嶋田利広ブログ

コンサルタント事務所経営

見込み客の方から、問い合わせが来る「引き寄せ型営業」のポイント

SWOT分析、事業再構築、経営承継可視化コンサルタントの嶋田です。

 見込み客の方から問い合わせが来る引き寄せ型営業のポイント.jpg

この前もコンサルタントにとって最大の課題は「集客」であると言いました。

だから皆、SNSをしたり、セミナーをしたり、紹介依頼をしたりと、いろいろな「集客対策」の努力をしているのです。

しかし、思うように「集客=受注」ができていない。

それは不況のせいでもなく、コンサルタント市場が縮小した訳でもありません。

問題は、あなた自身が「目立たない」「提案をつづけていない」からです。

今の営業は「引き寄せ型」であり、いかに「見込み客」から「ドアを叩いてもらう」かです。

相手に気づいてもらうには「継続して露出」し続けることが必要です。

正直な話、集客や受注で一気に仕事が増える「魔法の技術」はないです。

だから「これで初年度から年収1000万円」などのPR文句に騙されて高額のセミナーに参加しても、思うようなリターンはないと思った方が良いでしょう。

それが現実です。

では、どうする事が「引き寄せ型」になるのか?

1、小冊子をばらまこう

本当は出版する方がブランディングにはなります。

しかし、そこまではムリという方は、自分の専門性や提案、事例を掲載した「無料小冊子」(10~20ページ)を用意します。

しかも早い段階でせめて「シリーズ」にして3つくらいの小冊子があると、良いです。

この小冊子は、一から作成する事も大事ですが、日々のブログやメルマガを書き続けることで、その集積を「小冊子」にすることをお勧めしています。

という事は、後述する「ブログ、メルマガ、facebook」記事は、目的やカテゴリーを決めて書かないと、意味がありません。

我々はあくまでもビジネスブログ、ビジネスメルマガなので、そこは外さない方が良いと思います。

無料電子書籍を小冊子に印刷する事でOKです。

「無料電子書籍」については下記に解説

https://re-keiei.com/blog/consultant-office/1684-2022-06-17-02-14-51.html

 

2、無料セミナーを年間6回以上しよう

今ならzoomもあります。

2か月に1回、その地域で自分のUSPや関連分野に沿った小人数セミナーを開催しましょう。

ここの目的は「無料で気安く参加」してもらい、しかも営業はかけません。

セミナー後の提案は「無料経営相談」だけです。

セミナーのカテゴリーも自分のUSPだけだと、飽きられるので複数用意します。

何故無料か?

それは接点開発というだけでなく、それを録画した「セミナー動画」が、今後いろいろコンテンツとして使えるからです。

また、セミナー集客があるかどうかは、セミナータイトルとリードコピー、目次のコピーライティング次第です。

だから、後述するセールスライティングが重要になってきます。

 

どんな「無料セミナー」をすべきか?

RE嶋田塾では、塾生と下記のコラボセミナーを実施中。

https://re-keiei.com/blog/consultant-office/1639-2022-04-07-01-09-36.html

 

3、無料会員制度をつくろう

一度無料セミナーにきた方は、ある意味強制的に「無料会員」にします。

無料会員には今後の無料セミナーの招待、無料FAXDMやメルマガ、情報提供、無料経営相談を付加機能にします。

会員になってもらう(会員登録に記入してもらう)事は、それだけで大きな接点開発です。

特に地域ではいろいろな職種の方を会員にしていきます。

何も経営者だけに拘らない方が良いでしょう。

税理士、士業、生保営業、銀行員、法人営業マンなどB to Bに絡む人は誰でもOKにします。

https://re-keiei.com/blog/consultant-office/1631-2022-03-25-02-47-20.html

 

4、情報DMを送り続けよう

情報DMは、会員や見込み客へのセミナーPRのDMだけではありません。

A4版でまとめた「経営ノウハウ」や「チェックリスト」などが有効です。

このDMはできれば毎月1回、無理なら2か月1回でも構いません。

要は継続する事です。

無料会員や過去セミナー受講者、各種団体の事務局にも送ります。

あるコンサルタントは毎月1回、このDMを10年間出し続け、安定した講演依頼と無料経営相談後のコンサルティング受注を維持しています。

それだけコストもかかるDMは有効だという事です。

但し、これもタイトルやリードの「コピーライティング」が重要な事は言うまでもありません。

 

5、商工会議所の案内を利用しよう

商工会議所の毎月の会報の折込チラシは有効です。

何千社の会議所会員に届くのですから。

これも無料セミナーや無料ダウンロードの案内だけに絞ります

年4回程度の折込でも構いません。

https://re-keiei.com/blog/consultant-office/1699-2022-07-11-01-32-26.html

 

6、無料動画(YouTube)を提供しよう

ユーチューバーになれとは言いません。

ただ、無料セミナーを10分単位で区切って編集して、YouTubeにアップします。

それをメールやFAXDM、セミナーテキスト、折込チラシなどにQRコードで記載しいつでも観れるようにしておきます。

無料で見られるものと、少し高付加価値の情報は「限定公開」にしておきます。

それはいずれ有料コンテンツとして販売できるからです。

YouTubeは先ずは毎週1本から、その後毎週2~3本をアップするつもりで。

しかも我々もほとんど「撮り貯め」です。

ある時、数本まとめて撮影しているのです。

 

 

7、ブログ、メルマガ、facebookを続けよう

コンテンツの代表的なものとしてブログ、メルマガ、facebookはするべきです。

しかもこれらは同じコンテンツでも構いません。

ブログはアメブロなどのプラットフォームが簡単です。

そして、そこからメアド登録へ誘導すれば、自社メルマガ会員が増強されます。

facebookも同じ。

予算があれば、facebook広告で、無料ダウンロードプレゼントや無料zoomセミナーを広告し、見込み客リストを増やすことも考えましょう。

 

8、セールスライティングを学ぼう 

どんなケースでも「文字表現力」により、相手への刺さり方が異なります。

そこで、単に文書をダラダラ書くのではなく、購買心理に沿ったセールスライティングで、セミナー案内やコンテンツ案内をすることで登録率が変わってきます。

「セールスライティング」には基本ルールがあるので、それは学ぶ必要があります。

「文書の力で営業する」

だから、セールスライティングはコンサルタントの必須の武器といわれるのです。

9月の「RE嶋田塾」では、第2部で「セールスライティング」を講義します。

 

 

まだまだ「引き寄せ型」の方法はあります。

いずれしてもコンテンツをいかに上手に使うかですね。

 

 

 

 

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