嶋田利広ブログ

カイゼン活動支援コンサルタント

90%以上確実に成果を出すカイゼン活動

『組織を活性化する為には何が必要ですか?』

こういう質問をすると、経営者や幹部からはこんな回答が返ってきます。 1「人事制度・賃金制度を変えないと…」 2「人の入れ替えかな」 3「教育をきっちりしないと…」 4「明確な方針と目標管理かな」 5「やっぱり、管理者がコーチングをしないと…」 6「理念とかものの見方を再度教育する」 等々

といろいろ返ってきます。全部間違ってはいないと思います。私たちコンサルタントもそういう提案をして来ました。しかし、それをやった結果、本当に企業は良くなったのでしょうか?組織が活性化したと言えるのでしょうか?

逆に組織が硬直化したり、組織内に疑心暗鬼や歪を生む結果になってないでしょうか。私もこれまで29年間一線で経営コンサルティングをしていて、思うことがあります。「組織が活性化するには、突破口作戦が必要」だと。突破口作戦とは、「それを行う事で短期間に成果が出て、他の事もプラス面に動き出す短期集中対策」の事です。

上記に書かれた対策は正しいと言いましたが、時間が掛かる事だし、「目の前で従業員にメリット」がありません。従業員がメリットを感じない経営対策は、どこか『ごっこ』で、白けた雰囲気になり、「やらされ感」に包まれます。では、組織を活性化する突破口作戦とは、どんな事を言うのでしょうか?ここで私が提案したいのは、「カイゼン活動」の導入です。「カイゼン活動こそ、漢方薬みたいに、時間を掛けて風土を作るものだろう」と言う人がいます。実は、カイゼン活動は、かなり短期間で組織に躍動感を芽生えさせる特効薬の機能があるのです。

私もこれまで数十社の企業や病院、介護施設で「カイゼン活動コンサルティング」をしていますが、TQCや提案制度が途中挫折が多い中、カイゼン活動は数年、10年以上と継続しているところがほとんどです。

何故でしょうか? それは、従業員に即結果が出るからです。そして経営にも少なからず前向きな成果が出るからです。

例えば、どんな成果かと言うと、大きく3つの効果が出ます(と言うより、それを目指して導入しています)

  1. 先ずはコスト削減効果(少しのムダ、時間のムダの削減)
  2. 従業員の負担経験(自分達が少しでも楽になる事には、皆興味を示します)
  3. 品質向上(ミスの軽減、トラブル防止策、安全面の対策等)

これらの効果の為にカイゼン活動を行うのです。それも、「今の人員で、今の設備で、大きな投資をせずに、全員(パートも含む)の知恵と工夫、アイデア」だけで、「小さな対策」を次々と出していくものです。そして、出たカイゼンはいちいち経営の許可を取る事なく、即実施し、即効果を確認します。それで結果が少しでも出れば、皆の前で褒める、たたえる事で、心に火をつけます。実は、従業員はいろいろなアイデアを持っています

しかし、どういうわけか組織的な問題で、それを心の中に封印しているのです。それをカイゼン活動と言う仕組みが、心から引っ張りだすという事です。

当然、カイゼン活動が成功のベースに乗るには、相応のルールや手順があります。それを無視して我流で行うと、せっかくの効果が確実な活動に汚点と批判的な意識が芽生えます。次に本格的にカイゼン活動を導入しようとしても「また、あれですか?もう結構です」と従業員からそっぽを向かれます。

過去、私がコンサルティングを入っている事業所でも何回となく、こういう言われ方をされました。 「カイゼン活動?ああ、もう提案制度でウンザリしました」(間違った提案制度と誤解) 「もう準備が面倒くさく止めました」(QCと誤解している) 「前にもカイゼン活動したけど、社員からの意見が出なくて尻すぼみしました」(やり方のミス) これらの事業所にまた一からカイゼン活動をコンサルティングするのは、大変労力と神経を使います。

だから、間違った方法ではなく、正し手順でカイゼン活動を行えば、90%以上の確率で成果がでると確信しています。会計事務所職員やコンサルタントの方が、もしこのスキルを身に付け、提案していけば、お客様と新たな関係構築が可能になります。

前向きに考えてみませんか?

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