2025.11.8 中小企業の社長はコンサルの為に「社員を集めたプロジェクト」を嫌がる?

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人事評価制度や商品開発、マニュアルづくりから社員のモチベーションアップ等で、コンサルタントや社労士はプロジェクトを提案します。

プロジェクトでは、必ず現業を持っている社員や幹部が時間を取られるので、直接生産性に影響します。

だから中小企業の社長は「大事な業務時間に社員を集めるプロジェクト」を嫌う傾向にあります。

しかし、人事評価コンサルティングなどではコンサルタントや社労士は、現状認識や実務を把握する為にどうしてもヒアリングしたい訳です。

そうしないと一般的ないい加減な人事評価項目になり、使えない内容になることを危惧しています。

しかし、生成AIのチェーンプロンプトを使う事でそこに劇的な変化が起きます。それは…

1,ヒアリングしなくても、プロファイルを入れるだけで部門別の詳細な人事評価項目は直ぐに生成できる

例えば日中忙しい営業幹部や生産幹部を招集して一から部門別の評価項目作成の研修をすることは、現場にとっては「必要かもしれないが、時間がとられて困る作業」です。

しかも今は人手不足で幹部も現業に忙しい。

そんな時、人事評価コンサルティングチェーンプロンプトを使えば、その企業の業種や部門を入れるだけで、必要な人事考課項目案が何十個もすぐ出てきます。

それを経営者に見せて選択させれば、良いだけです。

細かい業種と部門特性を社長から聞いておけば、幹部社員を集めて一から評価項目を作る時間は大幅削減できます。

RE経営ではこの手法を使い、この2年間で4社の人事評価コンサルティングを受注し施工しています。

副次効果として、生成AIの使い方も幹部が学習でき、一石二鳥となっています。

 

2, マニュアル書、業務手順書は最終案に近いものまで生成させ、社員は最終補正だけで十分

よくあるコンサルティングのプロジェクトで「業務マニュアル作成」というのがあります。

作業の標準化は多くの中小企業で課題になっています。

新人の早期戦力化の為に、外国人の技能実習生の為に、定年を迎えた方の技能の伝承の為にも。

これも多くのコンサルタントはプロジェクト形式でメンバーを集め、一からアンケートやヒアリング、フレームを用意して、プロジェクトメンバーに書いてもらいながら作成していきます。

マニュアル作成も大事だが、ここも日中の忙しい時間帯に主要なメンバーが時間を取られます。

時にはプロジェクトメンバーも業務を優先して、ミーティングに参加しなかったりと、プロジェクト運営もなかなか一律に進みません。

しかし、手順書チェーンプロンプトを使う事で相当な時間削減が可能です。

一部の部門長から業務内容を聞き出して、チェーンプロンプトにその基礎情報を入れるだけで、業務マニュアルや作業手順書の素案が数十種類作成できます。

この素案を基に加筆修正作業だけを現場に依頼するなら、負担もないし協力的になります。

私自身もこの業務手順書用チェーンプロンプトを使って、顧問先の支援をしていますが、コンサル時間の削減と幹部の負担軽減に大きく貢献しています。

 

3,社長の経営課題のほとんどは、生成AIで素案が即作成できる

社長が考えている各種の経営課題も普通に生成AIを使う事で、回答案が出ます。

しかし、普通の単発プロンプトを使っても、企業の固有性を考慮せず、一般論の域を出ない生成AIの結果になりがち。

そこにコンサルタントがチェーンプロンプトの基本公式に沿って、その企業の固有情報を入れて、経営者の課題の答えを出せば、「経営者が望む自社に合った具体的に対策案」が生成されます。

経営課題に解決策については、チェーンプロンプトだけでなく、追加質問を多用する事が必要です。

経営者面談は社員を入れたプロジェクトと違い、比較的時間を取りやすいので、マンツーマンでチェーンプロンプトの生成AIを使う事です。

なかなか社長と面談のアポが取れない場合は、先にコンサルタントは自分が知っている範囲の情報を入れて、チェーンプロンプトで生成AIを使って「目的のテキスト型の企画書や計画書、マニュアルの素案」をメールなどで送り、アポを取りやすくすることもできます。

 

今、コンサルティングを行う際、日中に社員を集めたプロジェクトの時間が取りづらくなっています。

そんな時、生成AIを使って事前のチェーンプロンプトで素案を作る習慣を持てば、もっと低価格でコンサルティング受注ができるし、その後の長期経営顧問への足掛かりも出てきます。

 

コンサルティングチェーンプロンプトはなかなか手に入らないノウハウですが、RE- 経営ではそれを2026年1月23日、24日の「生成AIコンサル養成 オンラインブートキャンプ(bootCamp)」でデータと実例公開し、入力生成の仕方まで教えます。

この9つの手法を実際のコンサルティングに使う事ができれば、2026年以降の「生成AI活用コンサルティング」が一気に花開くと確信しています。

是非、受講してみてください。

詳しくはこちら

https://re-keiei.com/blog/generative-ai/2300-2025-10-17-2026-1-23-24-ai.html

このon-line bootCampの無料説明会を下記日程で開催しています。

話しを聞いてから、参加の可否を決めてもらって結構です。

●11月17日(月)21:00~22:00

●11月24日(月)21:00~22:00

●12月1日(月)21:00~22:00

●12月5日(金)21:00~22:00

●12月12日(金)21:00~22:00

●12月20日(土)21:00~22:00

●12月19日(金)21:00~22:00

●12月25日(木)21:00~22:00

●12月29日(火)21:00~22:00

●1月5日(月)21:00~22:00

無料説明会のお申込みは下記メールまでお願いします。後日Zoom招待状を送付します。

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