嶋田利広ブログ

KPI監査

KPI監査士受講を決意したある税理士の危機感

SWOT分析、KPI監査、採用サイト、事業承継「見える化」コンサルタントの嶋田です。

 KPI監査士受講を決意したある税理士の危機感.jpg

2024年6月からKPI監査士検定が始まりました。

広告をしていませんので、弊社のメルマガ会員や「RE嶋田塾」の方からのお申込みでまずは推進しています。

ある税理士と「無料オンライン説明会」でKPI監査士検定の説明した時、いろいろお話をお聞きしました。

その税理士さんは早速お申込みをされました。

私は「何故KPI監査士に興味があったのか?」と聞きました。

すると、こういうやり取りがありました。

1,税務顧問先がM&A、廃業で激減

この税理士は100件近い顧問先を抱えて、8名体制で事務所を運営しています。

3年前にメイン顧問先のグループ数社を抱える事業持株会社がM&Aで売却されることになりました。

関連会社は8社で全部、該当事務所が対応していました。

M&Aされた当初は税務顧問は大きく変えない方向性でしたが、M&Aをした企業とのクラウド会計の統一化と言う方針のもと、この2年間で関連会社含めて、全部解約と言う通知を受けました。

月次顧問先の10%が一気になくなる危機的状況です。

しかも、零細の小規模事業所も廃業倒産が数件重なり、事務所収入が大きく減少の憂き目に。

 

2,見様見真似でMAS監査をしたらドツボに

グループ会社がいずれ離れる事は予想していたので、この事務所では所長含めて「MAS監査」への取り組みをしようと、経営計画支援や会議指導などを顧問先に提案。

そのうち2社とはMAS監査契約を進めました。

そこでこの事務所の所長と監査課課長を中心にMAS監査指導をしました。

経営計画を細かく作成し、資金の流れを「見える化」した初年度は顧問先からもそれなりに評価されていました。

そして2年目も予実チェック中心に財務的見地でのPDCAとチェック時に見聞きする具体的な課題に対するアドバイスをしました。

しかし3年目になると毎回同じような課題や進まない要因(人手不足、社長の行動不足、業界の構造問題)でチェックしても改善されません。

また所長が外部で研修を受けて得たコンサルティングノウハウ(経営理念再構築、3C分析、マンダラート等)いろいろなものを会議で提案し、実行しようとしました。

しかし、

「会議の時間の経営者不在や課長が現場で不参加」

「社長と幹部の意見の隔たりが大きく、議論がまとまらない事も多発」

「会議中に社長が切れて、所長も収拾をつけられない状況も数回」

「毎回違うコンサル提案に、話は聞くけど、宿題をしない事が続く」

など「ヤバい状況」に陥りました。

所長や課長も「会議での前向き議論ができず、堂々巡りになっていることや先方の研修疲れの危機感」はありました。

いわゆる「MAS監査生産性」が上がっていない事は、双方明らかに認識しているのです。

 

3,「先生、申し訳ありません。今期限りで…」解約された理由とは

その不安は時間をおかず的中してしまいます。

会議の終わった後、経営者から

「先生、申し訳ありません。再来月の決算まででこのコンサル指導をお休みさせてほしい」と。

その理由として

●せっかく先生達が時間をつくって指導しているのに、自分達が指導された通り行動できていない

●見積や顧客管理の仕事が忙しく、会議時間が負担になっている

●営業マンが辞めて、営業部長も現場に出る事が増え、会議時間の確保がしにくい

●いろいろ新しいコンサルティング提案を消化しきれない

●MAS監査指導の費用が負担になっている

これらの理由は「MAS監査あるある」です。

結局「MAS監査指導を受けても、改善の成果が見えない」ことが主因です。

もし、MAS監査指導で何らかの前進が、経営者が確認出来れば継続したはずです。

 

4,コンサルはムリ、でもKPIなら自分の領域に近いから 

予実チェックだけでは全く効果ないし、かと言ってプロコンが行う見様見真似の中途半端なコンサルティングでは顧問先が消化不良を起こしてしまう。

「会計事務所が行うコンサルティングとは、何が良いのか?」

その所長は、当社の電子書籍の無料ダウンロードを知り、メルマガ会員になりました。

そして数か月後「RE嶋田塾」に入会され今継続学習をされています。

https://store.re-keiei.com/pages/re-shimada-course-2

その中で「KPI監査士検定無料オンライン説明会」に参加。

私から会計事務所が行う「KPI監査」の主旨や進め方のお話しをした時、その所長がこう言いました。

「自分達がプロコンのような指導をするのは品質が担保できないし、正直業績責任なんて負えない。

でもこのKPI監査なら、業績結果ではなく行動プロセスの指標のモニタリングなのでやりやすい。

しかも我々会計人と親和性のある「数値ベースにした指導」だから入りやすい」

と。

ただ「ヒアリング技術」「文字落とし込み技術」は動画受講だけでは身につかないので、ロープレを何回も参加する事を理解してくれました。

「KPI監査士」は会計事務所が行う付加価値業務で「会計事務所MAS業務 < コンサルティング」のちょうどいい感じのポジショニングかも知れません。

 

「KPI監査士検定」にサイトはこちら

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※只今、KPI監査士検定発足記念キャンペーン中で、なんと「SWOT分析スキル検定オンライン講座」が6か月間無料視聴可

「KPI監査士検定 無料オンライン説明会」を随時開催。

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     ●同族承継10か年カレンダーの実例

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     ●研修で幹部にファシリテーション技術を教えるテキスト公開

     ●ファシリテーション研修要項を紹介

 

9月17日内容は

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     ●「後継者時代の価値観承継の見える化」実務
     などの実例と詳説

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