嶋田利広ブログ

コンサルタント事務所経営

【コンサルタント起業・副業】「文書化」コンサルタントという新参者ならでは差別化

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大企業の副業解禁や早期退職のニュースがあちこちに出ています。

今の経営環境では従来型の雇用維持が難しいということでしょう。

そして、副業や起業に「初期投資のないコンサルタント稼業」を選択する人も日に日にふえているようです。

しかし、周知の通り「コンサルタント稼業」は差別化できるUSPを持たない限り、高い生産性を上げる事は難しい訳です。

どこかの「コンサルタント養成講座」のように、「誰でも売上数百万円、短期間で確保」などということはありません。

あってもごく一部の人です。

そういう「あおり系」のキャッチコピーに惑わされて多額の受講料を払っても、無駄とは言いませんが高い授業料になるだけです。

そこで、もしあなたが、

●これといった特別なスキルはない

●強い業種をもってない

●これからコンサルタントに必要な知識を習得しようと思っている

●顧客開拓の人脈もツテもない

そういう状態でコンサルタント起業・副業を考えているなら、ある事から始める事をおすすめします。

それは、

「文書化コンサルティング」

です。

 1,10名超えた中小零細企業には文書による経営が必要

先ずある程度の企業で働いた経験のある方が、中小零細企業のコンサルティングをして驚くことがあります。

それは、「口頭経営」で「記録・文字経営」ではない事です。

●会議をしても取り決めは口頭

●技術経験も口頭でしか伝えない

●各種のルールも文書ではない

●ましては規定類は形式ばかりの就業規則のみで、他に規定はない・・・

こういう状況が実態です。

だから、2,3人の会社ならそこまで文書の事をとやかく言いませんが、10名超えたらいろいろな所でミス、トラブル、指示漏れ、ルール忘れなど頻発しているのです。

そういう会社には「決まりを文字に残す」コンサルティングが必須となります。

経営者からも「眼でわかるコンサルティング」として、アウトプットされるので評価が高くなります。

 

2,クライアントのマニュアルづくりを支援

見込み客や関係ができたクライアントに対して、その企業が少しでもうまく行くために必要な「文字化項目」を聞き出します。

文字化項目には、いろいろあります。

これまで私自身が「文字化コンサルティング」してきたものは、

①業務マニュアル、販売マニュアル、トークマニュアル、製造作業マニュアル

②部署別・担当別職務基準書、各部門職務分掌、職種別等級別職能要件書類

③幹部毎業務引き継ぎ書、自部門後継者重点教育計画スケジュール

④就業規則、旅費規程、文書管理規定、退職金規定、諸規定等

⑤総合内務規定、部門ごとルール一覧

⑥(賞与用)行動評価の人事評価項目と採点基準一覧

⑦部門別キャリアプラン

⑧取締役毎コミットメントシート(成果と評価の基準)

⑨年俸者の職務記述書

⑩経営計画書5シート、根拠ある収支計画書、中期ロードマップ、アクションプラン

⑪経営承継可視化シート一式、SWOT分析シート一式、KPI 監査シート一式

⑫部門毎ムダどり研修ロジックシート、部門毎コスト削減コミットメントシート

⑬販売チラシ、Webページ用コピーライティング、重点商品のコピーライティング

⑭顧客別重点対策一覧

⑮業務別・経営課題別チェックリスト 

この中で、一番のおすすめは「マニュアル」「チェックリスト」です。

これも決して難しいものではなく、先方に質問して相手の返答をどんどん文字入力していくだけです。

一番のポイントは「モニターに入力状況を見せながら、相手に答えてもらう」ことです。

自分のノートパソコンをTVやモニターにつないで、相手はそれを見ながら答えるだけです。

最初に簡単なフレームを用意し、それに入力しながら、必要に応じてフレームを修正したり、吹き出しにコメントを入れたり…

終われば、そのままプリントアウトして具体的なアウトプットができます。

経営者は「文書」として提供されたことで、それなりの満足度が生まれます。

 

3,マニュアルもチェックリストも「細かく聞き出す」だけ

マニュアルやチェックリストのアウトプットコンサルティングは、とにかく「聞き出す」ことが大事なスキルです。

しかも、フレームの沿うカタチで具体的に入力していきます。

ここで大事なテクニックは、常に「固有名詞」「5W2H」で聞き出し、文字入力することです。

マニュアルもチェックリストも活用されなければ意味がありません。

だいたい活用されないマニュアルやチェックリストは、具体性がない事と現実的な流れで記載されてないからです。

「細かく聞き出す」ために入力する前に頭に入れておくことは

①いきなりマニュアルやチェックリストを聞かず、作業の順番、流れを聞き出し整理

②作業の前準備、実施の順番、終わった後の管理事項を整理

③もし、今そういう決まりがないなら、このマニュアルやチェックリストで最初に型決め

作成できたら、これをどう定着化させるかです。

できれば勉強会を行い社員に説明し、マニュアルやチェックリストの使い方の型決めをしていくべきです。

しかも定期的に実施状況をチェックする為の会議研修も提案すると「単価アップ」にもなります。

 

4,いろいろな文書化実績を「見せるツール」にして営業

クライアントと共にいろいろなマニュアルやチェックリストを作成して実績をたくさんつくりましょう。

すると、見込み客から

「〇〇の課題があるんだけど、どうしたらいい?」

と相談されたら、

「でしたら、他社ではこんな●●を作成して、仕組みづくりや教育をしていますよ」

と答えられます。

すると経営者は、

「あー、そういうのが当社にも欲しいが、いくらくらいのコンサルティング料で作成してくれるの?」

と聞いてくる可能性は圧倒的に高いです。

それは私自身が証明しています。

変な売り込みをしないでも、相手から依頼を聞いてくる「引き寄せ型の営業」が可能になるのです。

(私がこれまで35年間、アウトプットコンサルティングをしてきた実例データのダウンロードサイト「コンサルティグノウハウ市場」がこちら)

https://re-keiei.shop/data-sales.html

 

実例データはコンサルタントの受注を助けてくれます。

セミナーでPRするもよし、既存客に紹介依頼するもよし、メール、SNSでPRするもよし。

アウトプットコンサルティングの実例コンテンツがあれば、他のよく訳の分からないコンサルタントモドキとも差別化できます。

 

さあ、貴方も「アウトプット型コンサルティング」から始めませんか?

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