嶋田利広ブログ

KPI監査

KPI監査士スキルが必要な職種とは?

SWOT分析、KPI監査、採用サイト、事業承継「見える化」コンサルタントの嶋田です。

 KPI監査士スキルが必要な職種とは.jpg

現在、2024年秋から始まる「KPI監査士検定 初級」のコンテンツ作成を急いでいます。

既にベースとなるフォーマットや指導事例も相当数あるのですが、コンテンツとしてオンライン動画にするための準備や撮影、編集が山のようにあります(笑)

KPI監査士の理念やパーパス、運営ノウハウを整理していくうちに、このKPI監査士のスキルが必要な職種を整理してみました。

ご参考に

1,公認会計士・税理士・会計事務所職員

自動化、AIにより税務決算作業は益々効率化し、それ自体の差別化が難しく、低価格化が懸念されている。

付加価値サービスとしてMAS業務を行うなら財務や結果数値だけの予実管理では経営者も後継者も評価しない。

もっと経営具体策づくりに関与する新たなMAS業務として「SWOT分析スキル」と「KPI監査」は明確な武器になる。

 

2,中小企業診断士、コンサルタント

ある程度の企業規模(年商3億円以上、従業員20名以上)のクライアントと出会い、長期経営顧問になるには補助金ビジネスや単発のコンサルティングでは顧客開拓は難しい。

複数の部門や幹部がいる中小企業の経営者幹部に自ら気付きの機会を与え、自ら行動対策を決めるよう誘導支援する「SWOT分析やKPI監査」は受け入れられやすいコンサルティングアイテムである

3,金融機関行員

事業性評価が本格的に求められる時代に融資先の「強みを活かした経営戦略」や「根拠ある経営計画書」の支援がどこまで出来るかが「良い融資先確保」の条件になる。

SWOT分析やKPI監査スキルは、その融資先が本当に収益改善できるのかの「目利き」に直結するので、是非身に着けてほしいノウハウである。

本ノウハウは「銀行員コンサルティング塾」でも提供している。

 

4,社労士などの士業

士業として専門分野の相談を受けても、経営に関する分野は他の専門家に相談する経営者を見て、内心忸怩たる思いの士業は多い。

また専門分野の業務も将来的にはAI等で代用される可能性があるので、AIが簡単には対応できない「経営面」のアドバイスや支援が出来るスキルを身に着ける必要がある。

その為には「KPI監査」と言うパターン化されつつもアナログの分野を強くする事は可能性を広げる。

 

5,法人開拓を目指す保険パーソン

これから保険を預かる保険代理人は財務面での明確な知識が必要。

しかもその財務も「出てきた結果」でああだこうだと論評するのではなく、経営者と一緒になって経営計画や長期の事業承継計画を立てる事で保険の提案も自然につながってくる。

特に事業計画を経営者と共有できれば様々な提案が可能になる。

その時にSWOT分析やKPI監査ノウハウがあれば、経営者も耳を傾ける。

 

6,法人営業、外注管理者等 

顧客が業績を上げないと自社の売上も増えない法人客、代理店、FCなどのスーパーバイザー機能を持っている職種では、単に自社の商品を売り込むだけでは成果は出にくい。

顧客の「強みを活かした経営戦略」を一緒になって立案し、その結果自社の取引が増える事が肝要。

また新規開拓でも「売り込みだけでなく、顧客指導機能」を持つことは今後のビジネスモデルになる。その時「SWOT分析やKPI監査ノウハウ」の知識があればキャリアアップにも、起業時にも役立つ。

 

今後KPI監査士のスキルを習得すれば、こういった方々のビジネスにも大きく寄与しそうです。

 

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