2023年からのコロナ大不況期にコンサルタント起業目指すあなたへ「止めなさい」

SWOT分析、事業再構築、経営承継可視化コンサルタントの嶋田です。

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いろいろな理由から、2023年からコンサルタント起業を目指す方へ、諌言します。

「そんな無謀な事は止めなさい」

と。

何故そう言えるのか?

決して同業者が増えるから困るなどの狭い了見で言っているのではありません。

「食えない可能性が高い」

から言っているのです。

1,2023年からの大不況で企業数激減とコンサル支出減少

最近の円安は私がコンサルタント業界で新人時代の1985年、「プラザ合意」時代の円ドルレート(150円台)に向かっています。

あの頃は1ドル235円がプラザ合意をきっかけに、翌年には一気に150円になり「急激な円高」に見舞われました。

アメリカは当時「双子の赤字」と呼ばれる財政赤字と貿易赤字に苦しんでおり、その直接の責任は「日本の円レートが実態に合っていない」という事で、日本バッシングをしたわけです。

円高による不況で低金利政策がはじまり「カネ余り」から地価と株価が高騰するバブル経済が始まりました。

そんな時代は、「いかに円高耐性」のある経営をするかということで大手企業の海外展開が加速しました。

しかし、今は逆回転の円安に歯止めがかからず、インフレで物価と原材料が高騰しています。

それに追い打ちをかけるように、コロナ融資の返済が始まり、体力のない中小零細企業は確実に淘汰される時代。

しかも、今回は中小零細企業の政府からの救済措置は限られており、多くの企業を助けるほどのインパクトはありません。

当然、不景気になればコンサルタントへの支出も減ります。

本来、コンサルタント費用は仕入れのように絶対必要なものではありません

むしろ3K経費と言って「広告、交際、研修費」は削減される方に動きます。

何がしかの魅力や価値がないコンサルタントは無用の長物と化すのです。

 

2,普通のコンサルティングでは成果が出ない

例えば社員研修をしていたり、何をしているか分からない顧問をしてコンサルタント料をもらっているとしたら、それはとても危険です。

解約される可能性が高いからです。

また、新規の契約もおいそれとは取れません。

仮に受注ができたとしても、小規模事業者で低単価が多くなる事でしょう。

「普通のなんとなくコンサルタント」では、おカネが貰えないのです。

何でもやれるコンサルタントも魅力的ですが、それだとUSPが見えず、引き合いも増えません。

この不況期でも「他者とは違うUSP」が必須なのです。

 

3,貴方の武器は何ですか?

こんな大不況の時は「特定のUSP」がその生死を決めます。

●貴方は何が強いのですか?

●貴方はどんな具体的なコンサルティングの武器が得意ですか?

●貴方がその分野に強い事を何を見れば分かりますか?

この質問にどう具体的に答えられますか?

明確な武器や実績、事例がないとなかなか受注ができない時代です。

不況期のコンサルタントの武器は、超具体的で市場ニーズに合ったものでなければなりません。

 

4,この不況期に「食えるコンサルティング」の傾向

では、この不況でも引き合いやコンサルティング受注が可能な分野は何でしょうか?

⑴銀行融資に直結する「根拠ある経営計画書」作成支援

⑵新規事業、新商品、新戦略を見出す「SWOT分析」「3C分析」「5フォース」「PPM」などのメソッドのエキスパート

⑶Web、SNSのデジタルマーケティングでの販売支援

⑷インサイドセールスのノウハウとコンテンツと仕組みづくり

⑸表面的・カタチだけのなSDGs、カーボンニュートラルではなく、顧客開拓や売上に直結する支援

⑹ 給与増額、人事制度コンサルティング

⑺採用サイトコンテンツコンサルティング

⑻管理会計、KPI監査などのコンサルティング

⑼データサイエンス、DX,AI導入での合理化指導コンサルティング

⑽組織開発、心理学を使ったモチベーションアップ、チームビルディングコンサルティング

等、具体的なテーマでアウトプットが分かるものに限られます。

だから、このようなUSPがなく、ありきたりのスキルとノウハウで、この世界に入ろうというのは大変厳しいといえるのです。

 

5,この方法なら「食えるコンサルタント起業」が可能

例えば、経験はないけど、ある特定分野に絞って事例学習をし、師匠とマンツーマンで学習して出版を行い、いきなり著者になることです。

この時代に、今から一からいろいろな学習をしても正直間に合いません。

だったら、1つのことに絞り、超特急でブランディングした方が合理的です。

私のおススメはやはり「クロスSWOT分析」のエキスパートに短期間でなることです。

クロスSWOT分析のメリットは

●銀行融資を受ける上での「根拠ある経営計画書」の基本になる

●不況で、新たな収益源を探す際の戦略誘導ができる

●新規事業や新領域を探す際のポイントが見つけやすくなる

そして、最大のメリットが、「クロスSWOT分析は教えるコンサルティングではなく、聞き出すコンサルティング」だということです。

適切な質問とヒントを繰り返し、相手(経営者)の意見やアイデアを聞き出し、それを更に掘り下げて、相手に決めさせる「経営戦略誘導ツール」だということ。

だから、「教えるような知識やノウハウは不要」なのです。

ただ「聞き出す」「ヒントを出す」「文字に落とし込む」この3つの能力を強化すれば可能なのです。

会計事務所や中小企業診断士、プロコンサルタントより「コーチング」を学習した人の方が向いてるかもしれません。

短期間でSWOT分析のノウハウを習得するなら、

「SWOT分析スキル検定 初級オンライン」の受講がおススメ。

国内唯一のSWOT分析専門オンライン講座であり、各種のフレームや事例が貰える検定です。

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