【SWOT分析と事業再構築】事業再構築指針を整理してみたら、やっぱりハードルが高い

「強み」を引き出すSWOT分析コンサルタントの嶋田です。

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今回の事業再構築補助金の指針手引書が3月17日に出されました。

それを見ながら一つずつ解釈をしていると、やっぱり結構ハードルが高い感じです。

今回は、新分野展開、事業転換の「製品の新規性」「市場の新規性」「売上10%要件」「売上比率」の中身をチェックしていきます。

1, 新分野展開のチェックポイント210323_新市場分野のチェックポイント.jpg

 

大きく、3つの要件(新製品の新規性、市場の新規性、売上10%以上)があります。

ここで大事な事は、既存の「強み」を活かして、いかに製品や市場についても新規性を出すかです。

しかも、その新分野の売上が最低5年目までに10%以上になるような事業計画にしなければなりません。

良く間違いやすいポイントとして、

「製品の新規性」の⑤「既存製品等の製造量等を増やす場合ではない事」と書いています。

設備投資をして、付加価値をつけて大幅な効率化が実現し、納期対応がよくなる計画では認可されないという事です。

また「製品の新規性」の⑥⑦に「安易な改変」「組み合わせ」による新製品も該当しないと書いています。

設備投資があまり伴わず、今の事業でも即できるような内容で「製品の新規性」を訴求しても難しいという事でしょう。

 

2,事業転換のチェックポイント

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「事業転換」では、同じ業種内において、上記の新分野と同じく「製品の新規性」「市場の新規性」が同じく求められます。

新分野と違うのが、売上の10%以上という定義ではなく、新事業の売上が最も高い比率になる事が条件になっている事です。

本気の事業転換が必要だと言えます。

 

かなりハードルが高いのが分かりますね。

その中で認められるには、相当周到なロジカルにする為のクロスSWOT分析は欠かせません。

 

 

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