの同族承継は「財産相続承継」ばかりに眼が行きがち
●株価をどうするか
●贈与税はどうするか
●相続税を軽減するには特例税制を使うか
●誰にいくら株を持たせるか
●経営者退職金はどうするか
等々
多くの事業承継は「財産相続承継」ばかりです。
しかし、前述の同族問題や後継者育成には「非財産相続承継」こそ重要な要素です。
2,「非財産相続承継」とは
「非財産相続承継」とは
●経営戦略承継
●職務権限承継
●組織人事承継
●理念・経営判断・価値観承継
に分かれます。
これらの承継を「見える化」「可視化」するのが、「非財産相続承継」のコツです。
即ち「文字」にして現経営者、後継者と一緒に作成し、「言葉」や「思い」の齟齬を無くすことです。
それには、当事者同士で「文字化」するにはなかなか難しい場合があります。
そこで、当社にような経験豊富な「経営承継顧問」が仲裁、仲立ちをし、「文字化」する事で円滑に進めていくのです。
3,他社の事業承継失敗のドキュメントが参考に
実際に事業承継時に課題はどの会社も似たような傾向があります。
そこで、
今回は、これまで「同族承継」がうまく行かなった5つに事例を掲載した「無料電子書籍」をご紹介します。
この5つの事例はすべて反省が残った案件です。
しかし、事業承継に特に「非財産相続承継」では「あるある」の話です。
この電子書籍には、
- 何故、その会社は承継後に業績悪化になったのか(内装建具)
- 何故、その会社は承継後に内紛、取締役の造反がおこったのか(金属加工業)
- 何故、やる気があった後継者が親元に帰った後、退職してしまったのか(飲食店)
- 何故、その会社は兄弟経営で失敗したのか(照明器具)
- 何故、その会社は息子が継ぎたくないと言ったのか(町の印刷会社)
- 『経営承継前に、オーナー社長がやるべき50のチェックリストとヒント
この5つの事例と50のチェックリストがダウンロードできます。
詳しくはこちらから
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