嶋田利広ブログ

事業承継のコンサルティング

「同族の経営承継の失敗事例」から同じ轍を踏まない為に

facebookカスタムネイル同族の経営承継の失敗事例から同じ轍を踏まない為に.jpg

これまで10年以上の期間で「経営承継顧問」をしたクライアントは30社近くになります。

理想的な事業承継ができた企業もあれば、

途中で社長の急逝で、急遽経営者にならざる得なかった企業

そして、同族承継がうまく行かず、じり貧になった企業

最後まで同族不仲が解決できず、組織がバラバラになった企業

経営者が後継者を信用せず、後継者も経営者を信用しない「不信感同族」で従業員が逃げ出した企業

「任せる」と言って、いつまでも口出しを止めなかった経営者、そして後継者が鬱になった企業

全て業務を経営者が握り、後継者に何も具体的に引継ぎせずに、経営者が突如急逝した企業

等々

 

事業承継の巧拙を分けるポイントとは何でしょうか?

それは、経営承継に家族感情が入り乱れ、まともな判断力を経営者も後継者も持てなくなるかどうか、です。

関係性がよく、同族問題も感情問題もなく無難に承継できる企業もありますが、多くの同族承継には何らかの感情問題が発生します。

それが、承継をややこしくしていきます。

1,多くの同族承継は「財産相続承継」ばかりに眼が行きがち

●株価をどうするか

●贈与税はどうするか

●相続税を軽減するには特例税制を使うか

●誰にいくら株を持たせるか

●経営者退職金はどうするか

等々

多くの事業承継は「財産相続承継」ばかりです。

しかし、前述の同族問題や後継者育成には「非財産相続承継」こそ重要な要素です。

 

2,「非財産相続承継」とは

「非財産相続承継」とは

●経営戦略承継

●職務権限承継

●組織人事承継

●理念・経営判断・価値観承継

に分かれます。

これらの承継を「見える化」「可視化」するのが、「非財産相続承継」のコツです。

即ち「文字」にして現経営者、後継者と一緒に作成し、「言葉」や「思い」の齟齬を無くすことです。

それには、当事者同士で「文字化」するにはなかなか難しい場合があります。

そこで、当社にような経験豊富な「経営承継顧問」が仲裁、仲立ちをし、「文字化」する事で円滑に進めていくのです。

 

3,他社の事業承継失敗のドキュメントが参考に

実際に事業承継時に課題はどの会社も似たような傾向があります。

そこで、

今回は、これまで「同族承継」がうまく行かなった5つに事例を掲載した「無料電子書籍」をご紹介します。

この5つの事例はすべて反省が残った案件です。

しかし、事業承継に特に「非財産相続承継」では「あるある」の話です。

この電子書籍には、

  1. 何故、その会社は承継後に業績悪化になったのか(内装建具)
  2. 何故、その会社は承継後に内紛、取締役の造反がおこったのか(金属加工業)
  3. 何故、やる気があった後継者が親元に帰った後、退職してしまったのか(飲食店)
  4. 何故、その会社は兄弟経営で失敗したのか(照明器具)
  5. 何故、その会社は息子が継ぎたくないと言ったのか(町の印刷会社)
  6. 『経営承継前に、オーナー社長がやるべき50のチェックリストとヒント

この5つの事例と50のチェックリストがダウンロードできます。

詳しくはこちらから

何故、この会社は事業承継が上手くいかなかったのか | SWOT分析と経営継承可視化の専門コンサルタント RE-経営 - SWOT分析と経営継承可視化の専門コンサルタント RE-経営 (re-keiei.com)

 
210120_電子書籍 なぜ事業承継がうまく行かなったかQR.png

 

こちらのページもいかがですか?

無料電子書籍ダウンロード

「これを無料で渡すんですか?」と同業のコンサルタントがビックリしたマニュアルをご提供!各種コンサルティングマニュアルを揃えております。

コンサルティング現場実例ノウハウ

「こんな実例ノウハウを、こんな価格で売るって正気ですか?」と仲間のコンサルタントがあきれた「コンサルティング現場で活用した実例ノウハウ」があります。クライアントとの面談や会議で、また研修時に「見せるツール」しかも記入実例付きのリアルテンプレートを豊富に掲載。