嶋田利広ブログ

事業承継のコンサルティング

生成AIで事業承継10か年カレンダーに挑戦してみたら・・・

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ChatGPTo1ミニを試しています。

推論がスピーディだという事で、どこまでできるか「事業承継10か年カレンダー」のプロンプトを入れて、実行してみました。

中身は調整補正は必要ですが、私たちがヒアリングしながら聴きだす内容に近いものが上がりました。

まだまだプロンプトの精度をあげてもっと情報を入れていけば、それなりのプランがでるかと思います。

1,ヒアリングする前に、「事業承継10か年カレンダー」の素案を見せる

これまでは事業承継に関心がある経営者や後継者には、他社の「事業承継10か年カレンダー」に事例や、空のフレームを最初に解説していました。

興味を持った場合、即経営者や後継者、今後の幹部の名前と年齢を聞きだし、それに伴う10年後のだいたいの役職を聴きだして入力し、次のステップに移っていました。

「事業承継10か年カレンダー」をヒアリングしながら、意思決定を誘導し、文書化して第1次完成するまでに5~8時間は掛かります。

無料ではなかなかできないコンサルティングでした。

しかし、経営者後継者と面談する前にだいたいの知りえる情報から「事業承継10か年カレンダー」用のプロンプトを入れて、「10年計画」を作成すると、それっぽいものが生成されます。

空のフレームより、説得性が増す事は事実です。

 

2,社長や後継者の議論が進めやすくなる

生成AIが勝手に作成した「事業承継10か年カレンダー」とはいえ、実際の名前や年齢、事業は組織が入っているのだから、リアルな議論に即展開していきます。

これまでの「空の事業承継10か年カレンダーフレーム」を見せながら、聴きだすスタイルだと、ゴールが見えない事から議論が脱線したり、意思決定できずに遅々として方向性が固まらない事が多々ありました。

特に会計事務所職員でファシリテーション技術のない人が進めると枝葉末節の議論になりがちで、いつまで経ってもカレンダーへの埋め込みが進まない事が発生するのです。

しかし、事前にある程度の素案が生成AIから導き出されると、先ず感動されて、いきなり本論に入れます。

 

3,作成コンサルティング時間は50%は削減可能 

私のように事業承継10か年カレンダーをこれまで数十社コンサルしてきたレベルでも、毎回5~8時間くらいは掛かります。

しかし、事前に生成AIでここまで作成できるているなら、おそらく3時間くらいで要点の入力は出来ると思います。

プロンプトもAI画像も出せませんが、こんな感じで結構具体的に生成されました。

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まだまだプロンプトの精度を上げて、第1次情報の入力プロンプトで、完成度60%位のものができれば良いなあと思っています。

 

経営コンサルタントが現場で使う生成AIプロンプト公開と体感研修を4月4日(土)に東京会場とZoomで開催します。

今回の「事業承継『見える化』コンサルティング」もあります。

事業承継『見える化』コンサルティングでの生成AI活用には、会長、社長、専務などの職務権限移譲計画も生成AIを使って、一発アウトプットも紹介する予定です。

詳細とお申込は下記から

https://re-keiei.com/blog/consultant-office/2145-ai-4.html

 

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