動画教育でドンドン部下が育つ
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「働き方改革」を円滑に進めるには、武器が必要と指摘しました。その最有力武器として「動画」を使う事を推進しています。一口に動画と言っても、どのように使うのか、またその目的は何なのかを整理しましょう。
1、動画教育のメリット
- 人によって説明が違うことを動画にする事で一定化できる
- 動画で解説することで、仕事の整理ができる
- 動画で解説する人、レジメをつくる人が成長する
- 教育時間、会議時間を短縮化できる
- 何回も同じことを人の口ではなく、動画で言うことができる
- 新たな業務を依頼する時、事前に予習をさせる事ができる
- これまで人がイチイチ説明していたことを動画でできるので、効率が上がる
等が考えられます。
2、動画が効果を発揮する箇所
- マニュアルや手順書などの文書は一度見たら何回も見ないが、動画なら数分なので個人的にも、ミーティングの端切れ時間に見れる
- 新人教育する時、先ず動画を見せて予習させ、質問させ、その後リアル解説をすれば、確実に頭に入る
- 仕事の進め方をチェックリストにして、そのチェックリストを説明することでチェックリストや段取りが頭に入る
- YouTubeなどに上げておけば、現場でもいつでもスマホで見れる
- リーダーが不在時にして欲しい事も動画で言っておけば、事前学習しやすい
- 現場教育、報告書の書き方、患者利用者の対応、計画書の書き方、届出書の書き方など、書き方を動画で解説すれば、全員の書き方が一定化する
- ベテランやリーダーがやっている熟練の作業も、動画で撮影し、それにコメントしてテロップに入れればベテランのコツも若手に分かりやすくなる
- 職員採用や事業所PRにも、動画で人となりや職場の雰囲気が分かりやすくなり、採用後のミスマッチが減る
- 利用者、患者、または家族への報告にも動画を使う事でリアル感でて、報告書作成時間が減らせる
等々、動画が効果を発揮する箇所はドンドン増えています。
3、動画の作成方法
先ず、「何を動画化したら、業務効率が上がるか」を決めます。動画にしなくても、職員に周知されているものは削除します。動画にして説明するにも、レジメは必要です。そこで、「業務効率化が上がる作業・管理のチェックリスト」を作成します。
このチェックリストは
「ヒトによって、出来不出来が違う作業」
「リーダーや担当者が急に休んでも現場が困らない為の必要箇所」
などから、チェックリスト名を決めます。そしてチェックリストを作成。それをパワーポイントにします。そのパワーポイントをモニターで写し、それをビデオカメラやスマホで撮影します。その動画を編集して、YouTubeに限定公開で挙げます。教育動画で大事なのは、音声ですので、ちゃんとしたピンマイクをつけて解説させます。
この流れに沿って、いくつかの施設で導入していますが、効果は大きいと管理職は喜んでくれています。
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