2025.10.21 事業承継で上手くいかなかった5つの企業事例
私が経営顧問をしている企業で、事業承継前後のクライアントは5社あります。
どの時代も事業承継課題は経営者の頭の痛い問題です。
最近、またある中小企業経営者からの相談で、デジャブな経験をしました。
だから今回は、私自身が過去経験したクライアントで起こった「事業承継トラブル5社」を物語形式でまとめたので、それを公開したいと思います。
これらは、PDFで下記URLから無料ダウンロードできるので、是非ダウンロードしてください。
無料電子書籍【何故、この会社は事業承継が上手くいかなかったのか】
https://www.re-keiei.com/free/report-012.html
この無料電子書籍には次の5つのドキュメントが掲載されています。
1, 何故、その会社は承継後に業績悪化になったのか(内装建具)
この事例は、後継者が考える理屈の戦略と実態が合わずに、過去の歴史や実績を否定して取り組んだ戦略があだ花になったケース。
戦略理論が正しくても、顧客が自社をどう見ているのかを見誤ると取り返しのつかない事態になってしまう。
最近の有名な事例で、大手家具販売会社に娘の後継者が先代からのビジネスモデルを一気に変えて、大失速して大手家電量販店の参加に入ったケースもこれに該当します。
2,何故、その会社は承継後に内紛、取締役の造反がおこったのか(⾦属加⼯業)
激高しやすい性格の後継者が自分に異を唱える古参幹部をないがしろにして暴走した結果の結末。
後継者が性格が荒く、正論を建前に年上幹部や役員を責めていくと、こういう結果になるという典型的な例です。
3. 何故、やる気があった後継者が親元に帰った後、退職してしまったのか(飲⾷店)
これも良くある事業承継失敗パターン。
同業大手で修業をした後継者がいざ承継で業務入ると、それまで見えなかった親子の確執が露呈。
結局、後継者を精神的に潰してしまった経営者はいくら反省しても、もう戻れない事態に。
承継をするというのは、「我慢しながらも任せる」事に近いが、あれこれ口出ししてしまう経営者への戒めのドキュメントである。
4. 何故、その会社は兄弟経営で失敗したのか(照明器具)
一番難しい兄弟経営で失敗する典型的なパターンの物語である。
しかも、この会社は最終的には倒産してしまいます。
兄弟経営だけでなく、母親、兄弟のそれぞれの嫁との問題も意思決定の遅れや関係悪化にも拍車を掛けました。
5. 何故、その会社は息⼦が継ぎたくないと⾔ったのか(町の印刷会社)
経営者は後継者に何とか事業を継がせたい。
しかし、後継者も自分自身の将来をトータルで考えて判断しています。
この物語は、経営者が後継者へ継がせる気持ちと経営戦略があっていない事で起こった悲劇である。
経営者の挑戦不足は、後継者の承継意識に直結する事実を理解する物語りです。
事業承継コンサルティングをしていると、こんな出来事は日常茶飯事。
順風満帆にスムーズに承継完了ができるケースの方が少ないのが現実です。
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