2025.8.19 生成AIの気軽に中小企業内で普及させる方法

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弊社の「経営ナビAI」も順調に増えていっています(カメの歩みですが(笑))

現在はコンサルや税理士、保険パーソンが中心に「経営支援」の活用でユーザーが増えているのですが、いずれこの「経営ナビAI」は実際の中小企業に導入してもらいたいと思っています。

しかし、実際の中小企業に生成AIが普及するにはまだまだ多くの課題があるようです。

その課題を克服し、生成AIを普通に利活用する為の取り組みを紹介します。

1,中小企業に生成AIが普及しない理由

生成AI利用が便利で、今後は必須になると頭では分かているものの、実際には「Google検索の延長線上の使い方」や「単発的な調査やアイデアだし」などの個人的な利活用に留まっています。

その理由は下記の6つが考えられます。

⑴有料版機能を社員全員が使うと、コストが高い(しかし無料版は精度が低い)

⑵学習されないかセキュリテイが不安(これも結構誤解がある)

⑶プロンプト(指示文)をイチイチ考えるのが面倒。AIからの質問に答えるだけで、生成できるならいいのに

⑷独自のカスタムChat(MyGPTs)の設計の仕方が分からない

⑸最初から「目的別の生成AI」がセットアップされていない

⑹AIを業務の仕組みに入れず、調査程度しか使っていない

生成AIはイノベーションなので、本格取り組みのハードルがあることを言い訳にしているようです。

 

2,実は経営者がネックという事実

実際に生成AI普及を妨げている最大の要因は実は「経営者の無知」が大きいと思います。

その理由は

⑴社長に知識がないから導入に後ろ向き(分からないからやらないというネガティブな選択)

⑵AIを使おうとしない社員の「訳知り顔」の反対意見に屈している

⑶大企業は導入していても、知ってる他社もまだ手付かずだから安心している

⑷AIを使わないでも、何とかやっていけるという根拠なき慢心

⑸スマホやWindows95が一気に変えた世界以上の大変革なのに、感度が鈍い

⑹過去と同じでブームで終わるのではないかと様子見を決め込んでいる

経営者が意思決定すれば、確実に生成AIを業務に取り組むことは可能です。

しかし、肝心かなめの経営者が及び腰だと、なかなか進まないのが実情です。

 

3,中小企業が段階的に取り組む為には

では実際に生成AIを業務効率化は企業の付加価値に仕組みとして導入するにはどうすべきか?

最低条件として下記の4つの段階があります。

⑴生成AIとは何か、何ができるのか「幹部社員向け勉強会」の開催(内蔵プロンプトの生成AIを模擬体験)

生成AIの知識がない事には、取り組みもできないし、生成AIがどう便利かもわかりません。

私がzoomなどで勉強会をする際には、そのあたりのポイントを事例とともに解説し、弊社の「経営ナビAI」を内蔵プロンプトをいくつか公開して模擬活用を見せます。

プロンプトを自ら考えるのではなく、目的別生成AIから質問がくるので、それに答えるだけで成果物の第1次回答が生成されます。

すると「へー、すごい」「なるほど、こんな使い方をするとこんな回答が出るのか」と感心されます。

まずは生成AIに関心を持ってもらう勉強会は必須です。

 

⑵「内蔵プロンプト」の法人専用AIに加入し、個人ごとのID PWを発行

勉強会の後「経営ナビAI」のサブスクに加入してもらいます。このサブスクは驚くほど低価格なので、企業の負担感はあまりありません。

「経営ナビAI」は脳みそはGPTの有料版が動き、法人専用のサーバーでセキュリティを確保しているので生成物や質問の外部流出の心配がありません。

更に内蔵プロンプトの生成AIで、「プロンプトを考える必要がない」仕組みです。

「経営ナビAI」のサブスク会員(テナントと呼ぶ)になると、企業の管理者にID PWが発行され、会員サイトから「経営ナビAI」の使い方動画で学習できます。

そして、社員それぞれにID PWを発行してもらいます(クラスにより人数制限があり)

そして、利用権限のある社員が、目的別の生成AIを使ってもらいます。

 

⑶まず生成AIで遊んでみる

「経営ナビAI」には、現在40の目的別内蔵プロンプト入りの生成AIが実装されています。

今後もどんどん増やしていきますが、とりあえず、業務に使う傍ら、「どんな目的別生成AIがあって、どんな生成物が出るのか」遊び感覚で慣れてもらう事です。

生成AIから質問が来て答えるだけとは言え、その回答の精度が低いと、なかなかいい生成物が出ないのも事実です。

因みに遊びがてら使って経験値を積むなら

「報連相の苦手意識がなくなるAI」

「作業標準化と多能工育成のための業務手順書作成AI」

「漏れのない業務引継ぎ支援AI」

「値上げ交渉支援AI」

「苦手な顧客への提案トーク切り口発見AI」

「SWOT分析AI」

「経営計画書作成支援AI」

などがおススメです。

 

⑷日常的に使う内蔵プロンプトの生成AIから活用

遊びで経験値を積んだら、実際に日常使いをしてもらう事で更に生成AIの取り組みレベルが上がります。

おススメは「法人営業日報AI」「監査日報AI」「提案書作成AI」です。

日報AIは毎日のことで、AIから訪問結果について細かい質問が来て、それに答えていくと日報が出来上がる仕組み。

これが毎日なので、1週間もすれば生成AIから聞かれることが頭に入り、それを訪問時に確認や提案ができるようになります。

毎日のその結果を上司にExcelでメールするだけだし、実際には日報を見てAIから次回訪問や事前宿題のアドバイスももらえます。

上司はそのAIからのアドバイスを基にアドバイスをしてもいいのです。

日常的に生成AIを使う習慣ができると、「仕組み」となり、生成AIの利活用が普通になります。

こういう事ができるのも「内蔵プロンプトの生成AI」だからです。

 

「経営ナビAI」の内容と操作方法、アウトプットが経験できる「無料オンライン説明会」を随時開催しています。

今後の開催予定日は

8月23日(土)21:00~22:00

8月25日(月)21:00~22:00

8月28日(木)21:00~22:00

9月1日(月)21:00~22:00

9月9日(火)21:00~22:00

9月16日(火)21:00~22:00

お申込みは下記サイトからどうぞ。

https://keieinaviai.info/free-ai-seminar.html

 

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