嶋田利広ブログ

SWOT分析コンサルタント

80%のコンサルタントが誤解 一つのコツさえ知ればどのフレームもプロ級になる事実

SWOT分析、KPI監査、事業承継見える化コンサルタントの嶋田です。

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あるコンサル3年目のAさんの言葉

「嶋田先生、やっぱり自分の得意技のフレームを持たないと、見込み客開拓のセミナーでのPRが難しいですね」

このAさんは、55歳で中小企業診断士を取得し、コンサル起業をされた方です。

得意のコンサルティングフレームを持たないと、USP(独自のウリ)がいつまでも訴求できない

のです。

 

しかし、

●そんな独自のコンサルティングフレームなんて、どうやれば習得できるのか?

●もう既にいろいろな人がコンサルティングフレームについてWebや書籍でブランディングしているのに、こんな素人ができるのか?

●これまでの職務経験から、専門がなく得意なフレームワークもなく、自慢できる実例もないけど大丈夫か?

●いろいろなフレームワークがあって、どれを追求していけばいいか分からない

こんな、意見を言う方が結構多いですね。

確かにその通りです。

いきなり、いろいろあるコンサルティングフレームを、今から一から学ぶことはとんでもなく時間もかかるし、学んだところでブランディングになるかどうかも分かりません。

それに、実績も実例もないフレームを、真剣勝負の見込み客や既存客に提案するのは、「失敗したらクレームどころから、縁を切られる可能性」だってあります。

だから、多くの経験の浅いコンサルタントは「自分の知らないフレームには手を出さず、勝手な自分独自のフレームで何とか凌ごう」としているのです。

 

しかし、考えてみてください。

個人が勝手に作成したフレームは市民権を得ず、すぐに消えていきますが、有名なフレームというのは、数十年単位で全世界で活用され、今でも残っているノウハウです。

そのフレームは普遍的なもので、汎用性が高く、全世界の経営に役立っているのです。

だから長年生き残ったノウハウといえるのです。

 

すべてのコンサルティングフレームはとてもシンプルなものです。

分析フレームワークとしては

●SWOT分析

●3C分析

●PPM分析

●5forth分析

●4P分析

●VARIO分析 等

理論整理やプロセスの明確化のワークとしては

●ガントチャート

●特性要因図

●マンダラート

●チェックリスト

●ビジネスモデルキャンバス

●マインドマップ

●ロジックツリー

●フローチャート

 

どの分析フレームワークも、経営者とのマンツーマンで実施した場合でも「これが答え」というものはありません。

ただそのフレームを使う人によって、大きく結果が異なるのは、ある一つのコツを知っているかどうかで結果が変わってくるのです。

 

そのたった一つのコツとは何か?

 

私の塾生であり、私の全ノウハウを集中的に取得するマスターコースで、SWOT分析と事業承継の「見える化」フレームを活かすノウハウを学んだ保険パーソンであるO氏がいます。

彼は短期間でそのコツをマスターし、日々の営業活動やクライアントの提案しています。

そして法人開拓で相当な成果を上げています。

彼の言を借りれば、

「どんなフレームでも、顧客の眼の前でヒアリングしながらパソコンに入力し、モニターに投影したものを顧客に見せながら行う、アウトプット型で提案をするだけだから、特別のノウハウなんか不要です。ただ「聞き出す力」「ヒント力」「文字落とし込み力」の訓練をしないとうまくいきませんけどね」

と。

また冒頭のAさんのように、経験も実績もあまりない中小企業診断士の方も、SWOT分析というフレームのヒアリングノウハウを反復連打で習得した事で、ご自分のブランディングにしつつあります。

彼らに共通しているのは、SWOT分析の原理原則と「ヒアリング技術」を習得した事です。

 

私自身、30年前にSWOT分析というフレームに出会い、試行錯誤しながら、このフレームから「独自の経営戦略」や「商材根拠のある経営計画書」のノウハウを型決め。そしてそのフレームとノウハウであるヒアリング技術を駆使し作成支援してきました。

また「事業承継の見える化」というコンサルティングでは事業承継10か年カレンダー」をクライアントの眼の前で一緒に作成し、経営者と後継者の具体的な将来像づくりを支援しています。

 

結局、80%のコンサルタントはノウハウコレクターになり、あっちに手を出し、こっちに手を出し、いろいろ勉強するけれど、すべて中途半端で独自のコンサルティングフレームやブランディングを作り出せずにいます。

このまま、これからも新たな事を知ればそれを聞きかじって、表面的な学習をしていけば、今のまま「USPのないコンサルタント」が続くだけです。

●chatGPTが盛り上がっているから、それを勉強しよう

●YouTubeでのマーケティングが大事だからそれを勉強しよう

●人的資本経営が叫ばれているから、それを勉強しよう

●SDGsやESG経営が必要だからを、それを勉強しよう

●ジョブ型賃金が今後増えるからそれを勉強しよう  などなど

どれも大事な事ですが、それは「あなたでなければならない理由がありますか?」と言われたらどうでしょう。

 

で、私はこれからのコンサルタントが学び、USPにすべき事は、これからの不況期でも生き残り、金融機関から支援も貰い続けられる「商材根拠のある経営計画書作成コンサルティング」だと思います。

その「商材根拠のある経営計画書作成」には、クロスSWOT分析が必須となります。

このクロスSWOT分析は原理がシンプルだし、そのヒアリング技術のコツさえ分かり、模擬経験を積めば、少しずつ上手になっていきます。

 

日本で唯一のSWOT分析専門の指導機関であり、400事業のSWOT分析で結果を出した、弊社㈱RE経営が運営する「SWOT分析スキル検定初級オンライン講座」なら、SWOT分析と根拠ある経営計画書の支援ノウハウが入手できます。

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