コンサルタント・士業の「強み商品化」でブランディング
SWOT分析、事業再構築、経営承継可視化コンサルティングの嶋田です。
今年は「フリーランス起業」「コンサルタント起業」「会計事務所のMAS業務の進化」「士業独立」を目指す方が増えることはこれまでも述べてきました。
しかし、闇雲に「なんでもやればいい」というものではありません。
本人の経験や知識、いわゆる「強み」にあったものでなければ、顧客への浸透はなかなか難しいものです。
「強みに特化して、それを横展開する」
これがUSP(独自のうり)の基本です。
そこで「自分の【強み】をサービス化・商品化」するにはどうすべきか?
1,「やりたいこと」と「強み」はほとんど違うケースが多い
やりたいことは趣味、興味、経験から出てきます。
しかし、世の中では本人のやりたいことが必ずしも、世間のニーズに合わないことがしばしば。
世間のニーズに合わなければコンサルティングであれ、フリーランスであれ「仕事が舞い込む」ことはかなり厳しいと言えます。
「やりたいこと」ではなく、「強み」を冷静に分析して自身のUSPとして「売り出し」をすることが肝要です。
「やりたいこと」をしたいなら、「強み」企画から入り、ある程度関係性が出た顧客に後からじっくり提案しましょう。
2,思い込みだけでブランディングすると後戻りに時間がかかる
ブランディングもそうです。
「思い込み」から「自分のブランディングはこうあるべきだ」と決めつけて行動しているのに、なかなか花が咲かない人は多いものです。
世間のニーズとUSPがズレているのか?
マーケティングが弱いのか?
はたまた2番煎じ3番煎じで誰も見向きもしないのか?
こんな状況になかで闇雲に資金を使ったり行動しても「ムダ金」「ムダ時間」です。
そして「このブランディングではダメだ」と気づいて修正しても取り返すには時間もかかるし、これまで構築した何らかのリストも減る可能性もあります。
だから最初から思い込みだけで「自分のUSPはこれだ。そしてこれでブランディングするんだ」と決めつけないことです。
パーソナルSWOT分析で冷静客観的に見つめることが、実は最初の課題といえるのです。
3,「強み」は他人からのヒアリングとロジック分析で発見される
これまで100人弱のコンサルタントの初期指導をしていますが、ご本人が行う「強み分析」と私がヒアリングしながら導き出す「強み分析」は結果が違う事が多々あります。
何故か?
私にはその方に対して固定概念がありません。
半面、その方は過去からも積み上げで作られた信念や既成事実があります。
だから自分で行う「強み分析」は偏っているケースが多いのです。
しかも、私が行うヒアリングは「ロジック分析」をするので、論理性やストーリー性が見えてきます。
その「強み分析ヒアリング」の中で、多くのコンサルタントや士業の方は「そういえば、こんな強みがあります。これって使えますか?」と聞いてきます。
そう、初めて「記憶の冷蔵庫に隠れていた事実」が出てくるのです。
だから第3者から「強み分析」ヒアリングを受けたほうがいいとおすすめするわけです。
4,自分の「強み」をマーケティングする
「強み」を複数捻出して、その「強み」を必要としている「機会分析」をします。
そこで「誰に対して、どんな強み商品・強み企画を、どんな売り方・プロモーションで、どんな単価で、どんな仕掛けて、どう行動する」
という5W2Hを決めます。
その時「強み商品」のマーケティング対策が不可欠となります。
マーケティングとはどういうことか?
下記にマーケティングについて12のヒントと36の具体策があります。
こちらを参考にしてください。
https://re-keiei.com/blog/swot/1551-12-36.html
https://re-keiei.com/blog/swot/1552-12-37.html
5,「強み商品化」はコンテンツビジネスに切り替える
「強み商品」ができたら、同時進行で考えるのが「コンテンツ化」です。
多くのコンサルティングや士業の商品サービスは「体を使って」います。
訪問指導、セミナー講義、面談、会議研修など。
それだと体は一つなので、引き合いが増えればどこかで時間の制約がきます。
やりたいのに、時間が重なって仕事を断ることも出てきます。
それは「売上機会の損失」です。
しかしコンテンツ化すると、体とは別に違うところでマネタイズができていきます。
オンライン販売しかり、物販しかり。
そういう「コンサルティングコンテンツ」を外販することで、生産性や付加価値がずいぶん変わってきます。
そのノウハウは下記に詳説
https://re-keiei.com/blog/consultant-office/1390-swot-web-2.html?
「強み商品化「強みサービス化」を徹底して考えていくために「パーソナルSWOT分析」があります。
「パーソナルSWOT分析」については下記に詳説
https://re-keiei.com/blog/swot/641-swot-70.html
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